繊細女子の映画語り

繊細女子の映画語り

映画や、たまにドラマの感想を語っていきます。繊細さんでも見られる作品を語ります。(主観ですが汗)

《感想》ネタバレなし「オンネリとアンネリのふゆ」冬の寒さと寂しさを癒してくれる作品

f:id:natuyokaze:20220128122317j:image

(C)Zodiak Finland Oy 2015. All rights reserved.

https://www.onnelianneli.com

 

どうも、冬は好きだけど苦手だな…と思う夏夜風です

冬は寒いし雪もいっぱい降るから大変だ…

 

最近、モヤモヤすることやイライラすることが多くて「とにかく癒されたい…!」と思って、癒されるような映画を鑑賞することにしました。

 

 

選んだ作品は「オンネリとアンネリのふゆ」です。

 

 

「オンネリとアンネリのおうち」ですっかり魅了された私…。

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

癒しと可愛さを求めて今作もワクワクしながら見てみたらやっぱり面白いし優しい気持ちになれました。

 

 

クリスマス時期の物語だったので「クリスマスに見ればよかった…」と少し後悔しましたが(笑)

 

 

2人の可愛らしさと優しい世界、不思議なファンタジー世界が魅力的でした。

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年11月24日(日本)

 

<監督>

サーラ・カンテル

 

<原作者>

マリヤッタ・クレンニエミ

 

<キャスト>

アーバ・メリカント (オンネリ役)

リリァ・リフト (アンネリ役)

エイヤ・アフボ (バラの木夫人)

ヨハンナ・アフ・シュルテン (ウメ・ボーシュ役)

…他

 

《癒される度》

★★★★★星5

《優しくなれる度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★★星5

~あらすじ~

オンネリアンネリは仲良く2人で暮らしています。クリスマスの日が近づいて来た時、2人のお家にプティッチャネンというとても小さな家族が訪ねてきます。

 

小さな家族はバラの木夫人を探していましたが事故に遭い、オンネリとアンネリに助けを求めたのでした。

 

バラの木夫人が見つかるまで小さな家族が2人の家にいることになり、仲良く過ごしていたのですが…。

「オンネリとアンネリのおうち」の注目ポイント

  • 前作と変わらない可愛さと癒し
  • 前作よりもファンタジー要素がある
  • 優しい人と世界に心が温まる

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • 家族で映画を見たい人
  • ファンタジー映画が好きな人
  • 優しい世界に癒されたい人

ストーリーの感想

 

バラの木夫人から可愛らしいお家を買ったオンネリとアンネリでしたが、今作でも2人は仲良く暮らしていました。

 

 

そこにプティッチャネンという小さな一族が助けを求めてやってきて、2人は手厚く家族を迎え入れます。

 

 

そんな小さな家族を狙う女性が現れるのですが…この女性も悪い人ではないんですよね。

 

 

前作と同様、怖いシーンもハラハラするようなシーンもない作品だから子供も繊細さんも安心して見られると思います!

 

 

そして、可愛さも癒しも変わらず堪能できます…。

今作も楽しめる可愛さと癒し

f:id:natuyokaze:20220128123044j:image

 

この作品の魅力は素敵なおうちや景色、そして癒される2人の主人公です。

 

 

「オンネリとアンネリのふゆ」でも、その魅力を十分に感じることが出来ます。

 

 

今作では季節が冬になっていて前作とはまた違った景色を楽しめるのですが、厳しい寒さ…とかは感じず、まったりとした冬を味わえたのが良かった…!

 

 

そして、2人のおうちは変わらず素敵なのですが、小さな一族が暮らしていたドールハウスも可愛かったんです…。

 

 

オンネリとアンネリが遊んでいたドールハウスなんですけど、プティッチャネンが過ごすのにピッタリで癒しの空間になっていました。

 

小さな家に家族が暮らしているって不思議だな

 

家族のために小さな食器に食事を用意しているオンネリとアンネリも可愛いんです…。

 

 

可愛らしさに癒されましたが、今回はファンタジー要素もたくさん楽しめます!

前作よりもファンタジー要素を楽しめる

個人的に前作よりもファンタジー感があるような気がします。

 

 

今作では最初から不思議な世界観が広がっていて、プティッチャネンという小さな家族がやってきて、その家族との不思議な生活が始まるんです。

 

 

小さな家族が小さな車を走らせて人間にバレないように給油していたり、小さくなったり大きくなる魔法のレシピがあったり…。

 

 

子供も大人もワクワク出来るファンタジー要素が満載。

 

とくに最後のシーンは見ていても楽しかったので、ぜひ家族で見てほしいです…!

 

優しい世界観なので、子供も繊細さんも疲れた大人も心が温まりますよ。

優しい世界に心が温まる

f:id:natuyokaze:20220128123436j:image

 

とにかくこの作品はストーリーにもセリフにも表現にもトゲがなくて、優しい世界なんです。

 

 

困ったプティッチャネン一族を快く迎え入れるオンネリとアンネリはもちろん、まわりの大人も純粋で優しいんです。

 

 

前作も今作も悪いことをしてしまう人はいるんですけど、根は優しくて良い人。

 

 

悪人として終わるのは私的に辛いので、ありがたいです…(泣)

 

 

人によってはつまらないと感じるかもしれませんが心にダメージを負いやすい人には本当にオススメです…!

 

たまにはこういう作品を見るのもいいな…と思えるはず!

 

冬の寒さも寂しさもストレスも癒されていきます…。

まとめ<ストレスや疲れを癒すならこの作品>

個人的に溜まった疲れとかストレスを癒すなら、このシリーズを見たいです。

 

 

力を抜いて見られるし癒されるし…

 

 

でもそれだけじゃなくて、少しだけ考えさせられるような部分もあるから、やっぱり親子や家族と一緒に見るのも良いな…と思います。

 

 

冬は寒いし除雪も大変だし憂鬱になることも多いですが、そんな暗い部分を消してくれる作品でした。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

<原作>

《クライム映画に挑戦》感想「オーシャンズ8」クールでオシャレなクライム映画<ネタバレなし>

f:id:natuyokaze:20220125162150j:image

©2018 Warner Bros. All Rights Reserved.

https://wwws.warnerbros.co.jp/oceans8/

 

どうも、意外とクライム映画に興味がある夏夜風です

そんな夏猫の相棒、夏猫だ!

 

今回はクライム映画に挑戦してみました。ビビりな私ですが、意外とこういう作品は好きです(笑)

 

 

今回挑戦したのは「オーシャンズ8」です!

 

 

シリーズがたくさんある事を知らず…この作品から見てしまいましたが、それでも面白い!

 

 

みんなかっこよすぎる(笑)

 

 

たぶん、今回は「かっこいい」を連発していると思います…(ごめんなさい)

 

 

この作品は繊細な方でも意外と見られるような気がします…!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年8月10日

 

<監督>

ゲイリー・ロス

 

<キャスト>

サンドラ・ブロック (デビー・オーシャン 役)

ケイト・ブランシェット (ルー 役)

アン・ハサウェイ (ダフネ 役)

サラ・ポールソン (タミー 役)

ミンディ・カウリング (アミータ 役)

リアーナ (ナインボール 役)

オークワフィナ (コンスタンス 役)

…他

 

《クール度》

★★★★星4

《ハラハラ度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

デビーは5年8か月の服役から仮釈放されましたが、ある壮大な計画を実行しようと考えます。

 

昔仲間だったルーを含めて犯罪のプロなど7人の女性を集め、ニューヨークの美術館で開催される世界的なイベントで1億5000万ドルの宝石を盗もうとしますが…。

オーシャンズ8」の注目ポイント

  • シリーズから独立したストーリー
  • 可愛くてクールな7人…
  • 魅力あふれるファッションにもワクワク

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 女性が活躍する作品を見たい人
  • 痛快でドキドキ出来る映画が好きな人
  • オシャレで大人っぽい作品が好きな人

ストーリーの感想

 

以前、地上波で放送していた時に見たので今回が2回目の鑑賞です。

 

 

2回目もやっぱり面白い!

 

 

オーシャンズ8」では、女性が集まって壮大な計画を実行するわけですが…。

 

 

女性だからといって色仕掛けをするわけではなく、綿密な計画を立ててしっかりやり遂げるんです。

 

 

これが良い所だな…と感じました。

 

 

このシリーズを知らない人でも問題なく見られるのもありがいです…!

シリーズから独立したストーリー

f:id:natuyokaze:20220125162230j:image

 

地上波で放送された時にシリーズものだと知らないまま見ちゃったんですけど、それでも問題なく楽しめました

 

 

所々で繋がりを感じるようなシーンはあったんですけど、置いていかれるようなこともなく…。

 

 

今までの作品を見ていない私だけど”シリーズから独立したストーリー”だと認識出来ました。

 

 

新しい「オーシャンズシリーズ」…という感じなんでしょうか?

 

 

物語も最初からワクワク出来たし、デビーのプロの腕が凄すぎて笑っちゃうほどでした(笑)

 

 

デビーは7人を巻き込んだ計画に私情を挟んでいたけど、変ないざこざも起きず安心しながら見てました。

 

みんなの個性や得意なことが活かされてたのも良かったです!

 

あと、ドロドロとした感じも無いし、割とさっぱりしてるから見やすかったです。

 

 

ドンパチも無いから本当に安心して見られました(笑)

 

 

そして何より7人がかっこいい。

 

 

そう、とにかく女性陣がクール! かっこいいんです…!

可愛くてクールな7人

やっていることは犯罪だしダメな事なんだけど、それでもかっこよすぎる(笑)

 

 

計画も行動もクールでスマート。なんなら会話もスマート…。

 

 

とくにルーが女性的な優しさと男性的なかっこよさがあって独特の色っぽさを感じました…。

 

 

とにかく終始かっこよくて、声も落ち着くという…好きだ…。

 

 

他にも、家庭を持っているタミーも良いですね。おとなしそうだけど、やることはやる!みたいな(笑)

 

 

アミータとかコンスタンスもお気に入りキャラです(というか皆好き…。)

 

 

ナインボールとかアミータとかタミーとか…時々かわいいと感じる所もあるんだけど、やっぱりカッコいいなと(笑)

 

 

多様性を感じるようなメンバーだったし、お互いを信頼し合いながら計画を進めていくのがワクワクしました。

 

あと、ダフネも独特なキャラで憎めなくて好きだ

 

そして個性的なキャラクターが魅力的に感じるのは、ファッションも素敵だからかな…と思います。

魅力が溢れるファッション

f:id:natuyokaze:20220125162242j:image

 

とくにデビーとルーのファッションが素敵で、この作品の1つの魅力ですね。

 

 

2人とも、私じゃ着られないような服を着こなしていて憧れます…(笑)

 

個人的にやっぱりルーのファッションが好き…(*´ω`)

 

あと、ダフネのスタイルとファッションにも注目してたし、ファッションデザイナーのローズの服装も素敵だった…!

 

 

デビーを演じたサンドラ・ブロックは映画の中で60回、ルーを演じたケイト・プランシェットは38回も着替えたそうです…。

 

 

シーンが変わるたびに、そのキャラの特徴を表すような服装を見られるのが楽しかったです。

 

 

オシャレが好きな人は私以上に楽しめると思うし、こういう楽しみがあるのは女性が活躍する映画ならではかも…。

 

 

ファッション祭典のシーンでは、色々なドレスを楽しめるから見てほしいです…!

まとめ<繊細でも見やすい犯罪映画かも?>

こういう映画はドンパチがあるんじゃないかと不安になりますが…

 

 

オーシャンズ8ではそれが無いから、安心して見ることが出来ます。

 

 

繊細でもこういう作品が見たい…!という方向けかもしれません。(私には合ってました)

 

 

もちろんハラハラドキドキする時はあるけど、大丈夫!みんなスマートに行動してくれますから…!(笑)

 

 

良ければ女性7人の、大人カッコいい姿を見てみてください!

 

 

では今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

私が今年見た「繊細さんにおすすめの映画5作品」をご紹介!

f:id:natuyokaze:20211230104916j:image

 

どうも、もう今年も終わりますね

穏やかに年を越したいな!

 

さて、今回は今年最後の記事になります。

 

 

今年ブログを始めましたが、つたない文章を見てくださる方、スターをくださる方、コメントをくださる方、読者登録してくださる方…

 

 

本当にありがとうございます(泣)

 

 

来年はもっとまい進していこうと思います…!

 

 

そして今回は、

 

 

私が今年見た

繊細さんにおすすめ出来る映画 5作品

をご紹介しようと思います。

 

 

同じ繊細さんでも、人によって苦手な物や好きなものが違うと思うので、その映画の特徴についてもご紹介しますね。

 

 

私個人の感想になるので、参考にならないかもしれませんが…(汗)

 

 

良ければご覧ください。

 

繊細さんにおすすめ出来る映画 5作品

ブログのタイトルに書いてある通り、私は繊細な人間。

 

 

最近よく聞く「HSP」というものに該当する人間だと自分で思っています。

 

 

HSPとは音や光に敏感で、他人の感情をリアルに感じやすく、そのため疲れやすい気質を持った人のこと。)

 

 

なので、映画やドラマが好きだけど疲れやすいしストーリーの内容を引きずりやすいんです。

 

 

そのため、アクションやSF、天変地異、戦争、暴力…などがある映画が得意ではありません。(見たいし気になるけど…)

 

 

たぶん、私以外にもそういった人は結構いるんじゃないかと思っています…。

 

 

なので、私と同じような繊細さんや怖がりさんにオススメ出来る映画をご紹介します…!

 

 

人によって何が苦手なのかは違うと思うので作品の特徴や注意点も書いていきます。

1. オンネリとアンネリのおうち

「オンネリとアンネリのおうち」は、どんな人にもおすすめ出来る映画だと個人的に思います!

 

 

フィンランドから届けられる可愛くて癒しのある世界観が、たまりません…。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

オンネリアンネリは仲良しのお友達。2人は親に構ってもらえず、寂しい思いをしていました。

 

そんなある日、ひょんなことから2人だけのおうちを手にすることになりました。

 

可愛らしい家と十分に揃った家具たち。そして大好きな友達。幸せな時間を過ごしていましたが、2人のおうちに泥棒が…。

 

 

人によって、オンネリとアンネリのいる環境が可哀想に思えるかもしれませんが、何といっても2人が元気いっぱいで可愛さ満点だから、こちらをネガティブにさせません。

 

辛くなる要素が全然ないから、安心して見られるぞ!

 

不思議な魔法や可愛い家具、温かい人達…何もかもが癒しです。

 

 

家族で見るのもおすすめ、1人でまったり見るのもおすすめです!

 

 

~注意点~

刺激が抑えめでストーリーものんびり進んでいくので、ほんの少し刺激が欲しい方には物足りないかも…。ファンタジー要素もあるので苦手な方はご注意ください。

2. たこ焼きの詩

この映画は、たぶん結構マイナーな作品なのかな…?

 

 

母子家庭で少し辛い現実もあるけど、とても温かい作品です。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

大阪で暮らす。家計が苦しく、いつも食べるたこ焼きは「たこ」が入ってません。

 

それでも笑って幸せに暮らす2人。しかし、ちょっとした問題も起きてしまいます。

 

それでもお互いを思いやる2人に、好機が訪れます…。

 

 

タイトルにある通り、たこ焼きがたくさん出てくるので「たこ焼き食べたい!」ってなる映画です(笑)

 

 

物語は物凄く平凡で、のんびりしています。

 

本当に親子の日常を切り取った感じです

 

でもそれが良い。

 

肩の力を抜いて安心して見ることが出来るんです。

 

 

そして辛い現実があっても、こちらが辛くなるように作られていません。

 

 

「死」というものですら、悲しくなくて温かいものにしている気がします。

 

 

母と娘の優しい心に触れることが出来る、繊細さんにおすすめの映画です。

 

 

~注意点~

起承転結を求めている人は合わないかも…。裕福では無い家庭に切なさも感じることがあります。74分と短い映画なのでまったりとした時間に見るのにおすすめです。

3. 日日是好日

日本を感じたいならこの映画だなと、思いました。

 

 

大森典子さんのエッセイが映画化したもので、色々なものを深く味わることが出来ます。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

大学生の典子は母の勧めで、いとこの美智子と共に茶道を習うことになります。

 

武井先生の元で習いますが、教えられるものはどれも2人にとって”変”なものでした。しかし、少しづつ理解できることが増えていきます。

 

葛藤や挫折、大切な人達との別れなど辛いことを経験する典子は、茶道を通して見えてくるものがありました。

 

 

日本文化を感じたい人、日本特有の静けさを感じたい人にはオススメの映画です!

 

 

畳の擦れる音、水やお湯を注ぐ音、雨の音、穏やかな声。

 

 

そして茶室に注がれる光、四季折々の風景…など、ほっと出来る要素が多いんです。

 

 

繊細な人は、音や光に敏感で人のざわめきが苦手だと思うのですが、

 

 

この映画では耳心地の良い音が多く、そして美しい風景を見ることが出来るので安心できるんです。

 

何度も味わいたくなるような安心感があるんだ

 

個人的には、繊細さんにおすすめ出来る映画だと思っています!

 

~注意点~

主人公の挫折や悩みなど、辛いシーンがいくつかあるので、そういった感情を受け取りやすい方は注意した方が良いかもしれません(汗)

 

受け取りやすくても見るのは平気だという場合は、ぜひ見ていただきたいです…!

4.パディントン

子供も大人も癒されて笑える映画。とにかくクマのパディントンが可愛い(笑)

 

 

そして、色彩がとてもきれいだし、家具や街並みも素敵だから、見るのが楽しい!

 

 

パディントンの吹き替えを担当した松坂桃李さんの声が優しくて、すごく落ち着けるのも魅力です。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

クマのパディントンは今まで住んでいた場所を失い、ロンドンへと訪れます。

 

ロンドンで出会ったブラウン一家に助けられますが、色々なハプニングを起こしてしまいます…。

 

さらにはパディントンを狙う謎の女性も現れ、穏やかに時は進んでくれません…。

 

 

クマのパディントンは知性があって言葉を話せるんですけど、人間の生活に慣れていないからハプニングを起こしちゃうんです。

 

 

それが可愛いし、癒し(笑)

 

 

話し方ものんびりとしていて、動きも可愛い。

 

 

そして彼だけじゃなくブラウン一家も魅力的

 

 

私は母のメアリーが好きです。ふわふわとしてて不思議ちゃんっぽい性格だけど、これが癖になる…(笑)

 

 

あとブラウン家の部屋も個性が溢れていて凄く素敵

 

 

見て楽しい、見て癒される。そんな作品です。

 

 

家族でも見れるし、恋人同士や友達と一緒に見ても良いと思います…!

 

~注意点~

ちょっぴりハラハラする所や切ないシーンがあるから注意です…!あとハプニングが苦手な人も注意かな…(汗)

 

でも、ハプニングが苦手な私も見れたので、辛くなるほどじゃないと思います。

5.  しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

これは今年見た中でベスト5に入るくらいお気に入りの映画です。というか多分ずっと好きな作品だと思う…。

 

 

正直、これをおすすめに入れるか迷ったのですが…。

 

 

HSPの方って感受性が豊かだと思うんですが、そういった人だからこそ、この映画を見てほしいという気持ちがあります。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

モード・ルイスは重度のリウマチで体を思うように動かせませんが、エベレットという男性の家で家政婦として働くことになります。

 

エベレットは無愛想で酷い言葉を言うこともありましたが、2人は少しづつ惹かれていきます。

 

2人で暮らす中、モードが描く絵が少しづつ売れるようになり、彼女はカナダでもっとも有名な画家の1人として名を知られることになります。

 

 

あらすじを見てもらうと分かるかもしれませんが、モード・ルイスは実在の人物。この映画では彼女の半生を描いています。

 

 

体が不自由でまわりから変な目で見られることが多かったモードですが彼女の心の強さと豊かさに驚かされます。

 

 

どんなに絵が売れても便利なものに頼ろうとせず、昔と変わらない暮らしを選んでいたのがすごい…。

 

 

そして、そんな彼女を支えるエベレットの優しさにも感動しました。

 

 

素直じゃないから酷いことを言うこともあるけど、とにかくモードに対する愛情が深い

 

不器用な優しさと、真っ直ぐな愛情が本当に素敵なんだ

 

正直辛いシーンもあるからオススメするのはやめようかと思ったんですが…

 

 

繊細な方にこそオススメ出来るかもしれないなと…。

 

 

感受性が高くて深くまで色々な事を考える人だからこそ、この作品の素晴らしさを人一倍感じてくれるかもしれないと思いました。

 

 

モードの心の豊かさ、エベレットの深い愛、癒されるような絵など、心が震えるような感覚になれるのでぜひ見てほしいです。

 

 

~注意点~

感動するし、心の豊かさの大切さを知ることが出来る映画ですが、辛い現実も受け止めることになるのでご注意ください…!最後は泣けると思います…。

<まとめ>繊細でも映画を楽しみたい

私は気弱だしすぐ心にダメージを受けるし、映画やドラマ、アニメを見ていても悲しいシーンは結構引きずります…。

 

 

でも、それでも映画は見たいんですよね…。

 

 

SFとかアクションも気になるし、最近はホラーも挑戦してみたい。(笑)

 

 

私と同じような人が他にもいるかもしれないからそういった人が参考になれるような映画紹介をしていけたら良いなと思っています。

 

 

その映画の注意点や特徴、繊細さんにおすすめ出来るかどうか、細かく書いて行けるように頑張ります…!

 

 

今回は「繊細さんにおすすめの映画 5作品」をご紹介しましたが、参考になれたら嬉しいな…(ドキドキ)

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

よいお年をお迎えください!

ありがとうございました!

《ミステリーに挑戦》感想&考察「切り裂き魔ゴーレム」単純な真相では物足りない人におすすめの良質ミステリー。※後半ネタバレ

f:id:natuyokaze:20211220125354j:image

© eiga.com inc. All rights reserved.

https://eiga.com/movie/88244/photo/

 

英国ミステリーに惹かれてしまう夏夜風です

英国って魅力的だよな

 

シャーロックホームズなど、1800年代後半(ヴィクトリア朝)くらいのイギリスの雰囲気が私は好きなんですが…

 

 

今回、同じ時代が舞台の「切り裂き魔ゴーレム」の感想を語りたいと思います。

 

 

だいぶジメジメとした雰囲気で、最初から最後まで重苦しい空気が漂います…。

 

 

グロい残酷なシーンや女性の苦しみが映し出されることが多いので、繊細さんにはおすすめ出来ないかも…(汗)

 

 

ストーリーも複雑で、少しサスペンス要素もあるのかな?という印象がありました。

 

 

物語は、夫殺しを疑われた女性と、2つの事件の真相を解き明かそうとする刑事が中心になって動きます。

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年2月6日(日本)

 

<監督>

フアン・カルロス・メディナ

 

<キャスト>

ビル・ナイ (ジョン刑事 役)

オリヴィア・クック (リジー 役)

マリア・バルベルデ (アヴェリン 役)

ダグラス・ブース (ダン・リーノ 役)

…他

 

《演出がすごい度》

★★★★星4

《残酷度》

★★★★★星5

《繊細さんへのおすすめ度》

星1

《ミステリー好きへのおすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

19世紀のロンドンのある地区では、連続殺人犯「ゴーレム」の話題で持ち切りになっていました。

 

刑事のジョンは、容疑者の1人が既に亡くなっていることを知り、彼を殺したと疑われる妻・ジーの元へ訪れます。

 

ジーは無実を訴えており、ジョンは夫殺しと連続殺人犯の両方の事件を追うことになりますが…。

「切り裂き魔ゴーレム」の注目ポイント

  • 演出や語り口調が独特
  • 良質なミステリー&サスペンスを楽しめる
  • 事件が解決するだけでは終わらない物語

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • ミステリーが好きな人
  • 残酷なシーンも耐えられる人
  • 人々の感情や状況が入り乱れる物語が好きな人

登場人物

刑事:ジョン・キルデア

連続殺人犯「ゴーレム」の事件を担当することになった刑事。

 

複雑な過去を持つリジーに対して同情するようになり、彼女のためにゴーレムを突き止めることになっていきます。

 

夫殺しを疑われるリジーは、女優として活躍しています。母や男性に虐待されるという辛い過去を持ち、女優になってからも厳しい現実に苦しみます。

 

ジョン・クリー

ジーの夫で、無名の劇作家。ゴーレムの容疑者の1人であり、犯行を知られるのを恐れて自殺した可能性が高いと刑事は考えます。

 

劇場の人物たち

ダン・リーノ:ジーの師であり、人気俳優。ゴーレムの容疑者の1人。リジーを気にかけており、大切に思っていたよう。

 

アヴェリン:元女優。リジーをライバル視しており、何かと優位に立とうとします。

ストーリーの感想

 

物語はジョン・クリーが亡くなっているところから始まります。

 

 

彼の妻、リジーが犯人だと疑われて裁判にかけられます。

 

 

一方で「切り裂き魔ゴーレム」による犯行と思われる事件が起き、主人公のジョンは調査を進めることに。

 

 

容疑者の1人であるジョン・クリーが亡くなっている事を知り、牢にいるリジーの元を訪れます。

 

 

ジョン・クリーがゴーレムだとすれば、犯行を知られるのを恐れて自殺した可能性が高いとジョンは考え、リジーを救うためにも調査を進めていきますが…。

 

 

まず、ジョンが2人もいるから分かりづらいな!

 

それだけじゃなく、ストーリー自体も複雑で分かりづらい部分があるかな…という印象が。

 

 

色々な人の思惑が溢れているし、2つの事件を同時に進める形なのでついていくのも大変だったり…。

 

 

ミステリーだけどサスペンス寄りかな?という感じもしました。

 

 

でも、この映画は「英国の良質なストーリーを楽しめる」のがポイントです。

良質な英国ミステリー

f:id:natuyokaze:20211220125614j:image

 

ストーリーが複雑で色々な人の私情が絡み合うからこそ、観客をドキドキさせてくれるのも確かですよね。

 

 

この映画はまさにそれかな…と思います。

 

 

一筋縄ではいかないストーリーと共に、登場人物たちの複雑な心境や事実が明らかになっていき、作品に引き込まれて行きます。

 

 

英国ミステリーの良質さとサスペンス要素が、こちらを楽しませてくれるんです。

 

 

「犯人がこの人だ」「真相はこうだ」と単純に明かされていくわけでも無いので、複雑さが好きな人にもおすすめかも…。

 

 

あと個人的に、19世紀のイギリスが舞台になっているのが余計に良い…!(笑)

 

 

あの時代特有の怪しげな雰囲気が好奇心を刺激してくれるんですよね…。

 

 

物語は全体的にジメジメとしているというか…決して明るくないから、繊細な方が見る場合は気合を入れるのをオススメします…!

 

 

それでも私が最後まで見れたのは、ストーリーが良いというのと、登場人物の言い回しや演出が面白いことが理由にあります。

演出や言い回しが独特

個人的に、言い回しが独特で面白いな…という印象がありました。

 

 

本当に独特な所もあって「ん…?」ってなる時もあるんですが…(理解できないだけかも汗)

 

 

演出の仕方や言い回しが舞台っぽくて、映画というより演劇を見ているような錯覚に陥りそうになります。

 

 

これは悪い意味じゃなくてジーという人物の半生を演劇で見ている気分になるんですよ。

 

 

これは他のミステリー映画にないような要素なんじゃないかと…!

 

ただ…グロさをもう少し抑えてもらえたら、ありがたかった…

 

結構グロめなシーンとか残酷なシーンがあるから、そこは辛かったかな…。

 

 

もちろん演出として、そういったシーンがあっても良いと思うんですけど、もう少し柔らかな表現だったら嬉しかったですね…(汗)

 

 

こういうのが苦手な人は注意です!

 

 

そして、やっぱりこういう作品は考察するのも一つの楽しみですよね。

最後の考察 ※ネタバレ

 

※ココからネタバレしているのでご注意ください!

 

 

f:id:natuyokaze:20211220130011j:image

 

 

夫殺し&連続殺人事件の犯人がリジーだったわけですが…

 

結局リジーって何がしたかったの?っていう疑問が浮かぶよな…

 

せっかく夫がゴーレムになってくれそうだったのに、自ら犯人だと明かして…。

 

 

最初は「よく分からない展開だ…(でも面白い)」

 

 

という感じでしたが、リジーの心境を考えると納得できる展開だったかも…。

ジーについて

ジーがゴーレムだと自ら明かしたのは大物として死んでいきたかったからなんですかね。

 

 

最後の方で、リジーがジョンに対して言っていた言葉…

 

「死ぬにしても夫の毒殺でなく 自分の功績で名を残したいの」

引用:「切り裂き魔ゴーレム」

 

これは世間を恐怖に陥れたゴーレムとして名を残したいということなんですかね…。

 

 

夫の毒殺というちっぽけな役で終わるより、世間を揺るがした大物として幕を閉じたい…っていうことですよね。

 

 

彼女はとにかく女優として成功したい…そして名を残したいという気持ちがあったんだと思いますが…

 

 

過酷な環境が、彼女の心と夢を歪ませてしまった…という感じでしょうか。

 

ジーは死ぬまで、自分が作り上げた舞台で役を演じてたんだろうな

ジョンについて

主人公のジョンは、なぜあんなにリジーを助けようと躍起になっていたのか。

 

 

恋心ではないですよね。

 

 

たぶん彼はリジーに自分を重ねていたんでしょうね。

 

 

世間から見たら成功者である2人は、苦労を知らないと誤解され…

 

 

でも懸命に生きていても、実力を認めてもらえない…

 

 

同じような境遇だとジョンは感じたんではないでしょうか。

 

 

だからこそジーを救って自分も救われたかったのかも。

 

 

でも正直、ジョンの役回りが少し不憫というか…リジーに上手く転がされていて活躍を感じられなかったのが残念だったかな…。

最後の展開について

ジーが亡くなったあと、劇場ではアヴェリンがリジーを演じていましたが…。

 

 

死刑のシーンで事故が起き、アヴェリンは亡くなります…。

 

 

これって本当に事故なの? なぜダンはこのまま続けようとしたの?

 

 

という疑問が私の中で浮かびまして…。

 

 

ジーを利用して女優として返り咲こうとしたアヴェリンの因果応報…とも考えられるし

 

 

 

ジーを大切にしていたダンがアヴェリンを死なせようとわざと事故を起こさせたのか…

 

 

どちらもありえそう…。

 

 

そしてダンがこのまま続けようと決めた理由…。

 

 

不運な女性を演じ続けたダンが、リジーを演じたいという強い気持ちがあった…?

 

 

それを考えると、ダンがわざと事故を起こして代わりにリジーを演じるようにしたのかな…?

 

 

もしくはジーの名前と意思を残したいと思ったから…?

 

んん、わからない…!

 

だけどジーが舞台に蘇ってる感じで終わってるんですよね。

 

 

一度死んだ彼女が、ダンの意思と行動によって再び蘇って登場した…。

 

 

っていう素敵演出なんですかね(思考停止)

 

 

あの終わり方は個人的に好きでした。

まとめ<良質な舞台を見ているような気になれる>

今回もつたない文章で語っていきましたが…。(笑)

 

 

こういった作品は見るのに気合を入れないといけませんが、やっぱり面白いので好きです。

 

 

「切り裂き魔ゴーレム」は、映画だけど演劇を見ている気分にもなれるし、ミステリー&サスペンスだけど、1人の女性の人生を鑑賞している気分にもなれるんですよね…。

 

 

他にはない、ちょっと不思議な作品なのかも。

 

 

これはぜひ小説も読みたい…!

 

 

ということで今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

【小説】

《感想》微ネタバレ「風をつかまえた少年」渇ききった世界で少年が掴んだ奇跡と未来。

f:id:natuyokaze:20211210120853j:image

引用:映画配給会社 ロングライド Facebook

映画配給会社 ロングライド - 映画配給会社 ロングライドさんが写真を追加しました (facebook.com)

 

どうも、アフリカのことがよく分からない夏夜風です

アフリカにも猫居るかな?

 

前に鑑賞したものの記事にするか悩んでいた映画を、今回は書いていこうと思います。

 

 

風をつかまえた少年

 

 

アフリカの最貧困のマラウイで暮らす少年の実話なのですが、とても辛いシーンが多く、思いがけず私にとって挑戦した作品になりました。

 

 

当時14歳だったウィリアムが住むマラウイを大干ばつが襲い、長い飢饉が続きます。

 

 

大干ばつ、同時多発テロなどが起こり国は大混乱。支援も無く盗みが横行し、人が亡くなっていく。

 

 

そんな中、14歳のウィリアムが人々を救うため風車を利用し、畑に水を引くことを思いつきます。

 

 

暗い話や辛いシーンが続きますが、最後はとても感動出来る作品なのでおすすめです。

 

 

微妙にネタバレを含んでいるのでご注意ください…!

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2019年8月2日

 

<監督>

キウェテル・イジョフォー

 

<キャスト>

マックスウェル・シンバ (ウィリアム 役)

アイサ・マイガ (母・アグネス 役)

キウェテル・イジョフォー (父・トライウェル 役)

リリー・バンダ (姉・アニー 役)

…他

 

《辛い現実と向き合う度》

★★★★★星5

《最後は感動する度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

14歳のウィリアムは優しい家族と仲良く暮らし、学校へ行き勉強していました。しかし、2001年に彼が住むマラウイを大干ばつが襲います。

 

政府からのまともな支援はなく、人々は飢饉に苦しみます。そして学費が払えないことでウィリアムは学校に行けず、図書館で勉強をすることに。

 

そこで出会った1冊の本が、彼や人々の人生を変えることになりました。

「風をつかまえた少年」の注目ポイント

  • 大切に想い合いあう家族
  • 少年の真っ直ぐな思い
  • 残酷な現実と奇跡

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • 実話の作品が好きな人
  • 奇跡を見届けたい人
  • 心に刺さる映画を見たい人

登場人物

ウィリアム

勉強熱心なウィリアムは、学費を払えず学校をやめることになった後も、内緒で図書館に通っていました。

 

図書館で「風力発電」というものを知り、独学で風車を作る事を決意します。

 

ウィリアムの家族

ウィリアムには父、母、姉、そして赤ちゃんの妹がいます。

 

お互いを想い合って過ごしていましたが、飢饉に苦しむようになってから争いが多くなります。

 

姉のアニーはウィリアムの学校の教師と交際していますが、色々なことが重なり、順調に物事が進んできません…。

ストーリーの感想

 

とにかく思っていたより、内容が重ためでした…!

 

 

「これ最後まで見れるかな?」と少し不安にはなったんですが、引き込まれるストーリーと、どんなふうに風車を作ったのかも気になったので最後まで見ました。

 

 

割と最後の方まで厳しい現実が映し出されていたし、救われない人もたくさんいて、辛かったです。

 

 

そんな中、家族を想い合う気持ちやウィリアムの真っ直ぐな気持ちが、救いでした。

苦しい中でも想い合う家族

f:id:natuyokaze:20211210122424j:image

 

母も父も姉も、とても優しくて家族を大事に思っているんです。

 

 

それぞれの役割があるから、それを全うして日々を暮らしていたんですが…。

 

 

飢饉によって苦しみ始めてから、争いが多くなるんです。

 

 

みんな余裕が無くなるから感情的に思いをぶつけてしまって、お互いに傷ついてしまうんですね。

 

 

ずっと穏やかだった母が父に対して強く当たってしまう時や、優しい父がウィリアムに対して怒鳴りつけることもありました。

 

それだけ切羽詰まった状況だったってことだよな

 

姉も自暴自棄的に言葉を発した時もありました。

 

 

しかし、そんな時に母が強く𠮟りながらも「あなたが飢えで苦しんでいたら、私の腕を食べさせる」という風に言っていたのが、すごく印象に残りました。

 

 

父は、本当に少ししかない食料を皆に与えて、自分は食べないことも…。

 

 

姉のアニーは、大学に行きたい気持ちや恋人への気持ちなど、複雑な心境を抱きながら、家族を想って行動していたり。

 

 

そして、ウィリアムはまわりに変な目で見られても、父に怒鳴られても諦めずに行動し奇跡を起こします。

 

 

苦しくて余裕が無くなり争いが多くなっても、根本的な部分ではお互いを思いやる気持ちがあって、見ているこちらも救われました。

 

 

とくに、ウィリアムの真っ直ぐな気持ちがぶれないでいてくれて、良かったです。

ウィリアムの真っ直ぐな思い

どんなに苦しいことがあっても、学びへの姿勢や風車を作る事への思いがぶれないのは、色々考えさせられました。

 

 

彼らは学びたくても学べない、そして食べたいけど食べられない状況にいて、それが当たり前になりかけていたんですよね。

 

 

いまだに雨乞いをしている父でしたが、この苦境を乗り越える現実的な手段を選んだウィリアムは素晴らしいと思います。

 

 

まわりからなかなか理解されないし「こんな時に何をしているんだ」と言われたり、風車を「オモチャか?」と言われることも。

 

 

だけど、ウィリアムにとって風車は人を救うためのものだし、真剣に取り組んでいるから「オモチャじゃない!」と強く否定するんです。

 

とにかく諦めないし、くじけないんです。

 

これは「学びの強さ」でもあるし「学びの大切さ」だなと思います。

 

 

ウィリアムは勉強する機会を奪われて独学で学んでいたけど、学ぶ環境がもっと整っていたら、もっと早く人々を救えたかも…と考えると辛いですね。

 

 

だけど、彼の強い思いが結果的に過酷な現実を変えていくんです。

残酷で過酷な現実に起こった奇跡

f:id:natuyokaze:20211210122434j:image

 

大干ばつが起きた頃、同時多発テロによって世界が大混乱に陥り、政府からの支援がまともに受けられませんでした。

 

 

国にそれを訴えかけた村長は暴行され、口封じされてしまいます。

 

 

その後、やっと食料が届いたと思っても少ない量のため、受け取れる人が限られてしまいました。

 

 

このように、とにかく残酷で過酷な日々が続くんです。

 

 

食料がないし、お金もないから盗みが横行したり、人々や動物が亡くなるんです。

 

暴行されてるシーンとか、亡くなるシーンは見ていて本当に辛かった

 

しかし、ウィリアムの強い思いによってその現状が変わっていくんです。

 

 

人々が突き動かされ、最後は奇跡が起こります。

 

 

正直、そこに至るまでが長く感じて辛さが増すんですが…。

 

 

見ているこちらも「奇跡を起こしてくれる」と信じてみていました。

 

 

最後は本当に感動と安堵。そして、とても勇気をもらえました。

まとめ<自分も彼のようになれるだろうか>

ウィリアムが風力発電装置を作るのにはかなりの時間と努力が必要でした

 

 

風車を作るために、家業を手伝いながらごみ捨て場で風車の部品を入手していました。

 

 

この間、人々に色々な噂をされていたそうです。母親からも不審な目で見られてしまっていたよう。

 

 

それでも彼は負けず、風車を作ることを頑張ったんですね。

 

 

私はとても恵まれた環境にいて「いつか誰かがやるだろう」と、何でも受け身の姿勢でいますが…

 

 

もし、危機的状況になった時に「自分も彼のように行動できるだろうか」と考えたら、自信がありません…。

 

 

それでも、苦しい時や辛い時は、ウィリアムを思い出して自分に出来ることをやっていきたいです。

 

 

そして学ぶことの大事さを訴えかけられたような映画でした。

 

 

気を楽にして見ることは難しい作品ですが、多方面から訴えかけられるような感覚になるので、気になった方は見てみてください。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

 

【小説はこちら】

《感想》ネタバレなし「ボス・ベイビー」死闘を繰り広げる(?)偽の兄弟は本物の家族になれるのか…。

f:id:natuyokaze:20211207123445j:image

DreamWorks The Boss Baby Back in Business © 2019DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

ボス・ベイビーオフィシャルサイト | 劇場版 (universal-kidsstudio.com)

 

どうも、いつもベイビーに癒されている夏夜風です

赤ちゃんは何をするか分からないから苦手な夏猫だ

 

私は元々赤ちゃんや小さい子が好きだったんですけど、姪が生まれてから愛が爆発していて。

 

 

そんな私が必然的に惹かれた映画が「ボス・ベイビー」でした。

 

 

今月に続編の「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」が公開されますね。

 

 

そして公開の日に、地上波初放送されるんですね。知らなかった(笑)また見るしかない!

 

 

ワクワクしながら見始めたんですが、もう最初の方から期待値を上回ってくれる感じで、最後まで笑って癒されて楽しめました!

 

 

ボスベイビーの吹き替えを担当したムロツヨシさんも最高…。かなり癖になる赤ちゃんでした(笑)

 

 

詳しく語っていきます。

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年3月21日(日本)

 

<監督>

トム・マググラフ

 

<キャスト(吹き替え)>

ムロツヨシ (ボスベイビー 役)

芳根京子 (ティム 役)

宮野真守 (大人のティム 役)

乙葉 (ティムのママ 役)

石田 (ティムのパパ 役)

…他

 

《子供も大人も楽しめる度》

★★★★★星5

《笑えてじーんと来る度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★★星5

~あらすじ~

7歳のティムは両親から注目され、愛情いっぱいに育てられていました。ある日、スーツを着こなした”弟”が家にやって来たことで生活は一変。

 

両親は赤ちゃんに付きっきりということもあって、ティムは弟を良く思っていませんでした。

 

しかも、なんだか怪しい赤ちゃんは中身が”おっさん”であり「赤ちゃんが愛される社会を維持する」ため、日々働いていたのでした…。

ボス・ベイビー」の注目ポイント

  • 声優陣の演技が良い
  • 手を取り合うティムとボスベイビー
  • 意外と深いテーマがある

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 家族で映画を見たい人
  • 笑ってほっこりする映画が好きな人
  • 癖のある赤ちゃんを見たい人

ストーリーの感想

 

予告を見ていただくと分かる通り、この映画では赤ちゃんのキュートな姿をたくさん見ることが出来ます。

 

 

私は、最初のプリプリお尻からノックアウト状態で、かなりワクワク(笑)

 

 

そして、ボスベイビーの吹き替えを担当したムロツヨシさんの演技が凄く良かった…。

吹き替えがとても良かった

f:id:natuyokaze:20211207123242j:image

 

あんな可愛らしい赤ちゃんからおじさんの声が出るって、想像できませんよね(笑)

 

 

でもこれが結構癖になるんです。

 

 

吹き替えのムロツヨシさんの演技が上手だったし、真面目にやりつつふざけてるのが良かったです(笑)

 

 

おふざけと真面目のバランスがちゃんとしていたから、冷めてしまうこともありませんでした。

 

 

そして、ティムの吹き替えを担当した芳根京子さんも良かったです。

 

 

誰が担当しているのか知らないまま見たんですけど、全然違和感が無いし調べるまで彼女が吹き替えしていることに気づかないほどでした。

 

完全にティムになりきっていて、最後まで楽しめたな

 

そして、個人的にはムロツヨシさんと宮野真守さんの掛け合い?がお気に入りです(笑)

 

 

宮野真守さんは大人のティムを担当しているんですが、他にエルヴィス・プレスリーのファンを大勢担当しているんです。

 

 

ボスベイビーとそのファンが話す(?)シーンがあるんですけど、かなりふざけ合っていて笑えました(笑)

少しづつ距離を縮めていくティムとボスベイビー

最初、ティムとボスベイビーは険悪な雰囲気なんですが、少しづつ距離を縮めていくんです。

 

 

簡単に進んでいくわけではないんですが、傲慢で冷たく見えるボスベイビーも意外と優しかったり思いやりがあったり…。

 

 

ボスベイビーを嫌っていたティムが、お兄ちゃんらしい姿を見せることも。

 

 

家族や兄弟とは言えなかった2人が、それらしくなっていくのが微笑ましかったです。

 

そもそもボスベイビーは、愛情を知らないまま精神が成長したんですよね…

 

愛情を知らないから家族になるのも難しかったのかも…。

 

 

ティムは「愛情」や「理想」の世界にいて、ボスベイビーは「物質的」「現実的」な世界にいるから、分かりあうのも難しいんですよね。

 

 

どちらも間違っている事ではないですし。

 

 

その世界で生きていたら、それが当たり前になっていきますもんね。

ストーリーについて少し考えてみる

f:id:natuyokaze:20211207123254j:image

 

最初、空想が好きなティムが、いきなり現れた赤ちゃんに嫉妬して無意識に「ボスベイビー」というものを作ったのかなと考えてました。

 

 

実際は本当の赤ちゃんなんだけど、ティムにはそう見えている…みたいな感じ。

 

 

でも、続編のあらすじを見たら空想ではなさそうで、面白い世界観だなと再認識しました。

 

 

そして「ボス・ベイビー」は「愛」がテーマなんですかね。

 

 

”愛を知っている子” と "愛を知らない子”の違いが感じられます。

 

 

あと、ボスベイビーが家庭を顧みない人を表している感じですね。

 

そういう父親や母親に見てもらいたい作品でもあるかも。

 

 

身勝手な親や、流行りばかりに乗って生き物を大切にしない大人への皮肉もあったりするんでしょうか?

 

 

深く考えすぎかな(笑)

 

 

でも、笑いながらもジーンと来るところがあったり、考えさせられました。

<まとめ>今の世界に必要なのは「愛する心」

エンディング曲「What The World Needs Now Is Love」の歌詞がとても良かったです。

 

 

「世界に必要なのは人を愛する心

 

たったひとつの大切なもの すべての人を包み込む愛

 

山や丘はたくさんある 登るのにはこれで十分

 

海も川も渡るのには十分 これ以上は世界に必要ない」

 

 

「太陽も月も十分に輝いてる

 

私たちに必要なのは愛だけ」

引用:「ボス・ベイビー」より

 

 

昔の曲みたいだけど、今にもとっても響く曲だと思います。

 

 

本当に必要か分からない豊かさとか、物質的なものにこだわるより、愛を大切にしていきたくなりますね。

 

 

ボス・ベイビー」は個人的にお気に入りの作品になったので、また見ようと思います。今度は家族で見てみようかな?(*´ω`)

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《ミステリーに挑戦》感想&考察「鑑定士と顔のない依頼人」バッドエンドかハッピーエンドか…。※後半にネタバレあり

f:id:natuyokaze:20211203155045j:image

© eiga.com inc. All rights reserved.

鑑定士と顔のない依頼人 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

ミステリーは好きで、結構見ている夏夜風です

ミステリーは推理出来るから面白いよな

 

今回から、繊細女の映画挑戦を少しづつ始めようかと思います!

 

 

今回語るミステリー系はもちろん、今まで避けてきたホラーアクションSF…。

 

 

さらに昔の映画にもどんどん挑戦していこうと考えています。

 

 

最初の挑戦はミステリー映画「鑑定士と顔のない依頼人」です!

 

 

この映画は2回目の鑑賞なのですが、1回目と2回目で結末の考え方が変わってきたり見る人によって解釈が変わる作品かな…と思います

 

 

バッドエンドかハッピーエンドか…。自分なりの考えと感想を語っていきます。

 

 

後半にネタバレがあるのでご注意ください!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2013年12月13日(日本)

 

<監督>

ジュゼッペ・トルナトーレ

 

<キャスト>

ジェフリー・ラッシュ (ヴァージル 役)

シルヴィア・フークス (クレア 役)

ジム・スタージェス (ロバート 役)

ドナルド・サザーランド (ビリー 役)

…他

 

《優雅な世界観度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★星3

《繊細さんへのおすすめ度》

★★星2

~あらすじ~

美術鑑定士として成功しているヴァージルは、女性と接するのが非常に苦手。彼が愛するのは、家の隠し部屋に飾られた数々の女性の肖像画だけ。

 

ある日、そんな彼に「家の美術品を売りたい」という依頼が舞い込みます。しかし、依頼人の女性のクレアは一向に姿を現しません。

 

怒るヴァージルですが、彼女が出てこない理由を知り、さらに壁越しに彼女と会話していくうちに惹かれていきます…。

鑑定士と顔のない依頼人」の注目ポイント

  • 優雅な音楽と美術に引き込まれる
  • 恋に翻弄される主人公
  • 見る人によって結末の解釈が変わる

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • 美しい音楽や美術が好きな人
  • 結末の解釈が分かれる映画を見たい人
  • 恋愛ミステリー映画が見たい人

ストーリーの感想と考察

 

この映画は2回目の鑑賞なのですが、1回目はバッドエンドに思えて…2回目はハッピーエンドで終わっているんでは…?と思えるんです。

 

 

2回も3回も見なくても、人によってその解釈の仕方が変わってくるようなので、そこがこの映画の面白い部分だと感じます。

 

 

ただ、争いも多いし、明るいシーンがほとんど無いので繊細さんにはあまりオススメ出来ないかもしれません…。

 

 

暴力的なシーンもあるから、ショックが大きいかも…。(私がそうだった)

 

 

でも、私みたいにミステリー映画が好きという方は、意外と平気かもしれません!

 

 

謎めいた世界観を引き立たせる音楽や美術がこの映画の魅力でもあるので、そういったのが好きな人にもおすすめ。

優雅な音楽と美術に引き込まれていく

f:id:natuyokaze:20211204150008j:image

 

この映画ではとにかく美術品が出てくるんです。

 

 

ヴァージルに依頼してきたクレアという女性の家には様々な美術品があって、色々な所を見回りたくなるんですよね。

 

 

とくに、クレアとヴァージルが会う部屋も好きで、お気に入り。

 

 

ヴァージルの隠し部屋なんかは、多くの女性の肖像画が飾ってあって、少し異様な雰囲気があるんですけど…

 

 

個人的に嫌いじゃないんですよね。(でも、苦手な人はいるかも汗)

 

 

そして、映画の魅力を感じさせてくれるもう一つの存在が音楽

 

 

優雅だけど、少し寂しい気持ちになったり、もっと謎が深まっていくような感覚になれるんです。

 

この音楽が映画にピッタリなんです

 

この2つの存在があるおかげで、余計にこの映画に引き込まれていきます。

 

 

もちろん、不器用な主人公と謎めいた女性の存在も大切ですね。

翻弄される主人公と謎の女性

主人公ヴァージルは、潔癖で女性が大の苦手。女性が現れると顔を伏せて、見ないようにするくらい。

 

 

彼が唯一愛しているのは、美しい肖像画たち。

 

 

お互いに見つめ合うだけで、その存在を確認するだけで、ヴァージルは満足だったはずですが…。

 

 

謎の女性クレアが現れてから翻弄されるように。

 

 

女性に慣れてなさすぎて、上手く転がされてる印象もあったし、ハラハラさせられました…。

 

 

クレアは姿を現せない理由があって家に引きこもっている状態なのですが、ヴァージルと関わっていくことで少しづつ変化していくんです。

 

 

でも、いきなり怒り出したり、そのことについて泣きながら謝っていたりと、度々ヴァージルを困惑させてしまいます。

 

 

2人とも凄く不器用で人に慣れていないから争いもあるし…。とにかく見ててハラハラ。

 

そしてヴァージルの変態感も見逃せない…

 

いつも壁を隔てて2人は会話をしているんですが、クレアの姿を見たいがために部屋に隠れて覗き見するんですよ。

 

 

しかも2回も。

 

 

こういう所や怒りの感情をコントロール出来ない所が、子供っぽいというか…

 

 

思春期って感じで成長出来ないまま大人になった部分があるのかな…?と思ってしまいます…。

ネタバレ【個人的に考える結末の解釈】

私は1回目を見た時、ただただバッドエンドというか後味が悪く終わったな

 

 

と思ったんですけど、2回目を見た時にもしかしたらそうでもないかも…?ってなって。

 

 

個人的に考えたことを語っていきます。ネタバレ注意です!

 

f:id:natuyokaze:20211204150022j:image

 

この映画を見ていて、私は正直「クレアはヴァージルを騙してるのかな…」と怪しんでいたんですけど、彼のウキウキ具合を見ると切なすぎて後味が悪すぎて…。

 

 

そしてまさかのビリーとロバートも共犯だったとは思わなくてですね…。

 

 

よくよく考えてみると最後の方で、ヴァージル、クレア、ロバート、ロバートの彼女が食事をしていたシーンの違和感も納得できるかな…と。

 

 

完成したカタログをクレアに渡すけど「やっぱり売りたくない」と言われ、ヴァージルはそれを破るんですけど、

 

 

その時に、ロバートや彼女が大げさなくらいに盛り上げてたのは”後に引けなくさせる”ためと”計画が上手くいった安堵感”を表しているのかなと。

 

 

改めて見ると納得できる部分がありました。

1回目の感想

1回目はただただヴァージルが可哀想で。隠し部屋の肖像画が無くなっていることに気づいた時の反応が、もう見てられなかった…。

 

 

その後、施設に入るものの何とか持ち直して、プラハに行くヴァージル。

 

 

前にクレアが話していた「ナイト&デイ」に向かい、1人寂しく席に座りますが…。

 

 

これを見た時、以前の彼であれば1人でも平気だったけど、今では人と食事する幸せを知ったから「連れを待っている」と答えたのかな…と思いました。

 

ただただ切ない!後味悪い!って思っちゃったな…

 

そして、クレアが言っていた「ナイト&デイ」は実際には存在しておらず、ロバート達が詐欺によって手にした大金をもとに、店を作ったんでは?と考えたんですよね。

 

 

だから歯車がいっぱいのお店なのかな…と…。

 

 

そして、そのお店にいればクレアと出会えると期待していて何度も出入りする人を確認してたのかもしれません。

 

 

しかし、2回目の鑑賞で少し印象が変わりました

2回目の感想

2回目を見た時「なぜヴァージルは回復したのか?」という疑問が浮かびました。

 

 

施設に入って完全に精神も肉体もボロボロな状態でしたが、以前の部下が郵便を届けに来てから回復しているんですよね。

 

 

そしてクレアは本当に彼を愛していなかったのか?という疑問も。

 

 

ヴァージルに対する言葉とかがもし嘘じゃないのであれば、部下が届けた郵便の中にクレアからの手紙があったかもしれません。

 

 

そこには謝罪が書かれていたかもしれませんし、ナイト&デイで会いたいことが書かれてたかもしれません。

 

 

その手紙によってヴァージルはわずかな希望を見つけて、回復することが出来た可能性もありますよね。

 

 

そして、彼は不安と期待を持って店に行くんです。

 

 

出入りしている人を何度も確認しているのは「クレアかもしれない」というわずかな期待をしていたからかもしれません。

 

少し考えてから「連れを待っている」と答えたのも不安があったからかも…?

 

最後はクレアが訪れて色々な会話ができることを願います…。(泣)

<まとめ>最後が衝撃で考察するのも大変

個人的には察していた結末だったんですけど、色々衝撃で2回目を見るのも、考えるのも大変でした。

 

 

満足度が高いかと言われると…う~んとなるのが正直な感想です…(汗)

 

 

壮大な音楽や美術に期待値が上がるんですけど、それを上回る満足感がなく…。

 

 

2回見ることが必須の映画かもしれません。

 

 

ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは見る人によって変わるかもしれませんね。

 

 

個人的にヴァージルが後半で人間らしくなっていくのが安心できるというか、良かった所だなと思います。

 

 

色々語りましたが今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!