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どうも、京都に行ってみたい夏夜風です
京都には奥ゆかしいイメージを持っている夏猫だ
何か笑えてのんびり見られる映画は無いかとプライムビデオを覗いていると…
「鴨川ホルモー」が目に留まりました。
前にチラっと見たことがある映画だったし、もうすぐ見放題が終わるようだったので鑑賞してみたら…。
最初から最後まで「私は何を見ているんだ!なんだこの物語は!」ってなっていました(笑)
笑えるし面白いし、可愛いし…(笑) 気分転換に見るのにおすすめかもしれません!
~作品紹介~
<公開日>
●2009年4月18日
<監督>
●本木克英
<原作者>
●万城目学
<キャスト>
●山田孝之 (安部明 役)
●栗山千明 (楠木ふみ 役)
●濱田岳 (高村幸一 役)
●荒川良々 (菅原真 役)
●芦名星 (早良京子 役)
…他
《何を見ているんだ度》
★★★★星4
《笑える度》
★★★星3
《おすすめ度》
★★★星3
~あらすじ~
京都大学に2浪で入学した安部は、目標も無くただ日々を過ごしていました。そんな時、青竜会のコンパに誘われて参加することに。
青竜会には興味が無かった安部ですが、コンパで出会った早良京子に近づくため入会することを決めます。
しかし、青竜会は”鬼”を使って戦う「ホルモー」という競技をするらしく、安部や友人は特訓していくのですが…。
「鴨川ホルモー」の注目ポイント
- 面白いアホらしさが癖になる
- 意外と和風ファンタジーっぽい
- 戦うオニがかわいい
この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます
- 現実離れした物語を見たい人
- 和が好きな人
- コメディを見たい人
登場人物
2浪で京都大学に入るものの、目標も無くやる気も無いまま日々を過ごしています。
京大青竜会という怪しいサークルに誘われ、興味は無かったものの一目ぼれした早良京子を目当てに、入会することを決めます。全体的に脱力感がある喋り方。
帰国子女ということもあり、まわりと上手く馴染めない中、安部とは比較的仲が良い。
安部に無理やり入会させられた形でホルモーを行うことに。初戦で上手に戦えない事をきっかけに、青竜会に顔を出さず…。
見た目が地味で、無口&無愛想。理系でパソコンや機械を解体したり、直そうとします。
ホルモーで補給部隊を担当していますが、戦いたい気持ちがあるよう。また、意外と可愛らしい一面も…。
芦屋 満:高身長のイケメンでホルモーでも大活躍しますが、安部や他の人に嫌われている面が。
早良 京子:安部が一目ぼれした、きれいな女性。穏やかでのんびりした話し方をしますが…小悪魔的な面が見え隠れします。
ネタバレ無しのストーリー感想
昔、鴨川ホルモーをチラっと見た時があるんですけど、その時は「なんだこの映画は!」と思っていたんですけど…
改めて見てからも「なんだこの映画は!」という感じでした!
でも、内容はアホらしさが漂っているんですけど、それが癖になってくるんですよね…(笑)
主人公達のやっていることが笑えるし、でも何故かストーリーに引き込まれていくし…「なんだこの映画は」って何度も思いました。
ただ、癖のある作品なので人によって評価が分かれそうだなとも思います。
アホらしさに笑いたいとか、何も考えないで笑いたいって時は良いかな…と!
アホらしさがどんどん癖になる
大きなネタバレはしませんが、ストーリー自体「なんだこの物語は」となる感じで(笑)
安部たちは最初、オニを使って戦う「ホルモー」を信じていませんでしたが、オニを見たことによって、ハマっていくことになります。
”オニ語”と呼ばれるもので鬼達に指示をして、戦うことになるんですが…。
これが面白い。(笑)
「我に続け」という指示は「アイギュウ ピッピキピー」
「潰せ」という指示は「ゲロンチョリー」
「レーズンを支給」は「マンサーナ」などなど…
しかも、不思議なポーズをとりながらオニ語を言うのが面白いんだ
みんな、どんどん様になっていくのが良いんですよね(笑)
あと、そういう内容の中に男女の恋愛模様(?)も描かれていて、微笑ましく見守ることも出来ます(笑)
最初から最後までホルモーをしているだけなんですけど、なぜか引き込まれて行って…。
とくに退屈することもなく、アホらしさも癖になり…個人的には楽しめました!(笑)
意外と和風ファンタジーになっているのが良い
「鴨川ホルモー」は和風な要素が結構あるんですよね、お祭りとか神社とか鬼とか…。
本当にコメディ作品だけど、意外と和風ファンタジーにもなっているのかな?とも思います。
大きなアクションとか、大ボスみたいなのは出てこないし、妖術を使うとかも無いんですが(笑)
あくまで「ホルモー」という競技をやっている大学生たちの物語だから、そこまで違和感もありません。
でも一応ホルモーは1000年も続いてるんですよね(笑)
思ったより伝統的という…。
現実離れした世界観や和風の要素が好きな人にはもってこいかも?
あと、コメディに振り切っている作品が好きな人も。
一生懸命戦うオニがかわいい
和風ファンタジー感を出してくれるのが、オニたちの存在。
見た目は正直「かわいい!」とはならないと思うんですが…(笑)
ちっちゃくて、トコトコ歩いてたり戦っている姿を見ると少しづつ愛着がわいてきます。
個人的に好きなのは、楠木ふみのオニ。
楠木と同じようにメガネをかけて、戦うオニにレーズンを支給しているのがたまらん…(笑)
全体的に指示を聞いて動くオニが可愛いんですけど、メガネをかけているのが可愛らしさを増していてお気に入りです。
愛着がわいてくるから、だんだん倒されていく姿を見ると「あぁ…かわいそう…」ってなるんですよ(笑)
見てるとオニ達を応援したくなるんだ
<まとめ>コメディだけど和風ファンタジー要素もあって退屈しない
個人的にコメディに偏り過ぎていると飽きてくることがあるんですが…この作品はそれが無く、最後まで楽しめました。
オニ達にも癒されるし、へんてこな登場人物が笑わせてくれるし、お菓子を食べながらのんびり見られる作品です!
原作とはまた違う話の展開みたいなんですけど…小説の方も気になってきました。
評価が分かれそうな映画だけどハマる人はハマると思うので、良ければ見てください!
それでは今回はこの辺で!最後までご覧いただきありがとうございました!