繊細女子の映画語り

繊細女子の映画語り

映画や、たまにドラマの感想を語っていきます。繊細さんでも見られる作品を語ります。(主観ですが汗)

《正直な感想》ネタバレなし「嘘八百」予想出来る物語だけど…名コンビが癖になる。

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どうも、詐欺にはかかりたくない夏夜風です

騙されたくないし、騙したくもない夏猫だ

 

私、コンフィデンスマンJPが好きなんですけど、それに似た映画が見たいなぁと思って探してみたら…

 

 

噓八百」という映画を見つけたので、鑑賞してみることに!

 

 

続編もあって、結構期待していたんですが…

 

私にはちょっと合わなかったかもなぁ…と(汗)

 

 

ドラマで見るぐらいだったら満足出来ていたと思うんですけど、2時間程の映画として見るならあまり満足できないかもしれません…!

 

 

今回は正直な感想と共に、色々語っていきます!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年1月5日

 

<監督>

武正晴

 

<キャスト>

中井貴一 (小池則夫 役)

佐々木蔵之介 (野田佐輔 役)

森川葵 (大原いまり 役)

友近 (野田康子 役)

前野朋哉 (野田誠治 役)

…他

 

《スカッとする度》

★★★星3

《笑える度》

★★★星3

《おすすめ度》

★★★星3

~あらすじ~

冴えない古物商をしている小池則夫は、ひょうんなことから野田佐輔という男と出会います。

 

2人は昔、大御所鑑定士に苦い思いをさせられたことがあり、利休の茶器の贋物を利用して仕返しすることを決めます。

 

利休の茶器によって、惑わされる男たちの物語が繰り広げられます…。

「噓八百」の注目ポイント

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 利休に詳しい人
  • でこぼこコンビが好きな人
  • 笑える「だましだまされ」が好きな人

登場人物

小池則夫

虎視眈々と大きなチャンスを狙っている古物商。どこか冴えない印象がありますが、知識は豊富。

 

娘のいまりにはあまり好かれていないのか、無愛想な態度をとられてしまいます。

 

野田佐輔

腕は良いのに落ちぶれてしまった陶芸家。家族がいるのに何もせず過ごしていたよう。しかし、彼なりの本気を見せる時が。

 

妻の康子は長年、佐輔を支えていました。また、息子の誠治は頼りない感じですが、いまりと良い雰囲気に。

 

その他

則夫と佐輔の作戦に協力してくれる仲間たちもいます。どの人も個性豊かで、可愛らしい印象(笑)

 

また、2人が仕返ししようとしている大御所鑑定士は、隙が無くがめつい性格。

ネタバレ無しの感想:良かった所

 

この映画は、だましだまされ…の物語。

 

 

だましていたつもりだったけど、本当はだまされていた…!とか。

 

 

そこをコメディで表現してくれるので、見ていて楽しかったです。

 

 

もっと詳しく書いていきますね。

中井貴一佐々木蔵之介のデコボココンビが良い

中井貴一さん演じる小池則夫と、佐々木蔵之介さん演じる野田佐輔は、どこか頼りなくて冴えない感じが漂います。

 

 

お互いにまともなことをしておらず、家族にも白い目で見られていることも。

 

 

しかし、自分が知っている事、得意としている事になると、雰囲気が変わって少しかっこいい。

 

でもその分、自分が知らないことはおバカになるというか…(笑)

 

則夫は古物商をしているだけあって利休のことにも詳しく、すらすらと語っていくんですけど、佐輔は「なにそれ?」とちょっとおバカっぽくなる。

 

 

逆に佐輔は陶芸家なので、茶器を作るときは本気モードでかっこいい。

 

 

でも則夫は知識が無いから「え、そんなことすんの?」みたいな雰囲気に(笑)

 

 

これが良かったです。

 

 

2人の情けない所、かっこいい所の二つがあるおかげで、愛着が沸きやすかったです。

利休についてちょっと詳しくなれるかも?

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古物や利休の話がたくさん出てくるので、詳しい人は「そうそう」となるだろうし、それ以外の人は、利休について詳しくなれるかな?と思います。

 

 

とは言っても、利休のことを知っている前提で話が進むところもあって、ついていけない感じもあります…(汗)

 

 

でも、ある程度知っている人ならもっと詳しくなれるんじゃないかと。

 

詳しくなれなくても、興味は出てくると思う!

 

あまり難しく語っているわけではないから「利休について調べてみようかな?」とか「もっと知りたいな…」と思える人もいるかもしれません。

ネタバレ無しの感想:残念だった点

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予告を見た感じだと、明るいコメディ映画なのかな…とおもったんですが…。

 

 

思ったより笑える要素は少なめなのかな?という印象。

 

 

笑えるような面白い部分はあるんですけど、最初の方とかは特にコメディより人間ドラマっぽい感じでした。

 

 

それと、ストーリーの予想が出来るありきたりなものだったり、大きな出来事もあまり無いので退屈になることも…。

 

 

正直、ドラマだと満足出来るんじゃないかな…って思っちゃいました(汗)

 

 

だから「笑える痛快な映画」を期待して見ると、違和感があると思います。

 

 

初笑いのエンターテイメントと公式では書いてあるんですけど、その割に…というのが正直な感想です…。

 

あと、ラストのシーンは必要なの?と思ってしまいました…

 

「これで終わりなんだな」と思っていたら新しい展開になり、笑えると言えば笑えるんですが…。

 

 

このラストは必要なのかと思ってしまう感じ(汗)

 

 

ネタバレを極力伏せて言うと、則夫の娘・いまりと佐輔の息子・朋哉がやらかしてくれる展開なんですよね。

 

 

続編もあるみたいだから、そこに繋げるためのシーンかな?とも思ったんですけど、どうなんでしょう…。

 

 

でも個人的に、クスっときてほっこり出来たから良かったかなって(笑)

<まとめ>高評価では無いけど、続編に期待しちゃう

「噓八百」を評価しているのをチラっと見たら続編の方が面白いっていう感想があったんです。

 

 

続編の「噓八百 京町ロワイヤル」の方が評価も高いみたいだったから…

 

 

そっちに期待しちゃおうかなと!(笑)

 

 

「噓八百」の方は、あくまでプロローグみたいな感じだったのかも?

 

 

2人のコンビが楽しめるし、鑑賞してみようと思います!

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!