繊細女子の映画語り

繊細女子の映画語り

映画や、たまにドラマの感想を語っていきます。繊細さんでも見られる作品を語ります。(主観ですが汗)

《感想》ネタバレなし「南極料理人」極限の世界で味わう”美味しさ”と”ゆるさ”。

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どうも、料理は好きだけど食べる方が好きな夏夜風です

食べることは良い事だよな!

 

さて、今回は”食べ物”に関した映画を見ました。

 

 

ゆるーい内容がクセになる「南極料理人」です。

 

 

極限の環境から繰り広げられる、ゆるくてほっこりする男達の物語。

 

 

南極の料理人が工夫を凝らして作った料理が美味しそうだし、意外と豪勢な食事に驚きます(笑)

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2009年8月8日

 

<監督>

沖田修一

 

<キャスト>

堺雅人 (西村 役)

生瀬勝久 (本さん 役)

きたろう (タイチョー 役)

高良健吾 (兄やん 役)

豊原功補 (ドクター 役)

…他

 

《美味しそう度》

★★★★星4

《ゆるい非日常度》

★★★★★星5

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

ペンギンもアザラシも、ウィルスすらも存在しない極寒の地に西村はやってきました。彼の仕事は隊員8人分の料理を作る事。

 

ご飯の時間には、日本にいる時とあまり変わらない食事が並び、隊員達の冷えた体と心を温めます。

 

癖がある人たちとのヘンテコな生活。不便で孤独な長ーい日々がゆるく過ぎていきます。

南極料理人」の注目ポイント

  • 意外と豪勢な料理
  • ゆるくて笑える極限生活
  • 当たり前の幸せを感じられる

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 色々な料理が出てくる作品が好きな人
  • 力を抜いて映画を見たい人
  • ちょっとした非日常感を味わいたい人

ストーリーの感想

 

前々から気になっていたこの作品。

 

 

極限の世界で繰り広げられる”ゆるーい非日常”が笑えました。

 

 

独特な世界観があって、好きな人と苦手な人に分かれてしまいそうではありますが…刺激も少ないから繊細な方にもオススメ出来ると思います。

 

 

何より主人公の西村が作るご飯が美味しそう…。

南極で味わう意外と豪勢な食事

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見るまでに想像していたのは、少ない食材と量で工夫しながら料理をする…という感じだったのですが。

 

 

意外と何でも作れるし意外と豪勢だったのに驚きました。(笑)

 

 

気軽に食べられるおにぎりはもちろん、刺身やぶりの照り焼き、てんぷら、そして伊勢海老やローストビーフまでも出てくるんです…!

 

どれも美味しそうだったな…!

 

それだけじゃなく、ミッドウィンター祭としてフランス料理も出てきてました…凄い。

 

 

普通の生活とは違ってどこにも行けないし、楽しみも少ないし、滞在する期間も長いから、食事が唯一の楽しみになっていたのかな…と思いますね。

 

 

ただ、他の隊員達は料理を「美味しい」と言うことがなく、とにかくガッツクんですよ(笑)

 

 

その姿が苦手だと感じる人もいるかも…(汗)

 

 

個人的には、丁寧に味わっていたらもっと美味しそうに思えていたかな…という思いが…。

 

 

でも、料理だけが中心というわけではなく”料理人”や他の隊員達にフォーカスされているから、あまり気になりませんでした。

 

 

極限な生活のはずなのに、とにかくゆるいしヘンテコなのが笑えます。

ゆるくて笑えるヘンテコな極限生活

西村達がいる所は、ペンギンはいないしウィルスすら存在しない場所。

 

 

平均気温がマイナス54度だし、生活は不便な事ばかり。

 

 

でも、大きな問題とかが無く(少しはあるけど)本当にゆるーくマイペースに物語が進んでいくからとても気楽でした。

 

 

意外とこういう事も出来るんだな…とは思うんですけど、でもやっぱり何かが足りないから、みんな日本が恋しくなってることも。

 

 

登場人物は、それぞれ個性があって癖が強めで面白い。

 

 

少し衝突することもあるけど、何とかそれなりにやっていってる感じでした(笑)

 

 

8人しかいないから上手くやっていくしかないし、仲良しな仲間を演じてる雰囲気もありました。

 

日本に戻ったら関わらない関係性のような…

 

その関係性もヘンテコというか、上手くいっていないようで上手くいってる…みたいな(笑)

 

 

お互いに干渉しすぎず、でも無視するわけじゃなく…。対人関係ってこういうものなのかも。

 

 

やり取りもゆるいし、行動もヘンテコだし、本当に力を抜いて笑える感じでした。

 

 

でも、それだけじゃなく今の生活が大事だなと感じさせてくれる部分もありました。

日常や当たり前の幸せを感じられる

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南極料理人では、ゆるい非日常感を味わうことが出来るのですが、度々”日常の幸せ”を感じさせられることが。

 

 

8人がいるドームふじ基地という場所では、生活出来る設備は整っているようにも見えるんですけど、やっぱり少し不便。

 

 

トイレのプライベートをしっかり保ててないし節水が当たり前だし、一日中明るかったり逆にずっと暗かったり…。

 

 

こんな感じで日本にいた時の「普通」や「日常」がそこには無いんですよね。

 

 

だから、ずっと穏やかだった西村にも限界が来て家族のことを思い出して泣くシーンがあったり。

 

こういうのを見て普通とか日常って幸せなことって思えたんだよな

 

とくに外は極寒だし、極夜の時期だと孤独感を味わいやすいから日本が恋しくなるのも仕方ないわけで…。

 

 

”日常の幸せ”が一番のテーマではないんだろうけど、そういうのをじんわりと感じながら見ていました。

<まとめ>ゆるくてほっこりする極限生活が魅力。

壮絶な環境の中での”ゆるさ”が「南極料理人」の魅力だな…と感じます。

 

 

壮絶すぎる過酷なストーリーは辛くなるので見られませんが、この映画は「ゆるい」「ほっこり」「美味しい」「笑える」「気楽」がそろっているので個人的にはオススメです(笑)

 

 

とくに西村の穏やかさが凄く心地良いから、まだ見てない方は注目してほしいです…!

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!