繊細女子の映画語り

繊細女子の映画語り

映画や、たまにドラマの感想を語っていきます。繊細さんでも見られる作品を語ります。(主観ですが汗)

《感想》ネタバレなし「ボス・ベイビー」死闘を繰り広げる(?)偽の兄弟は本物の家族になれるのか…。

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DreamWorks The Boss Baby Back in Business © 2019DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

ボス・ベイビーオフィシャルサイト | 劇場版 (universal-kidsstudio.com)

 

どうも、いつもベイビーに癒されている夏夜風です

赤ちゃんは何をするか分からないから苦手な夏猫だ

 

私は元々赤ちゃんや小さい子が好きだったんですけど、姪が生まれてから愛が爆発していて。

 

 

そんな私が必然的に惹かれた映画が「ボス・ベイビー」でした。

 

 

今月に続編の「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」が公開されますね。

 

 

そして公開の日に、地上波初放送されるんですね。知らなかった(笑)また見るしかない!

 

 

ワクワクしながら見始めたんですが、もう最初の方から期待値を上回ってくれる感じで、最後まで笑って癒されて楽しめました!

 

 

ボスベイビーの吹き替えを担当したムロツヨシさんも最高…。かなり癖になる赤ちゃんでした(笑)

 

 

詳しく語っていきます。

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年3月21日(日本)

 

<監督>

トム・マググラフ

 

<キャスト(吹き替え)>

ムロツヨシ (ボスベイビー 役)

芳根京子 (ティム 役)

宮野真守 (大人のティム 役)

乙葉 (ティムのママ 役)

石田 (ティムのパパ 役)

…他

 

《子供も大人も楽しめる度》

★★★★★星5

《笑えてじーんと来る度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★★星5

~あらすじ~

7歳のティムは両親から注目され、愛情いっぱいに育てられていました。ある日、スーツを着こなした”弟”が家にやって来たことで生活は一変。

 

両親は赤ちゃんに付きっきりということもあって、ティムは弟を良く思っていませんでした。

 

しかも、なんだか怪しい赤ちゃんは中身が”おっさん”であり「赤ちゃんが愛される社会を維持する」ため、日々働いていたのでした…。

ボス・ベイビー」の注目ポイント

  • 声優陣の演技が良い
  • 手を取り合うティムとボスベイビー
  • 意外と深いテーマがある

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 家族で映画を見たい人
  • 笑ってほっこりする映画が好きな人
  • 癖のある赤ちゃんを見たい人

ストーリーの感想

 

予告を見ていただくと分かる通り、この映画では赤ちゃんのキュートな姿をたくさん見ることが出来ます。

 

 

私は、最初のプリプリお尻からノックアウト状態で、かなりワクワク(笑)

 

 

そして、ボスベイビーの吹き替えを担当したムロツヨシさんの演技が凄く良かった…。

吹き替えがとても良かった

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あんな可愛らしい赤ちゃんからおじさんの声が出るって、想像できませんよね(笑)

 

 

でもこれが結構癖になるんです。

 

 

吹き替えのムロツヨシさんの演技が上手だったし、真面目にやりつつふざけてるのが良かったです(笑)

 

 

おふざけと真面目のバランスがちゃんとしていたから、冷めてしまうこともありませんでした。

 

 

そして、ティムの吹き替えを担当した芳根京子さんも良かったです。

 

 

誰が担当しているのか知らないまま見たんですけど、全然違和感が無いし調べるまで彼女が吹き替えしていることに気づかないほどでした。

 

完全にティムになりきっていて、最後まで楽しめたな

 

そして、個人的にはムロツヨシさんと宮野真守さんの掛け合い?がお気に入りです(笑)

 

 

宮野真守さんは大人のティムを担当しているんですが、他にエルヴィス・プレスリーのファンを大勢担当しているんです。

 

 

ボスベイビーとそのファンが話す(?)シーンがあるんですけど、かなりふざけ合っていて笑えました(笑)

少しづつ距離を縮めていくティムとボスベイビー

最初、ティムとボスベイビーは険悪な雰囲気なんですが、少しづつ距離を縮めていくんです。

 

 

簡単に進んでいくわけではないんですが、傲慢で冷たく見えるボスベイビーも意外と優しかったり思いやりがあったり…。

 

 

ボスベイビーを嫌っていたティムが、お兄ちゃんらしい姿を見せることも。

 

 

家族や兄弟とは言えなかった2人が、それらしくなっていくのが微笑ましかったです。

 

そもそもボスベイビーは、愛情を知らないまま精神が成長したんですよね…

 

愛情を知らないから家族になるのも難しかったのかも…。

 

 

ティムは「愛情」や「理想」の世界にいて、ボスベイビーは「物質的」「現実的」な世界にいるから、分かりあうのも難しいんですよね。

 

 

どちらも間違っている事ではないですし。

 

 

その世界で生きていたら、それが当たり前になっていきますもんね。

ストーリーについて少し考えてみる

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最初、空想が好きなティムが、いきなり現れた赤ちゃんに嫉妬して無意識に「ボスベイビー」というものを作ったのかなと考えてました。

 

 

実際は本当の赤ちゃんなんだけど、ティムにはそう見えている…みたいな感じ。

 

 

でも、続編のあらすじを見たら空想ではなさそうで、面白い世界観だなと再認識しました。

 

 

そして「ボス・ベイビー」は「愛」がテーマなんですかね。

 

 

”愛を知っている子” と "愛を知らない子”の違いが感じられます。

 

 

あと、ボスベイビーが家庭を顧みない人を表している感じですね。

 

そういう父親や母親に見てもらいたい作品でもあるかも。

 

 

身勝手な親や、流行りばかりに乗って生き物を大切にしない大人への皮肉もあったりするんでしょうか?

 

 

深く考えすぎかな(笑)

 

 

でも、笑いながらもジーンと来るところがあったり、考えさせられました。

<まとめ>今の世界に必要なのは「愛する心」

エンディング曲「What The World Needs Now Is Love」の歌詞がとても良かったです。

 

 

「世界に必要なのは人を愛する心

 

たったひとつの大切なもの すべての人を包み込む愛

 

山や丘はたくさんある 登るのにはこれで十分

 

海も川も渡るのには十分 これ以上は世界に必要ない」

 

 

「太陽も月も十分に輝いてる

 

私たちに必要なのは愛だけ」

引用:「ボス・ベイビー」より

 

 

昔の曲みたいだけど、今にもとっても響く曲だと思います。

 

 

本当に必要か分からない豊かさとか、物質的なものにこだわるより、愛を大切にしていきたくなりますね。

 

 

ボス・ベイビー」は個人的にお気に入りの作品になったので、また見ようと思います。今度は家族で見てみようかな?(*´ω`)

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!