繊細女子の映画語り

繊細女子の映画語り

映画や、たまにドラマの感想を語っていきます。繊細さんでも見られる作品を語ります。(主観ですが汗)

《正直な感想》ネタバレなし「おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜」安定の面白さがありつつ残念に感じる部分が…。

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どうも、明日は家族でクリスマスパーティーです

ぼっちじゃなくて良かったな!

 

今回は、一時期話題になった、

 

映画「おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜

 

の感想を書いていこうと思います。

 

 

クリスマス感がないけど…良しとしてください…(笑)クリスマスであることを忘れて、これを選んでしまったんです…。

 

 

今回は、良かった所、残念だった所を語っていきますね。

 

 

※この記事は「おっさんずラブ 1シーズン」のネタバレが含まれています。ご注意ください!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2019年8月23日

 

<監督>

瑠東東一郎

 

<キャスト>

田中圭 (春田 役)

林遣都 (牧 役)

吉田鋼太郎 (黒澤部長 役)

志尊淳 (正義 役)

沢村一樹 (狸穴迅 役)

…他

 

《演技がツボる度》

★★★★星4

《ハチャメチャ度》

★★★★★星5

《おすすめ度》

★★★星3

~あらすじ~

春田創一は香港に転勤しており1年ぶりに日本に帰ってきますが、新しく出来たプロジェクトチーム「Genius7」が突如現れ、営業所から立ち去るよう言われてしまいます。

 

しかもプロジェクトチームの中に牧凌太の姿が…。

 

すれ違う春田と牧、怪しい人物、元気いっぱいの新人、記憶を無くす黒澤部長…。ドタバタおっさんラブコメディが繰り広げられます…。

おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜」の注目ポイント

  • 俳優陣の光る演技
  • 安定の笑える面白さ
  • キャラの変化

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 一味違うおっさんずラブを見たい人
  • 俳優の演技に笑いたい人
  • ハチャメチャな話が好きな人

登場人物

おなじみのメンバー

ドラマ版のおなじみのキャストが映画でも楽しめます。

 

主人公の春田は相変わらず優しいが抜けていて…。牧は以前とは違う雰囲気を漂わせ…。黒澤部長はあることから記憶を無くし…再び春田に猛アタック…!(笑)

 

営業所メンバーも相変わらずの個性の強さを光らせています。

 

新しい登場人物

映画では、新しい登場人物が現れます。

 

元気いっぱいの新人・山田正義(ジャスティス)は春田のことを慕っており距離が近い…。

 

怪しさいっぱいの狸穴迅(まみあな じん)は、プロジェクトチームのリーダーで営業所の人達に少し冷たい印象。牧のことを気にかけているようです。

ストーリーの感想

 

ドラマ版(シーズン1)がすごく好きで、今回ワクワクしながら鑑賞しました。

 

 

また、春田と牧のほのぼの感を味わえるのかな、黒澤部長の暴走も楽しめるのかな…と思ってたんですが。

 

 

予想と違う展開だったり少し残念な所が多いなと感じてしまいました。

 

 

でもドラマ版と変わらない良さ、面白さもありました!

キャラの良さと変化

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やっぱり、この作品の面白い所はキャラの濃さですよね…。

 

 

主人公の春田はもちろん、営業所の人達が愉快で楽しい雰囲気なのが好きです。

 

 

とくに黒澤部長のしっかりしている所と、はっちゃけている所の差がすごくて笑えます(笑)

 

 

こういう部分は映画でも同じで、笑えたし楽しい時間を過ごせました。

 

あと、個人的に春田を演じたのが田中さんで大正解だったと思います。

 

田中さんだったから春田の魅力も増してる…って感じですね。

 

 

そして、映画ではキャラの変化も感じられました。

 

 

例えば、営業所の歌麻呂がドラマ版より大人っぽくなっている感じもしましたね、蝶子との関係も進んでいるし…。

 

 

もちろん牧にも変化はあるし、春田が知らない所でそれぞれ変化していたり成長している…という感じでした。

 

 

ただ、個人的には春田のキャラが少し残念に思えました…その理由は下の「残念だった所」で語っています。

 

まぁ、でもドラマと変わらない所、変わっている所が楽しめたよな

 

やっぱり変わらないなと感じるのは俳優さん達の演技含め、おっさんずラブならではの面白さです。

安定の面白さ

やっぱり、面白さは変わらないなと感じます。

 

 

とくに俳優さんたちの演技が良いから素直に笑えるし、この作品特有(?)の茶番劇みたいなのも良かった(笑)

 

 

とくにサウナのシーンは何だったの感…(良い意味で笑)

 

 

ドラマ版でもありましたね、牧と黒澤部長がああやって争っているシーン。(笑)

 

 

こういうシーンは、やっぱり俳優さん達の演技が光るというか、はっちゃけているんだろうなぁと思いますね。

 

 

笑えるシーンだけじゃなくて春田と牧のすれ違いがあったり、もどかしくなるような所もあって、恋愛要素も楽しめました。

 

 

でも…ちょっと思ったより残念だと感じる部分が多かったです…。

残念だった所

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まず、春田のキャラというか見せ方?がちょっと残念に思えました。

 

 

ドラマ版では彼の優しい所とか真面目な良い所が結構見れたのに、映画だとそれがあまり無いんですよね。

 

 

もちろん優しさはあるんですけど、それ以上に幼稚さとか幼さが現れている気がして少し違和感がありました。

 

 

そして春田と牧の絡みをいっぱい見られるかな…と期待していたんですが、2人のシーンが思ったより少なかった…(汗)

 

 

ストーリー的にそうなっちゃうのかな?とは思うんですけど、ここも残念でした。

 

あと、後半の話が壮大になっていて…ちょっぴりついていけなかった…

 

後半からは色々ハチャメチャで。

 

 

春田と牧の喧嘩の仕方が割とリアルでシリアスな感じだったんだけど、その終わり方が現実味が無くて腑に落ちなかったというか…。

 

 

映画だから派手にいこう!というのは分かるんだけど、派手過ぎて無理やりまとめた気がしてしまいました。

 

ドラマ版のおっさんずラブを求めてると、ちょっとガッカリかも…

<まとめ>良い所があるからこそもったいなかった…!

良い部分もあるからこそ、余計にもったいない感じだったなと…。

 

 

ファンが求めているものと作り手の求めたものが一致しなかったのかな…。

 

 

でも笑えたし面白いのは確かだと思うので、何も考えず見ると良いのかも…!(笑)

 

 

この映画はおっさんずラブのまた違う世界線」として見ると…納得出来るかもしれませんね…。

 

 

では、今回はクリスマスとまったく関係ないものを選んでしまいましたが…(笑)

 

 

この辺で終わろうと思います。最後までご覧いただきありがとうございました!