繊細女子の映画語り

繊細女子の映画語り

映画や、たまにドラマの感想を語っていきます。繊細さんでも見られる作品を語ります。(主観ですが汗)

《感想》ネタバレなし「南極料理人」極限の世界で味わう”美味しさ”と”ゆるさ”。

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どうも、料理は好きだけど食べる方が好きな夏夜風です

食べることは良い事だよな!

 

さて、今回は”食べ物”に関した映画を見ました。

 

 

ゆるーい内容がクセになる「南極料理人」です。

 

 

極限の環境から繰り広げられる、ゆるくてほっこりする男達の物語。

 

 

南極の料理人が工夫を凝らして作った料理が美味しそうだし、意外と豪勢な食事に驚きます(笑)

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2009年8月8日

 

<監督>

沖田修一

 

<キャスト>

堺雅人 (西村 役)

生瀬勝久 (本さん 役)

きたろう (タイチョー 役)

高良健吾 (兄やん 役)

豊原功補 (ドクター 役)

…他

 

《美味しそう度》

★★★★星4

《ゆるい非日常度》

★★★★★星5

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

ペンギンもアザラシも、ウィルスすらも存在しない極寒の地に西村はやってきました。彼の仕事は隊員8人分の料理を作る事。

 

ご飯の時間には、日本にいる時とあまり変わらない食事が並び、隊員達の冷えた体と心を温めます。

 

癖がある人たちとのヘンテコな生活。不便で孤独な長ーい日々がゆるく過ぎていきます。

南極料理人」の注目ポイント

  • 意外と豪勢な料理
  • ゆるくて笑える極限生活
  • 当たり前の幸せを感じられる

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 色々な料理が出てくる作品が好きな人
  • 力を抜いて映画を見たい人
  • ちょっとした非日常感を味わいたい人

ストーリーの感想

 

前々から気になっていたこの作品。

 

 

極限の世界で繰り広げられる”ゆるーい非日常”が笑えました。

 

 

独特な世界観があって、好きな人と苦手な人に分かれてしまいそうではありますが…刺激も少ないから繊細な方にもオススメ出来ると思います。

 

 

何より主人公の西村が作るご飯が美味しそう…。

南極で味わう意外と豪勢な食事

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見るまでに想像していたのは、少ない食材と量で工夫しながら料理をする…という感じだったのですが。

 

 

意外と何でも作れるし意外と豪勢だったのに驚きました。(笑)

 

 

気軽に食べられるおにぎりはもちろん、刺身やぶりの照り焼き、てんぷら、そして伊勢海老やローストビーフまでも出てくるんです…!

 

どれも美味しそうだったな…!

 

それだけじゃなく、ミッドウィンター祭としてフランス料理も出てきてました…凄い。

 

 

普通の生活とは違ってどこにも行けないし、楽しみも少ないし、滞在する期間も長いから、食事が唯一の楽しみになっていたのかな…と思いますね。

 

 

ただ、他の隊員達は料理を「美味しい」と言うことがなく、とにかくガッツクんですよ(笑)

 

 

その姿が苦手だと感じる人もいるかも…(汗)

 

 

個人的には、丁寧に味わっていたらもっと美味しそうに思えていたかな…という思いが…。

 

 

でも、料理だけが中心というわけではなく”料理人”や他の隊員達にフォーカスされているから、あまり気になりませんでした。

 

 

極限な生活のはずなのに、とにかくゆるいしヘンテコなのが笑えます。

ゆるくて笑えるヘンテコな極限生活

西村達がいる所は、ペンギンはいないしウィルスすら存在しない場所。

 

 

平均気温がマイナス54度だし、生活は不便な事ばかり。

 

 

でも、大きな問題とかが無く(少しはあるけど)本当にゆるーくマイペースに物語が進んでいくからとても気楽でした。

 

 

意外とこういう事も出来るんだな…とは思うんですけど、でもやっぱり何かが足りないから、みんな日本が恋しくなってることも。

 

 

登場人物は、それぞれ個性があって癖が強めで面白い。

 

 

少し衝突することもあるけど、何とかそれなりにやっていってる感じでした(笑)

 

 

8人しかいないから上手くやっていくしかないし、仲良しな仲間を演じてる雰囲気もありました。

 

日本に戻ったら関わらない関係性のような…

 

その関係性もヘンテコというか、上手くいっていないようで上手くいってる…みたいな(笑)

 

 

お互いに干渉しすぎず、でも無視するわけじゃなく…。対人関係ってこういうものなのかも。

 

 

やり取りもゆるいし、行動もヘンテコだし、本当に力を抜いて笑える感じでした。

 

 

でも、それだけじゃなく今の生活が大事だなと感じさせてくれる部分もありました。

日常や当たり前の幸せを感じられる

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南極料理人では、ゆるい非日常感を味わうことが出来るのですが、度々”日常の幸せ”を感じさせられることが。

 

 

8人がいるドームふじ基地という場所では、生活出来る設備は整っているようにも見えるんですけど、やっぱり少し不便。

 

 

トイレのプライベートをしっかり保ててないし節水が当たり前だし、一日中明るかったり逆にずっと暗かったり…。

 

 

こんな感じで日本にいた時の「普通」や「日常」がそこには無いんですよね。

 

 

だから、ずっと穏やかだった西村にも限界が来て家族のことを思い出して泣くシーンがあったり。

 

こういうのを見て普通とか日常って幸せなことって思えたんだよな

 

とくに外は極寒だし、極夜の時期だと孤独感を味わいやすいから日本が恋しくなるのも仕方ないわけで…。

 

 

”日常の幸せ”が一番のテーマではないんだろうけど、そういうのをじんわりと感じながら見ていました。

<まとめ>ゆるくてほっこりする極限生活が魅力。

壮絶な環境の中での”ゆるさ”が「南極料理人」の魅力だな…と感じます。

 

 

壮絶すぎる過酷なストーリーは辛くなるので見られませんが、この映画は「ゆるい」「ほっこり」「美味しい」「笑える」「気楽」がそろっているので個人的にはオススメです(笑)

 

 

とくに西村の穏やかさが凄く心地良いから、まだ見てない方は注目してほしいです…!

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

私が今年見た「繊細さんにおすすめの映画5作品」をご紹介!

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どうも、もう今年も終わりますね

穏やかに年を越したいな!

 

さて、今回は今年最後の記事になります。

 

 

今年ブログを始めましたが、つたない文章を見てくださる方、スターをくださる方、コメントをくださる方、読者登録してくださる方…

 

 

本当にありがとうございます(泣)

 

 

来年はもっとまい進していこうと思います…!

 

 

そして今回は、

 

 

私が今年見た

繊細さんにおすすめ出来る映画 5作品

をご紹介しようと思います。

 

 

同じ繊細さんでも、人によって苦手な物や好きなものが違うと思うので、その映画の特徴についてもご紹介しますね。

 

 

私個人の感想になるので、参考にならないかもしれませんが…(汗)

 

 

良ければご覧ください。

 

繊細さんにおすすめ出来る映画 5作品

ブログのタイトルに書いてある通り、私は繊細な人間。

 

 

最近よく聞く「HSP」というものに該当する人間だと自分で思っています。

 

 

HSPとは音や光に敏感で、他人の感情をリアルに感じやすく、そのため疲れやすい気質を持った人のこと。)

 

 

なので、映画やドラマが好きだけど疲れやすいしストーリーの内容を引きずりやすいんです。

 

 

そのため、アクションやSF、天変地異、戦争、暴力…などがある映画が得意ではありません。(見たいし気になるけど…)

 

 

たぶん、私以外にもそういった人は結構いるんじゃないかと思っています…。

 

 

なので、私と同じような繊細さんや怖がりさんにオススメ出来る映画をご紹介します…!

 

 

人によって何が苦手なのかは違うと思うので作品の特徴や注意点も書いていきます。

1. オンネリとアンネリのおうち

「オンネリとアンネリのおうち」は、どんな人にもおすすめ出来る映画だと個人的に思います!

 

 

フィンランドから届けられる可愛くて癒しのある世界観が、たまりません…。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

オンネリアンネリは仲良しのお友達。2人は親に構ってもらえず、寂しい思いをしていました。

 

そんなある日、ひょんなことから2人だけのおうちを手にすることになりました。

 

可愛らしい家と十分に揃った家具たち。そして大好きな友達。幸せな時間を過ごしていましたが、2人のおうちに泥棒が…。

 

 

人によって、オンネリとアンネリのいる環境が可哀想に思えるかもしれませんが、何といっても2人が元気いっぱいで可愛さ満点だから、こちらをネガティブにさせません。

 

辛くなる要素が全然ないから、安心して見られるぞ!

 

不思議な魔法や可愛い家具、温かい人達…何もかもが癒しです。

 

 

家族で見るのもおすすめ、1人でまったり見るのもおすすめです!

 

 

~注意点~

刺激が抑えめでストーリーものんびり進んでいくので、ほんの少し刺激が欲しい方には物足りないかも…。ファンタジー要素もあるので苦手な方はご注意ください。

2. たこ焼きの詩

この映画は、たぶん結構マイナーな作品なのかな…?

 

 

母子家庭で少し辛い現実もあるけど、とても温かい作品です。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

大阪で暮らす。家計が苦しく、いつも食べるたこ焼きは「たこ」が入ってません。

 

それでも笑って幸せに暮らす2人。しかし、ちょっとした問題も起きてしまいます。

 

それでもお互いを思いやる2人に、好機が訪れます…。

 

 

タイトルにある通り、たこ焼きがたくさん出てくるので「たこ焼き食べたい!」ってなる映画です(笑)

 

 

物語は物凄く平凡で、のんびりしています。

 

本当に親子の日常を切り取った感じです

 

でもそれが良い。

 

肩の力を抜いて安心して見ることが出来るんです。

 

 

そして辛い現実があっても、こちらが辛くなるように作られていません。

 

 

「死」というものですら、悲しくなくて温かいものにしている気がします。

 

 

母と娘の優しい心に触れることが出来る、繊細さんにおすすめの映画です。

 

 

~注意点~

起承転結を求めている人は合わないかも…。裕福では無い家庭に切なさも感じることがあります。74分と短い映画なのでまったりとした時間に見るのにおすすめです。

3. 日日是好日

日本を感じたいならこの映画だなと、思いました。

 

 

大森典子さんのエッセイが映画化したもので、色々なものを深く味わることが出来ます。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

大学生の典子は母の勧めで、いとこの美智子と共に茶道を習うことになります。

 

武井先生の元で習いますが、教えられるものはどれも2人にとって”変”なものでした。しかし、少しづつ理解できることが増えていきます。

 

葛藤や挫折、大切な人達との別れなど辛いことを経験する典子は、茶道を通して見えてくるものがありました。

 

 

日本文化を感じたい人、日本特有の静けさを感じたい人にはオススメの映画です!

 

 

畳の擦れる音、水やお湯を注ぐ音、雨の音、穏やかな声。

 

 

そして茶室に注がれる光、四季折々の風景…など、ほっと出来る要素が多いんです。

 

 

繊細な人は、音や光に敏感で人のざわめきが苦手だと思うのですが、

 

 

この映画では耳心地の良い音が多く、そして美しい風景を見ることが出来るので安心できるんです。

 

何度も味わいたくなるような安心感があるんだ

 

個人的には、繊細さんにおすすめ出来る映画だと思っています!

 

~注意点~

主人公の挫折や悩みなど、辛いシーンがいくつかあるので、そういった感情を受け取りやすい方は注意した方が良いかもしれません(汗)

 

受け取りやすくても見るのは平気だという場合は、ぜひ見ていただきたいです…!

4.パディントン

子供も大人も癒されて笑える映画。とにかくクマのパディントンが可愛い(笑)

 

 

そして、色彩がとてもきれいだし、家具や街並みも素敵だから、見るのが楽しい!

 

 

パディントンの吹き替えを担当した松坂桃李さんの声が優しくて、すごく落ち着けるのも魅力です。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

クマのパディントンは今まで住んでいた場所を失い、ロンドンへと訪れます。

 

ロンドンで出会ったブラウン一家に助けられますが、色々なハプニングを起こしてしまいます…。

 

さらにはパディントンを狙う謎の女性も現れ、穏やかに時は進んでくれません…。

 

 

クマのパディントンは知性があって言葉を話せるんですけど、人間の生活に慣れていないからハプニングを起こしちゃうんです。

 

 

それが可愛いし、癒し(笑)

 

 

話し方ものんびりとしていて、動きも可愛い。

 

 

そして彼だけじゃなくブラウン一家も魅力的

 

 

私は母のメアリーが好きです。ふわふわとしてて不思議ちゃんっぽい性格だけど、これが癖になる…(笑)

 

 

あとブラウン家の部屋も個性が溢れていて凄く素敵

 

 

見て楽しい、見て癒される。そんな作品です。

 

 

家族でも見れるし、恋人同士や友達と一緒に見ても良いと思います…!

 

~注意点~

ちょっぴりハラハラする所や切ないシーンがあるから注意です…!あとハプニングが苦手な人も注意かな…(汗)

 

でも、ハプニングが苦手な私も見れたので、辛くなるほどじゃないと思います。

5.  しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

これは今年見た中でベスト5に入るくらいお気に入りの映画です。というか多分ずっと好きな作品だと思う…。

 

 

正直、これをおすすめに入れるか迷ったのですが…。

 

 

HSPの方って感受性が豊かだと思うんですが、そういった人だからこそ、この映画を見てほしいという気持ちがあります。

 

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

~あらすじ~

モード・ルイスは重度のリウマチで体を思うように動かせませんが、エベレットという男性の家で家政婦として働くことになります。

 

エベレットは無愛想で酷い言葉を言うこともありましたが、2人は少しづつ惹かれていきます。

 

2人で暮らす中、モードが描く絵が少しづつ売れるようになり、彼女はカナダでもっとも有名な画家の1人として名を知られることになります。

 

 

あらすじを見てもらうと分かるかもしれませんが、モード・ルイスは実在の人物。この映画では彼女の半生を描いています。

 

 

体が不自由でまわりから変な目で見られることが多かったモードですが彼女の心の強さと豊かさに驚かされます。

 

 

どんなに絵が売れても便利なものに頼ろうとせず、昔と変わらない暮らしを選んでいたのがすごい…。

 

 

そして、そんな彼女を支えるエベレットの優しさにも感動しました。

 

 

素直じゃないから酷いことを言うこともあるけど、とにかくモードに対する愛情が深い

 

不器用な優しさと、真っ直ぐな愛情が本当に素敵なんだ

 

正直辛いシーンもあるからオススメするのはやめようかと思ったんですが…

 

 

繊細な方にこそオススメ出来るかもしれないなと…。

 

 

感受性が高くて深くまで色々な事を考える人だからこそ、この作品の素晴らしさを人一倍感じてくれるかもしれないと思いました。

 

 

モードの心の豊かさ、エベレットの深い愛、癒されるような絵など、心が震えるような感覚になれるのでぜひ見てほしいです。

 

 

~注意点~

感動するし、心の豊かさの大切さを知ることが出来る映画ですが、辛い現実も受け止めることになるのでご注意ください…!最後は泣けると思います…。

<まとめ>繊細でも映画を楽しみたい

私は気弱だしすぐ心にダメージを受けるし、映画やドラマ、アニメを見ていても悲しいシーンは結構引きずります…。

 

 

でも、それでも映画は見たいんですよね…。

 

 

SFとかアクションも気になるし、最近はホラーも挑戦してみたい。(笑)

 

 

私と同じような人が他にもいるかもしれないからそういった人が参考になれるような映画紹介をしていけたら良いなと思っています。

 

 

その映画の注意点や特徴、繊細さんにおすすめ出来るかどうか、細かく書いて行けるように頑張ります…!

 

 

今回は「繊細さんにおすすめの映画 5作品」をご紹介しましたが、参考になれたら嬉しいな…(ドキドキ)

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

よいお年をお迎えください!

ありがとうございました!

《正直な感想》ネタバレなし「おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜」安定の面白さがありつつ残念に感じる部分が…。

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どうも、明日は家族でクリスマスパーティーです

ぼっちじゃなくて良かったな!

 

今回は、一時期話題になった、

 

映画「おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜

 

の感想を書いていこうと思います。

 

 

クリスマス感がないけど…良しとしてください…(笑)クリスマスであることを忘れて、これを選んでしまったんです…。

 

 

今回は、良かった所、残念だった所を語っていきますね。

 

 

※この記事は「おっさんずラブ 1シーズン」のネタバレが含まれています。ご注意ください!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2019年8月23日

 

<監督>

瑠東東一郎

 

<キャスト>

田中圭 (春田 役)

林遣都 (牧 役)

吉田鋼太郎 (黒澤部長 役)

志尊淳 (正義 役)

沢村一樹 (狸穴迅 役)

…他

 

《演技がツボる度》

★★★★星4

《ハチャメチャ度》

★★★★★星5

《おすすめ度》

★★★星3

~あらすじ~

春田創一は香港に転勤しており1年ぶりに日本に帰ってきますが、新しく出来たプロジェクトチーム「Genius7」が突如現れ、営業所から立ち去るよう言われてしまいます。

 

しかもプロジェクトチームの中に牧凌太の姿が…。

 

すれ違う春田と牧、怪しい人物、元気いっぱいの新人、記憶を無くす黒澤部長…。ドタバタおっさんラブコメディが繰り広げられます…。

おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜」の注目ポイント

  • 俳優陣の光る演技
  • 安定の笑える面白さ
  • キャラの変化

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 一味違うおっさんずラブを見たい人
  • 俳優の演技に笑いたい人
  • ハチャメチャな話が好きな人

登場人物

おなじみのメンバー

ドラマ版のおなじみのキャストが映画でも楽しめます。

 

主人公の春田は相変わらず優しいが抜けていて…。牧は以前とは違う雰囲気を漂わせ…。黒澤部長はあることから記憶を無くし…再び春田に猛アタック…!(笑)

 

営業所メンバーも相変わらずの個性の強さを光らせています。

 

新しい登場人物

映画では、新しい登場人物が現れます。

 

元気いっぱいの新人・山田正義(ジャスティス)は春田のことを慕っており距離が近い…。

 

怪しさいっぱいの狸穴迅(まみあな じん)は、プロジェクトチームのリーダーで営業所の人達に少し冷たい印象。牧のことを気にかけているようです。

ストーリーの感想

 

ドラマ版(シーズン1)がすごく好きで、今回ワクワクしながら鑑賞しました。

 

 

また、春田と牧のほのぼの感を味わえるのかな、黒澤部長の暴走も楽しめるのかな…と思ってたんですが。

 

 

予想と違う展開だったり少し残念な所が多いなと感じてしまいました。

 

 

でもドラマ版と変わらない良さ、面白さもありました!

キャラの良さと変化

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やっぱり、この作品の面白い所はキャラの濃さですよね…。

 

 

主人公の春田はもちろん、営業所の人達が愉快で楽しい雰囲気なのが好きです。

 

 

とくに黒澤部長のしっかりしている所と、はっちゃけている所の差がすごくて笑えます(笑)

 

 

こういう部分は映画でも同じで、笑えたし楽しい時間を過ごせました。

 

あと、個人的に春田を演じたのが田中さんで大正解だったと思います。

 

田中さんだったから春田の魅力も増してる…って感じですね。

 

 

そして、映画ではキャラの変化も感じられました。

 

 

例えば、営業所の歌麻呂がドラマ版より大人っぽくなっている感じもしましたね、蝶子との関係も進んでいるし…。

 

 

もちろん牧にも変化はあるし、春田が知らない所でそれぞれ変化していたり成長している…という感じでした。

 

 

ただ、個人的には春田のキャラが少し残念に思えました…その理由は下の「残念だった所」で語っています。

 

まぁ、でもドラマと変わらない所、変わっている所が楽しめたよな

 

やっぱり変わらないなと感じるのは俳優さん達の演技含め、おっさんずラブならではの面白さです。

安定の面白さ

やっぱり、面白さは変わらないなと感じます。

 

 

とくに俳優さんたちの演技が良いから素直に笑えるし、この作品特有(?)の茶番劇みたいなのも良かった(笑)

 

 

とくにサウナのシーンは何だったの感…(良い意味で笑)

 

 

ドラマ版でもありましたね、牧と黒澤部長がああやって争っているシーン。(笑)

 

 

こういうシーンは、やっぱり俳優さん達の演技が光るというか、はっちゃけているんだろうなぁと思いますね。

 

 

笑えるシーンだけじゃなくて春田と牧のすれ違いがあったり、もどかしくなるような所もあって、恋愛要素も楽しめました。

 

 

でも…ちょっと思ったより残念だと感じる部分が多かったです…。

残念だった所

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まず、春田のキャラというか見せ方?がちょっと残念に思えました。

 

 

ドラマ版では彼の優しい所とか真面目な良い所が結構見れたのに、映画だとそれがあまり無いんですよね。

 

 

もちろん優しさはあるんですけど、それ以上に幼稚さとか幼さが現れている気がして少し違和感がありました。

 

 

そして春田と牧の絡みをいっぱい見られるかな…と期待していたんですが、2人のシーンが思ったより少なかった…(汗)

 

 

ストーリー的にそうなっちゃうのかな?とは思うんですけど、ここも残念でした。

 

あと、後半の話が壮大になっていて…ちょっぴりついていけなかった…

 

後半からは色々ハチャメチャで。

 

 

春田と牧の喧嘩の仕方が割とリアルでシリアスな感じだったんだけど、その終わり方が現実味が無くて腑に落ちなかったというか…。

 

 

映画だから派手にいこう!というのは分かるんだけど、派手過ぎて無理やりまとめた気がしてしまいました。

 

ドラマ版のおっさんずラブを求めてると、ちょっとガッカリかも…

<まとめ>良い所があるからこそもったいなかった…!

良い部分もあるからこそ、余計にもったいない感じだったなと…。

 

 

ファンが求めているものと作り手の求めたものが一致しなかったのかな…。

 

 

でも笑えたし面白いのは確かだと思うので、何も考えず見ると良いのかも…!(笑)

 

 

この映画はおっさんずラブのまた違う世界線」として見ると…納得出来るかもしれませんね…。

 

 

では、今回はクリスマスとまったく関係ないものを選んでしまいましたが…(笑)

 

 

この辺で終わろうと思います。最後までご覧いただきありがとうございました!

《感想》ネタバレなし「おいしい給食 Final Battle」先生と生徒の最後の戦い。その結末にウルっと来る。

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(C)2020「おいしい給食」製作委員会

映画『劇場版 おいしい給食 Final Battle』 (oishi-kyushoku.com)

 

どうも、先生と生徒の熱いバトルにハマった夏夜風です

先生も生徒も応援したくなる、夏猫だ

 

「おいしい給食」の映画を見よう見ようと思いつつ、もったいなくて鑑賞するのをわざと避けていたんですが…(笑)

 

 

知らぬ間にシーズン2が始まっていて…!これは大変だと思い、急いで見ることに!

 

 

ということで今回語っていくのは「おいしい給食 Final Battle」です。

 

 

ドラマ同様、甘利田と神野の熱い戦いがありましたが…まさかの給食の危機ということで…ハラハラ展開でした。

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2020年3月6日

 

<監督>

綾部真弥

 

<キャスト>

市原隼人 (甘利田 幸男 役)

佐藤大志 (神野ゴウ 役)

武田玲奈 (御園ひとみ 役)

水野勝 (佐野正輝 役)

…他

 

《お腹が減る度》

★★★★星4

《先生の優しさに感動する度》

★★★★★星5

《おすすめ度》

★★★★星4

あらすじ

給食愛が強い甘利田神野は、いつものように給食バトルを繰り広げていました。

 

そんな時、学校の給食が無くなるという衝撃的な事実を甘利田は知ることに。一方、それを知らない神野は「給食改革」をしようと生徒会長に立候補。

 

その様子をただ見守ることしか出来ない甘利田は、神野の意思と言葉によって突き動かされることに。

「おいしい給食 Final Battle」の注目ポイント

  • 熱い給食バトルがたまらん
  • 甘利田の不器用な優しさに感動する
  • 意外なハラハラ展開

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • 懐かしい給食メニューを見たい人
  • ほのぼの&感動ものが見たい人
  • 先生と生徒の絆を応援したい人

登場人物

甘利田幸男

給食マニアの先生。普段は堅物で近寄りがたい雰囲気がありますが、給食の事になるとはっちゃける人物です。


同じく給食マニアの生徒、神野ゴウに対してライバル心を抱いており、厳しくしかることも。しかし、本当は生徒思いの不器用な先生。

 

神野ゴウ

給食をどれだけ美味しく食べられるかを追求している生徒。いつも先生を出し抜き、ドヤ顔をしています。


甘利田には厳しく言われることもありますが、そんな先生を慕っているよう。映画では「給食改革」をするために生徒会長に立候補します。

 

御園ひとみ

神野ゴウがいる1年1組の副担任をしている先生。明るく優しい性格ですが、真面目なため最初は生徒との距離感に悩んでいました。


給食好きの甘利田を冷めた目で見ることもありますが、先生として尊敬しているよう。

 

クラスメイト

1年1組は神野ゴウを含め、個性豊かな生徒が集まったクラスです。やんちゃな男の子や優等生の女の子、神野を想う子…牛乳瓶のふたを集める子…などなど。

 

神野が生徒会長に立候補した際には、全員で応援する優しい生徒たち。

ストーリーの感想

 

劇場版を見ようと思いつつ、見るのがもったいない!という気持ちで、避けていたんですけど…。

 

 

やっぱりさっさと見るべきだったと思いました(笑)

 

 

ドラマと変わらず、甘利田も神野もマイペースだし給食愛がすごいし…。

 

 

しかも、甘利田と御園の関係が色々あったりして…。

 

 

かなり楽しめて満足出来ました。

相変わらずの給食愛とバトルがたまらん

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期待していたとおり、やっぱりドラマと同様の給食バトルが繰り広げられていました。

 

 

私はとにかく神野のドヤ顔が大好きなんですけど、映画ではそのドヤ顔がパワーアップしていたのも見どころです!(笑)

 

 

甘利田の悔しがり方もパワーアップしてました。

 

真剣な顔でそのポーズはやめなさいよって思うシーンもあったり(笑)

 

給食愛も変わらず、2人が真剣に向き合っているのがやっぱり良かったです。

 

 

給食に関してはやられっぱなしの甘利田ですが、やっぱり神野を叱っているシーンもありました。でも悔しさはぬぐい切れてない…。(笑)

 

 

こういう一連の流れが安心できます。(笑)

 

でも今回、甘利田が給食以外のものも食べてたな!

 

少し意外だったんですけど、映画では甘利田が学校外で給食以外のものを食べてました。そのシーンも面白い。

 

 

学校以外で美味しいものを食べても、変わらず給食を愛している甘利田に愛着がわいてきました(笑)

本当は優しい先生に感動する

ドラマでも思ってましたが、無愛想でちょっと怖い甘利田も本当は優しいんだってことを、映画でも感じました。

 

 

とくに神野に対する優しさが、あたたかいものでした。

 

 

普段は規律を守らせて厳しいことを言うけど、例外もあって…ちゃんと神野の気持ちを優先していたのが感動的でした。

 

厳しいことは言うけど、間違った事は言わないし…

 

たまに理不尽なこともあるけど…(小声)

 

 

表面上はニコニコしていて良い事だけを言う先生よりも、普段は厳しくてもしっかり向き合ってくれる先生の方が良いのかなとも思いますね。

 

 

神野にとっては、すごく良い先生なんだろうなぁ…と微笑ましく見てしまいますね(笑)

 

 

結論、市原隼人さんが演じる甘利田が最高ってことですな…!

前半は給食バトルを堪能。後半はハラハラ展開…。

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上で語ってるとおり、笑える給食バトルを堪能して満足…!だったんですが…。

 

 

後半からはハラハラ展開で、どんな風に終わるんだろう…?とドキドキしながら見ることに。

 

 

大きなネタバレはしませんが、ハラハラ展開のきっかけは学校の給食を廃止にすることが決まったこと。

 

 

甘利田にとって衝撃的な事でしたが、納得するしかなく…。

 

 

一方で神野は「給食改革」をするべく、生徒会長に立候補するし…。

 

でも給食は無くなるから、意味が無いんだ

 

給食の廃止は生徒たちは知らないから、クラスメイトも神野を応援するんです。

 

 

もう~~~、見ていて

 

 

「これって本当に給食の廃止が決まったまま終わるの!?」

 

「それとも阻止して終われるの?!」

 

 

っていうハラハラドキドキが凄くて(笑)

 

 

こっちとしては、2人の給食バトルをずっと見ていたいから…。

 

 

でも、甘利田と神野の給食への向き合い方がしっかり描かれていたので、そこらへんも満足でした…!

<まとめ>微笑ましい給食バトルがありつつ映画ならではの展開に満足

ドラマの最終回では甘利田と神野に危機が訪れるものの、微笑ましい程度のことだったから、映画の後半の内容に少し驚きました。

 

 

甘利田と神野の必死の訴えや、2人だけの空気感、やり取りとかが想像していたよりも感動的でした。

 

 

こういう展開は映画ならではのものなのかな、とも思います。

 

 

ドラマ同様、美味しそうな給食も出てくるし、神野の想像を超えた食べ方も楽しめるし…でも、意外と感動出来て、しんみりしちゃうところもあったり…。

 

 

ドラマシリーズが好きな人は、映画も見るべき!と言えるんじゃないかな。

 

 

シーズン2もしっかり見て、感想を書いてみようかなとも思っています。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

<シーズン1>

 

<シーズン2>

《正直な感想》ネタバレなし「嘘八百」予想出来る物語だけど…名コンビが癖になる。

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映画『嘘八百』公式サイト - Blu-ray&DVD発売中、好評デジタル配信中! (gaga.ne.jp)

 

どうも、詐欺にはかかりたくない夏夜風です

騙されたくないし、騙したくもない夏猫だ

 

私、コンフィデンスマンJPが好きなんですけど、それに似た映画が見たいなぁと思って探してみたら…

 

 

噓八百」という映画を見つけたので、鑑賞してみることに!

 

 

続編もあって、結構期待していたんですが…

 

私にはちょっと合わなかったかもなぁ…と(汗)

 

 

ドラマで見るぐらいだったら満足出来ていたと思うんですけど、2時間程の映画として見るならあまり満足できないかもしれません…!

 

 

今回は正直な感想と共に、色々語っていきます!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年1月5日

 

<監督>

武正晴

 

<キャスト>

中井貴一 (小池則夫 役)

佐々木蔵之介 (野田佐輔 役)

森川葵 (大原いまり 役)

友近 (野田康子 役)

前野朋哉 (野田誠治 役)

…他

 

《スカッとする度》

★★★星3

《笑える度》

★★★星3

《おすすめ度》

★★★星3

~あらすじ~

冴えない古物商をしている小池則夫は、ひょうんなことから野田佐輔という男と出会います。

 

2人は昔、大御所鑑定士に苦い思いをさせられたことがあり、利休の茶器の贋物を利用して仕返しすることを決めます。

 

利休の茶器によって、惑わされる男たちの物語が繰り広げられます…。

「噓八百」の注目ポイント

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 利休に詳しい人
  • でこぼこコンビが好きな人
  • 笑える「だましだまされ」が好きな人

登場人物

小池則夫

虎視眈々と大きなチャンスを狙っている古物商。どこか冴えない印象がありますが、知識は豊富。

 

娘のいまりにはあまり好かれていないのか、無愛想な態度をとられてしまいます。

 

野田佐輔

腕は良いのに落ちぶれてしまった陶芸家。家族がいるのに何もせず過ごしていたよう。しかし、彼なりの本気を見せる時が。

 

妻の康子は長年、佐輔を支えていました。また、息子の誠治は頼りない感じですが、いまりと良い雰囲気に。

 

その他

則夫と佐輔の作戦に協力してくれる仲間たちもいます。どの人も個性豊かで、可愛らしい印象(笑)

 

また、2人が仕返ししようとしている大御所鑑定士は、隙が無くがめつい性格。

ネタバレ無しの感想:良かった所

 

この映画は、だましだまされ…の物語。

 

 

だましていたつもりだったけど、本当はだまされていた…!とか。

 

 

そこをコメディで表現してくれるので、見ていて楽しかったです。

 

 

もっと詳しく書いていきますね。

中井貴一佐々木蔵之介のデコボココンビが良い

中井貴一さん演じる小池則夫と、佐々木蔵之介さん演じる野田佐輔は、どこか頼りなくて冴えない感じが漂います。

 

 

お互いにまともなことをしておらず、家族にも白い目で見られていることも。

 

 

しかし、自分が知っている事、得意としている事になると、雰囲気が変わって少しかっこいい。

 

でもその分、自分が知らないことはおバカになるというか…(笑)

 

則夫は古物商をしているだけあって利休のことにも詳しく、すらすらと語っていくんですけど、佐輔は「なにそれ?」とちょっとおバカっぽくなる。

 

 

逆に佐輔は陶芸家なので、茶器を作るときは本気モードでかっこいい。

 

 

でも則夫は知識が無いから「え、そんなことすんの?」みたいな雰囲気に(笑)

 

 

これが良かったです。

 

 

2人の情けない所、かっこいい所の二つがあるおかげで、愛着が沸きやすかったです。

利休についてちょっと詳しくなれるかも?

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古物や利休の話がたくさん出てくるので、詳しい人は「そうそう」となるだろうし、それ以外の人は、利休について詳しくなれるかな?と思います。

 

 

とは言っても、利休のことを知っている前提で話が進むところもあって、ついていけない感じもあります…(汗)

 

 

でも、ある程度知っている人ならもっと詳しくなれるんじゃないかと。

 

詳しくなれなくても、興味は出てくると思う!

 

あまり難しく語っているわけではないから「利休について調べてみようかな?」とか「もっと知りたいな…」と思える人もいるかもしれません。

ネタバレ無しの感想:残念だった点

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予告を見た感じだと、明るいコメディ映画なのかな…とおもったんですが…。

 

 

思ったより笑える要素は少なめなのかな?という印象。

 

 

笑えるような面白い部分はあるんですけど、最初の方とかは特にコメディより人間ドラマっぽい感じでした。

 

 

それと、ストーリーの予想が出来るありきたりなものだったり、大きな出来事もあまり無いので退屈になることも…。

 

 

正直、ドラマだと満足出来るんじゃないかな…って思っちゃいました(汗)

 

 

だから「笑える痛快な映画」を期待して見ると、違和感があると思います。

 

 

初笑いのエンターテイメントと公式では書いてあるんですけど、その割に…というのが正直な感想です…。

 

あと、ラストのシーンは必要なの?と思ってしまいました…

 

「これで終わりなんだな」と思っていたら新しい展開になり、笑えると言えば笑えるんですが…。

 

 

このラストは必要なのかと思ってしまう感じ(汗)

 

 

ネタバレを極力伏せて言うと、則夫の娘・いまりと佐輔の息子・朋哉がやらかしてくれる展開なんですよね。

 

 

続編もあるみたいだから、そこに繋げるためのシーンかな?とも思ったんですけど、どうなんでしょう…。

 

 

でも個人的に、クスっときてほっこり出来たから良かったかなって(笑)

<まとめ>高評価では無いけど、続編に期待しちゃう

「噓八百」を評価しているのをチラっと見たら続編の方が面白いっていう感想があったんです。

 

 

続編の「噓八百 京町ロワイヤル」の方が評価も高いみたいだったから…

 

 

そっちに期待しちゃおうかなと!(笑)

 

 

「噓八百」の方は、あくまでプロローグみたいな感じだったのかも?

 

 

2人のコンビが楽しめるし、鑑賞してみようと思います!

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《感想》ネタバレなし「たこ焼きの詩」母と娘を幸せにするのは、たこ焼きと思いやりの心。

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引用:「たこ焼きの詩」公式サイト

映画『たこ焼きの詩』公式サイト (takoyakinouta.com)

 

どうも、大阪のたこ焼きが食べたい夏夜風です

アツアツのたこ焼きが食べたい夏猫だ

 

私、2回ほど大阪に行ったことがあって「たこ焼き食べるぞ!」って意気込んでたんですけど…結局叶わず…(笑)

 

 

そんな私の”大阪のたこ焼き食べたい欲”を刺激した映画「たこ焼きの詩」を語っていきます!

 

 

大阪が舞台になっていて、たこ焼きのお店で働く母親と、明るくて優しい娘のお話です。

 

 

結構マイナーな作品なのかもしれませんが、短いストーリーなので気分転換に見るのも良いかなと思います。

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2015年6月19日

 

<監督>

近兼拓氏

 

<キャスト>

古和咲紀 (澤田花梨 役)

とみずみほ (澤田みほ 役)

サニー・フランシス (たこ焼き やん!のオーナー役)

 

《親子にほっこりする度》

★★★★星4

《たこ焼きが食べたくなる度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★星3

~あらすじ~

母の澤田ふみと娘の花梨は、大阪で2人で暮らしています。家計が厳しいながらも、2人はお互いを思い合い、笑いが絶えません。

 

そんな中、家のエアコンが壊れたり、花梨が修学旅行の積立金のことを母に言えなかったり、ちょっとした問題が起きていきます。

 

しかし、そんな2人に好機が訪れ、優しさ溢れる行動を取ります…。

「たこ焼きの詩」の注目ポイント

  • 食欲をそそるたこ焼き
  • 悲しい気持ちにならない物語
  • 母と娘の「ありがとう」が心にしみる

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • 日常を切り取ったような物語が好きな人
  • 優しい親子にほっこりしたい人
  • 力を抜いて気分転換に映画を見たい人

登場人物

澤田花梨

大阪の団地で母と暮らす、中学生の花梨。野球が好きな明るく、元気な子です。

 

家計が苦しいため我慢することが多いですが、文句を言うことはほとんどありません。優しい女の子です。

 

澤田ふみ

夫が事故で亡くなり、花梨を1人で育てるふみ。たこ焼き屋の店長として働きますが、家計は苦しい状態。

 

ある日、エアコンが壊れてしまったり、花梨が修学旅行の積立金を黙っていたことから、働く時間を増やします。思いやり溢れる優しく、強い母です。

 

たこ焼き屋のオーナー

インパクトのある、インド人のオーナー。日本語がペラペラで、優しい性格。ふみの事を気にかけており、彼女にある好機を与えてくれます。

ネタバレ無しの感想

 

「たこ焼きの詩」がプライムビデオにあって、美味しそうなタイトルに惹かれて(笑)鑑賞してみることに。

 

 

正直なことを言ってしまうと、起承転結があるわけでもなく、ストーリーに引き込まれるというわけでもなく…。

 

 

本当に、親子の日常を切り取った映画という感じでした。

 

 

評価は分かれると思いますが、私は結構好きな作品です。

 

 

起承転結がないからこそ、大きな出来事がないからこそ、力を抜いてのんびり見られる作品です。

 

 

ただ、音楽や他の音が話している声よりも大きくて聞こえにくい所や「そのシーンは必要かな…?」と思う部分もチラホラ…。

 

 

でもそれが「すごく気になる!」というわけでは無いので、普通に見られると思います!

たこ焼きが食べたくなる映画

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「たこ焼きの詩」というタイトルだけあって、たこ焼きが出てくるシーンが多いこの作品。

 

 

とくに、ふみが働くお店のたこ焼きが美味しそうで(笑)

 

 

手さばきが慣れているから「どんな味なのかな」「美味しいんだろうな」と想像させてくれます。

 

 

家でもたこ焼きを食べているシーンがあるのですが、それにはタコが入ってないんです。

 

 

それでも楽しそうに幸せそうに2人が食べている様子を見ると「家で食べるのも良いな!」って思えてきて

 

最近寒くなって来たし、余計にアツアツのたこ焼きが食べたくなったな

 

みんなで、たこ焼きをクルクルしながら楽しく食べるのも良いですね。

 

 

それと、ふみが働くお店「やん!」は実在する所みたいです!ただ、今はたこ焼きは売っていないみたい…。

 

お店のホームページです↓

焼そば・お好み焼・鉄板焼 やん! (konayan.com)

悲しくならない物語が安心する

この物語は、本当に母と娘の日常を切り取ったような感じ。

 

 

見る人によっては凄く平凡で普通の話に思えるかもしれませんが…

 

 

でも、ちょっとした問題が起きても見ている側が悲しくなることが無いんですよ。

 

 

例えば最初に、父が亡くなったことを花梨が回想していたんですけど、最後に「アホです」と、少しコミカルに言っていたんです。

 

 

個人的にはこれがありがたかったです。

 

 

”死”というものを悲しい事として扱わないでくれると、見ている側も救われるというか…。

 

 

花梨のために朝早くから働くふみの姿や、母に気を遣う花梨の姿を見ると、しんみり来ることはあるんですけど…

 

 

それでも、お互いを思い合って過ごす2人のおかげで、心が落ち込むことはありませんでした。

 

繊細さんにとっては、安心出来る部分かな?と思います。

”ありがとう”や、ふみの言葉が心にしみる

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個人的に、ふみと花梨の会話が優しくて温かい印象でした。

 

 

とくにお互いに「ありがとう」という言葉を言っていて、なんだか素敵だな…と心にしみました。

 

 

他にも、ふみの言葉が好き。

 

 

ふみ「確かに、うちにはお金がない。

けどそれは余分なお金や、無駄なお金が無い言う意味や。

必要なお金は、ちゃんとある。

で、それはどんどん使う!」

引用:「たこ焼きの詩」より

 

こんな感じで、花梨を心配させまいと言っていた言葉が素敵でした。

 

余分なお金や無駄な金が無いって考えると、気持ちが楽になるかもな

 

他にもお母さんと娘のほっこりする会話があるので、気になる方は見てみてください!

<まとめ>絶賛映画では無いけど、心に残る作品の一つ

この映画に限ったことではありませんが、この作品は人によって評価が分かれると思います。

 

 

個人的には絶賛出来る映画ではないけど心に残る素敵な作品だと感じました。

 

 

美味しいたこ焼きと、優しい母と娘。

 

 

平凡で普通な話かもしれないけど、それでもほっこり出来ました。

 

 

74分と短めのストーリーでもあるので、気になった人は空いた時間にぜひ見てみてください!

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《感想》ネタバレなし「鴨川ホルモー」独特な世界観に笑う和風ファンタジー(?)

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鴨川ホルモー : ポスター画像 - 映画.com

 

どうも、京都に行ってみたい夏夜風です

京都には奥ゆかしいイメージを持っている夏猫だ

 

何か笑えてのんびり見られる映画は無いかとプライムビデオを覗いていると…

 

 

鴨川ホルモー」が目に留まりました。

 

 

前にチラっと見たことがある映画だったし、もうすぐ見放題が終わるようだったので鑑賞してみたら…。

 

 

最初から最後まで「私は何を見ているんだ!なんだこの物語は!」ってなっていました(笑)

 

 

笑えるし面白いし、可愛いし…(笑) 気分転換に見るのにおすすめかもしれません!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2009年4月18日

 

<監督>

本木克英

 

<原作者>

万城目学

 

<キャスト>

山田孝之 (安部明 役)

栗山千明 (楠木ふみ 役)

濱田岳 (高村幸一 役)

荒川良々 (菅原真 役)

芦名星 (早良京子 役)

…他

 

《何を見ているんだ度》

★★★★星4

《笑える度》

★★★星3

《おすすめ度》

★★★星3

~あらすじ~

京都大学に2浪で入学した安部は、目標も無くただ日々を過ごしていました。そんな時、青竜のコンパに誘われて参加することに。

 

青竜会には興味が無かった安部ですが、コンパで出会った早良京子に近づくため入会することを決めます。

 

しかし、青竜会は”鬼”を使って戦う「ホルモー」という競技をするらしく、安部や友人は特訓していくのですが…。

鴨川ホルモー」の注目ポイント

  • 面白いアホらしさが癖になる
  • 意外と和風ファンタジーっぽい
  • 戦うオニがかわいい

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 現実離れした物語を見たい人
  • 和が好きな人
  • コメディを見たい人

登場人物

安部 明

2浪で京都大学に入るものの、目標も無くやる気も無いまま日々を過ごしています。

 

京大青竜会という怪しいサークルに誘われ、興味は無かったものの一目ぼれした早良京子を目当てに、入会することを決めます。全体的に脱力感がある喋り方。

 

高村幸一

帰国子女ということもあり、まわりと上手く馴染めない中、安部とは比較的仲が良い。

 

安部に無理やり入会させられた形でホルモーを行うことに。初戦で上手に戦えない事をきっかけに、青竜会に顔を出さず…。

 

楠木ふみ

見た目が地味で、無口&無愛想。理系でパソコンや機械を解体したり、直そうとします。

 

ホルモーで補給部隊を担当していますが、戦いたい気持ちがあるよう。また、意外と可愛らしい一面も…。

 

蘆屋 満と早良 京子

芦屋 満:高身長のイケメンでホルモーでも大活躍しますが、安部や他の人に嫌われている面が。

 

早良 京子:安部が一目ぼれした、きれいな女性。穏やかでのんびりした話し方をしますが…小悪魔的な面が見え隠れします。

ネタバレ無しのストーリー感想

 

昔、鴨川ホルモーをチラっと見た時があるんですけど、その時は「なんだこの映画は!」と思っていたんですけど…

 

 

改めて見てからも「なんだこの映画は!」という感じでした!

 

 

でも、内容はアホらしさが漂っているんですけど、それが癖になってくるんですよね…(笑)

 

 

主人公達のやっていることが笑えるし、でも何故かストーリーに引き込まれていくし…「なんだこの映画は」って何度も思いました。

 

 

ただ、癖のある作品なので人によって評価が分かれそうだなとも思います。

 

 

アホらしさに笑いたいとか、何も考えないで笑いたいって時は良いかな…と!

アホらしさがどんどん癖になる

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大きなネタバレはしませんが、ストーリー自体「なんだこの物語は」となる感じで(笑)

 

 

安部たちは最初、オニを使って戦う「ホルモー」を信じていませんでしたが、オニを見たことによって、ハマっていくことになります。

 

 

”オニ語”と呼ばれるもので鬼達に指示をして、戦うことになるんですが…。

 

 

これが面白い。(笑)

 

 

「我に続け」という指示は「アイギュウ ピッピキピー」

「潰せ」という指示は「ゲロンチョリー」

「レーズンを支給」は「マンサーナ」などなど…

 

しかも、不思議なポーズをとりながらオニ語を言うのが面白いんだ

 

みんな、どんどん様になっていくのが良いんですよね(笑)

 

 

あと、そういう内容の中に男女の恋愛模様(?)も描かれていて、微笑ましく見守ることも出来ます(笑)

 

 

最初から最後までホルモーをしているだけなんですけど、なぜか引き込まれて行って…。

 

 

とくに退屈することもなく、アホらしさも癖になり…個人的には楽しめました!(笑)

意外と和風ファンタジーになっているのが良い

鴨川ホルモー」は和風な要素が結構あるんですよね、お祭りとか神社とか鬼とか…。

 

 

本当にコメディ作品だけど、意外と和風ファンタジーにもなっているのかな?とも思います。

 

 

大きなアクションとか、大ボスみたいなのは出てこないし、妖術を使うとかも無いんですが(笑)

 

 

あくまで「ホルモー」という競技をやっている大学生たちの物語だから、そこまで違和感もありません。

 

でも一応ホルモーは1000年も続いてるんですよね(笑)

 

思ったより伝統的という…。

 

 

現実離れした世界観や和風の要素が好きな人にはもってこいかも?

 

 

あと、コメディに振り切っている作品が好きな人も。

一生懸命戦うオニがかわいい

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和風ファンタジー感を出してくれるのが、オニたちの存在

 

 

見た目は正直「かわいい!」とはならないと思うんですが…(笑)

 

 

ちっちゃくて、トコトコ歩いてたり戦っている姿を見ると少しづつ愛着がわいてきます。

 

 

個人的に好きなのは、楠木ふみのオニ。

 

 

楠木と同じようにメガネをかけて、戦うオニにレーズンを支給しているのがたまらん…(笑)

 

 

全体的に指示を聞いて動くオニが可愛いんですけど、メガネをかけているのが可愛らしさを増していてお気に入りです。

 

 

愛着がわいてくるから、だんだん倒されていく姿を見ると「あぁ…かわいそう…」ってなるんですよ(笑)

 

見てるとオニ達を応援したくなるんだ

<まとめ>コメディだけど和風ファンタジー要素もあって退屈しない

個人的にコメディに偏り過ぎていると飽きてくることがあるんですが…この作品はそれが無く、最後まで楽しめました

 

 

オニ達にも癒されるし、へんてこな登場人物が笑わせてくれるし、お菓子を食べながらのんびり見られる作品です!

 

 

原作とはまた違う話の展開みたいなんですけど…小説の方も気になってきました。

 

 

評価が分かれそうな映画だけどハマる人はハマると思うので、良ければ見てください!

 

 

それでは今回はこの辺で!最後までご覧いただきありがとうございました!