繊細女子の映画語り

繊細女子の映画語り

映画や、たまにドラマの感想を語っていきます。繊細さんでも見られる作品を語ります。(主観ですが汗)

《感想》ネタバレなし「パディントン2」可愛さも魅力もアップ。丁寧に作られた癒しの物語。

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©F&Co Lit./sc 2017

http://paddington-movie.jp

 

どうも、体調が悪かった夏夜風です…

相変わらず元気な夏猫だ

 

何日間か体調不良に悩まされて寝込んでいた私です…。

 

 

やっと回復して「映画を見たい!」と思ったのですが、病み上がりは優しい世界観が良いだろうと思い(笑)

 

 

色々な悩んだすえに、作品を選びました。

 

 

今回選んだのは「パディントン

 

 

パディントン」の続編です。あたたかい世界観と優しい登場人物に癒されます…(泣)

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年1月19日(日本)

 

<監督>

ポール・キング

 

<原作者>

マイケル・ボンド

 

<キャスト>

ベン・ウィショー (パディントン役(声))

ヒュー・ボネヴィル (ヘンリー役)

サリー・ホーキンス (メアリー役)

マデリン・ハリス (ジュディ役)

サミュエル・ジョスリン (ジョナサン役)

ヒュー・グラント (ブキャナン 役)

…他

 

《童話のような世界観度》

★★★★星4

《優しくなれる度》

★★★★★星5

《おすすめ度》

★★★★★星5

~あらすじ~

ブラウン一家と一緒に暮らすパディントンは、すっかり街の人とも馴染んでいました。

 

パディントンルーシーおばさんの誕生日のためにグルーバーさんのお店で見つけた、ロンドンの街並みが描かれた「飛び出す絵本」を買うことを決めます。

 

資金を集めるために働きますが、ある日泥棒が絵本を盗み、パディントンが必死に追いかけますが勘違いされて刑務所に入ることになります…。

パディントン」の注目ポイント

  • 童話のような優しくて温かい世界
  • ちょっぴりハラハラなアクション
  • 最後まで丁寧に作られた映画

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • 優しい世界が好きな人
  • 家族で見たい人
  • 可愛いクマが好きな人

ストーリーの感想

 

前作でもクマのパディントンに癒されて、元気をもらえましたが…。

 

 

今作は面白さと魅力がアップしたように思えました!

 

 

成長したブラウン一家の子供たちには驚きましたが…!

 

 

パディントンが街の人ともすっかり馴染んでいて、癒しパワーが全開でした(笑)ありがたい。

 

 

パディントンのおっちょこちょいな所はハラハラしましたが、可愛さでカバーしていましたね(笑)

 

 

そして私が好きな、ブラウン一家のお母さん・メアリーが大活躍していて嬉しかったです。(マイペース感、不思議な雰囲気が良い…)

 

 

あと、個人的に感じたことは、悪役が前回より可愛かった(笑)

 

 

憎めないというか…世界観が優しいから余計に可愛く見えてきました。

童話のような優しい世界

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原作が児童文学ということで、世界観が優しくて温かいんですよね。

 

 

本当に童話のような世界で、不思議なこと、ワクワクすること、ほんわかするような要素がたくさんあるんです。

 

 

パディントンの可愛さ、ブラウン一家や住民の優しさ、どこか憎めない悪役…。

 

 

絵本で見るようなことが、この映画で楽しめるし、動きがあるから余計にワクワク出来るんです。

 

童話のような世界観に加えてパディントンワールドも素敵(笑)

 

パディントンワールド」は、彼のマイペースさや、紳士さ、可愛らしさから作られる優しい世界の事です。勝手に作りました(笑)

 

 

今作ではパディントンが刑務所に入ってしまうのですが、その中でもパディントンワールドが広がっていて(笑)

 

 

ピリピリとした刑務所の空間も、彼の無意識の言動によってキュートな空間へと変わったんです。(笑)

 

 

思わず笑ってしまう展開でしたが”トゲ”が少ないから子供も繊細さんも安心して見ることが出来ます。

 

 

ただ、後半で意外とハラハラするようなアクションシーン(?)もあって驚きました。

ちょっぴりハラハラするアクションシーン

ネタバレになるので多くは書きませんが、後半で悪役と対峙するシーンがあるんです。

 

 

そこのシーンが思っていたより動きが激しめで驚きました。

 

 

それまでは、ほのぼのとしているしマイペースに進んでいくから、その差に驚く人も多いかも?

 

 

ただ痛々しい瞬間とかビックリするような所は無いので見やすいと思います。

 

 

私はそういうシーンが苦手なので、結構ハラハラしたんですが…(笑)

 

 

「ほのぼのとしたストーリーだけでは物足りない」という人にとっては、少し刺激的な展開で面白いと感じるんじゃないかな、と思います!

 

小さい子も飽きずに見れるかも!

 

他にもちょっと悲しくなるシーンはあるんですが、辛すぎるわけではないし、全体的に優しい物語なので大丈夫!だと思う!

最初から最後まで丁寧に作られた作品

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前作でもそうでしたが、この作品は丁寧に丁寧に作られている気がします。

 

 

細かな演出と最後まで手を抜かない丁寧な創り方で、とことん楽しませようとしてくれているのが嬉しいです。

 

 

それこそ大人も子供も楽しめるように、どんな人でも楽しめるように…という感じがします。

 

 

今回、華やかな終わり方をしていたんですけど、前作より救われる終わり方だし、最後までワクワク出来る感じでした。

 

こだわって作っているんだろうな…

 

あ、こだわりで言うとパディントンの吹き替えを担当した松坂桃李さんもすごい。

 

 

声は大人の男性だけどパディントンの幼さもしっかり表現されていて、今回もやっぱりすごいなーと思いながら見ていました。

 

 

優しい声と穏やかな話し方が本当に居心地良いし、松坂桃李さんが吹き替えを担当しているのは大正解だと思うほどです。

 

 

自分なりのこだわりがあったり、丁寧に役作りをしていたんでしょうか。

 

 

今回、悪役のブキャナンを斎藤工さんが吹き替えしていましたが、こちらも違和感なし。そして声が良い(笑)

<まとめ>続編「パディントン3」も楽しみ!

パディントン3」の製作が決定しているようで、今から楽しみです。

 

 

本当に飽きないしリラックスして見ることが出来るから、繊細さんも見やすい作品じゃないかな…と思います。

 

 

ちょっぴりハラハラしたり悲しくなるようなシーンはありますが、たくさん出てくるわけではありません。

 

 

とにかくパディントンという存在に癒されるので、ぜひぜひ見てみてください。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《ネタバレなし感想》ドラマ「ソロ活女子のススメ」人に気を遣う、人目が気になる…という人にオススメのドラマ。

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Copyright © BS TV TOKYO Corporation All rights reserved.

https://www.bs-tvtokyo.co.jp/solokatsu/

 

どうも、ソロ活をしたい夏夜風です

1人の楽しい時間って大切だよな

 

”ソロ活”って、ここ数年で良く聞く言葉になったような気がします。

 

 

初めてそのフレーズを聞いた時は「ハードル高いな…!」と思ったんですが、最近は私もソロ活したい…と思うように(笑)

 

 

そんな私が今回語るのは「ソロ活女子のススメ」です。

 

 

なかなか1人時間を楽しむことが出来ない私の心を満たしてくれたドラマです…。

 

 

全て見終わった後に、ライターの朝井麻由美さんのエッセイが原作だと知り、この方のソロ活動をネットで見ていたのでテンションが上がりました(笑)

 

 

しかもシーズン2が4月からスタートするということでテンションはMAXに…!楽しみ…!

 

 

では、少し残念だと感じた所良かった所を含め、感想を語っていきます!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2021年4月2日から放送開始

 

<監督>

及川博則

 

<原作者>

朝井麻由美

 

<キャスト>

江口のりこ (五月女恵 役)

小林きな子 (黒田彩子 役)

佐々木春香 (青木遥 役)

渋谷人謙 (石岡洋平 役)

…他

 

《ソロ活したくなる度》

★★★★★星5

《落ち着く度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

五月女 恵は、退勤後にソロ活を楽しむソロ活女子です。ソロ焼肉やソロリムジン、ソロフレンチフルコースなど、1人で味わう至福のひと時を楽しみます。

 

ハードルが低いものから高いものまで色々と体験していますが、1人の時間と向き合っている彼女の姿を見ると、自分もソロ活をしたくなってきます…。

「ソロ活女子のススメ」の注目ポイント

  • まったりとした空気感が落ち着く
  • 気ままに自分なりのソロ活を楽しむ主人公
  • そのつど出会う不思議な人々

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • ソロ活に興味がある人
  • 知らない世界を覗きたい人
  • のんびりとした時間が好きな人

ストーリーの感想

 

去年の春ごろから放送が開始していた「ソロ活女子のススメ」ですが、私は完全に見逃していて…改めて見てみることに。(プライムビデオとHuluにありました)

 

 

1話を見た時、ドラマの雰囲気が上手くつかめずピンとこなかったのですが…いつの間にか2話、3話、4話とワクワクしながら見ていました。

 

 

まったりとした自由な空気感も良いし、1人時間を楽しんでいる恵の表情や反応も癖になってすっかりハマってしまいました。

 

 

ただ…皆で楽しんでいる人達やカップルを見て「彼らは本当に楽しんでいない」というような目線で見ているのは少し残念だったかな…と(汗)

 

それぞれの楽しさがあるから、どっちが良いも悪いもないもんな!

 

でも、それ以外は楽しめる部分が多くて、なにより自由なまったりとした空気感がお気に入りです…!

まったりとした空気感が落ち着く

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恵が過ごしている時間がすごく自由でまったりとしていて、見ていて落ち着きます。

 

 

好きなように1人時間を過ごして、色々なことに思いを巡らせたり考えたりしながら楽しんでいるのがとても良い。

 

 

ストーリーの進み方がせわしいわけでもないし、刺激も少ないから安心して見ることが出来るんです。

 

 

流れるBGMの雰囲気も良くて、毎回「これから恵のソロ活がはじまる」と思わせてくれます。

 

 

あと恵を演じた江口のりこさんの落ち着いた声や話し方が、この作品にピッタリ。

 

 

個人的に”落ち着く時間”と”癒しの時間”を味わうことが出来るドラマだなと思います。

 

30分ほどの短いドラマだから、癒しのひと時として見るのにもオススメ

 

それに何より毎回楽しみなのが、気ままに1人時間を楽しんでいる恵を見ること…!

気ままにソロ活を楽しむ主人公

恵は1人の時間を思う存分楽しんでいますが、前までは人目を気にするタイプだったのです。

 

 

「寂しい人間だと思われないか」

 

 

という思いがあった彼女だけど、思い切ってソロ活を始めると意外と人の目が気にならなくなる。

 

 

1人だからこそ出来る楽しみ方を見つけて、人に気を遣うことも人目を気にすることも無くなったんです。

 

 

とにかく気ままに。

 

 

自由に。

 

 

自分のペースで。

 

 

という感じが伝わって来て「ソロ活って良いな、楽しそうだな」と思えてくるんです。

 

 

時々「これはどうすればいいんだろう」と戸惑っている時もあるけど、ある意味それもソロ活ならではの楽しみ方かも…?(笑)

 

ソロ活が気になるけど踏み出せない…という人がいたら、このドラマを見てほしいな!

 

ちょっと勇気がもらえるし、恵が毎回出会う知らない人も魅力があって面白いんです。

毎回出会うちょっと不思議な人達

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毎回、恵がソロ活をする際に出会うのはちょっと不思議でどこか魅力がある人達なんですよね。

 

 

知識を淡々と話す人とか、色々な情報を教えてくれる人とか、恵を肯定してくれる人とか…。

 

 

ソロ活ではあるけど、その時に出会った人と色々話をしたり聞いたりするんです。

 

 

恵は1人の時間を楽しみたいけど人との関りを避けているわけではないから、その時間を楽しんでいるんです。

 

 

相手も良い距離感を保ってくれるから迷惑に思うこともないし…。(たまに戸惑うことはあるけど…(笑))

 

 

恵と似たような人もいるし、彼女の事を肯定してくれる人もいるし、温かい空間が出来上がるんですよね。

 

この空間なら人が苦手な私も少しは楽しく過ごせそうだな…と思います

まとめ<人は意外と他人に興味が無い…から、やりたい事をやろう>

このドラマは人一倍疲れやすいHSPの方や繊細さんにもオススメ出来ると思います。

 

 

まったりとした空気感や程よいペースで進んでいくストーリーに癒されますよ。

 

 

恵の仕事仲間も個性があって面白いし(笑)

 

 

 

それに恵の言葉や他の人の言葉が背中を押してくれるような気がするんですよ。

 

 

第1話でソロ焼肉を楽しむ時の恵の言葉↓

 

「1人で焼肉なんて変な人だと思われないだろうか…なんて気にしているのは自分だけ。他人というものは良くも悪くも、意外と人に対して無関心だ。」

引用:「ソロ活女子のススメ」

 

確かにそうなのかも…と思えた言葉です。

 

 

1人で行動したい気持ちを応援してくれてるような気持になります。やりたい事やっちゃおうと思える。

 

 

「人に気を遣って疲れてる」「人目がどうしても気になる」という方は、ぜひ見てみてほしい作品です。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

 

あ…朝井麻由美さんのエッセイも見てみようと思います…(*´ω`)↓

《感想》ネタバレなし「オンネリとアンネリのふゆ」冬の寒さと寂しさを癒してくれる作品

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(C)Zodiak Finland Oy 2015. All rights reserved.

https://www.onnelianneli.com

 

どうも、冬は好きだけど苦手だな…と思う夏夜風です

冬は寒いし雪もいっぱい降るから大変だ…

 

最近、モヤモヤすることやイライラすることが多くて「とにかく癒されたい…!」と思って、癒されるような映画を鑑賞することにしました。

 

 

選んだ作品は「オンネリとアンネリのふゆ」です。

 

 

「オンネリとアンネリのおうち」ですっかり魅了された私…。

natuyokaze.hatenablog.com

 

 

癒しと可愛さを求めて今作もワクワクしながら見てみたらやっぱり面白いし優しい気持ちになれました。

 

 

クリスマス時期の物語だったので「クリスマスに見ればよかった…」と少し後悔しましたが(笑)

 

 

2人の可愛らしさと優しい世界、不思議なファンタジー世界が魅力的でした。

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年11月24日(日本)

 

<監督>

サーラ・カンテル

 

<原作者>

マリヤッタ・クレンニエミ

 

<キャスト>

アーバ・メリカント (オンネリ役)

リリァ・リフト (アンネリ役)

エイヤ・アフボ (バラの木夫人)

ヨハンナ・アフ・シュルテン (ウメ・ボーシュ役)

…他

 

《癒される度》

★★★★★星5

《優しくなれる度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★★星5

~あらすじ~

オンネリアンネリは仲良く2人で暮らしています。クリスマスの日が近づいて来た時、2人のお家にプティッチャネンというとても小さな家族が訪ねてきます。

 

小さな家族はバラの木夫人を探していましたが事故に遭い、オンネリとアンネリに助けを求めたのでした。

 

バラの木夫人が見つかるまで小さな家族が2人の家にいることになり、仲良く過ごしていたのですが…。

「オンネリとアンネリのおうち」の注目ポイント

  • 前作と変わらない可愛さと癒し
  • 前作よりもファンタジー要素がある
  • 優しい人と世界に心が温まる

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • 家族で映画を見たい人
  • ファンタジー映画が好きな人
  • 優しい世界に癒されたい人

ストーリーの感想

 

バラの木夫人から可愛らしいお家を買ったオンネリとアンネリでしたが、今作でも2人は仲良く暮らしていました。

 

 

そこにプティッチャネンという小さな一族が助けを求めてやってきて、2人は手厚く家族を迎え入れます。

 

 

そんな小さな家族を狙う女性が現れるのですが…この女性も悪い人ではないんですよね。

 

 

前作と同様、怖いシーンもハラハラするようなシーンもない作品だから子供も繊細さんも安心して見られると思います!

 

 

そして、可愛さも癒しも変わらず堪能できます…。

今作も楽しめる可愛さと癒し

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この作品の魅力は素敵なおうちや景色、そして癒される2人の主人公です。

 

 

「オンネリとアンネリのふゆ」でも、その魅力を十分に感じることが出来ます。

 

 

今作では季節が冬になっていて前作とはまた違った景色を楽しめるのですが、厳しい寒さ…とかは感じず、まったりとした冬を味わえたのが良かった…!

 

 

そして、2人のおうちは変わらず素敵なのですが、小さな一族が暮らしていたドールハウスも可愛かったんです…。

 

 

オンネリとアンネリが遊んでいたドールハウスなんですけど、プティッチャネンが過ごすのにピッタリで癒しの空間になっていました。

 

小さな家に家族が暮らしているって不思議だな

 

家族のために小さな食器に食事を用意しているオンネリとアンネリも可愛いんです…。

 

 

可愛らしさに癒されましたが、今回はファンタジー要素もたくさん楽しめます!

前作よりもファンタジー要素を楽しめる

個人的に前作よりもファンタジー感があるような気がします。

 

 

今作では最初から不思議な世界観が広がっていて、プティッチャネンという小さな家族がやってきて、その家族との不思議な生活が始まるんです。

 

 

小さな家族が小さな車を走らせて人間にバレないように給油していたり、小さくなったり大きくなる魔法のレシピがあったり…。

 

 

子供も大人もワクワク出来るファンタジー要素が満載。

 

とくに最後のシーンは見ていても楽しかったので、ぜひ家族で見てほしいです…!

 

優しい世界観なので、子供も繊細さんも疲れた大人も心が温まりますよ。

優しい世界に心が温まる

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とにかくこの作品はストーリーにもセリフにも表現にもトゲがなくて、優しい世界なんです。

 

 

困ったプティッチャネン一族を快く迎え入れるオンネリとアンネリはもちろん、まわりの大人も純粋で優しいんです。

 

 

前作も今作も悪いことをしてしまう人はいるんですけど、根は優しくて良い人。

 

 

悪人として終わるのは私的に辛いので、ありがたいです…(泣)

 

 

人によってはつまらないと感じるかもしれませんが心にダメージを負いやすい人には本当にオススメです…!

 

たまにはこういう作品を見るのもいいな…と思えるはず!

 

冬の寒さも寂しさもストレスも癒されていきます…。

まとめ<ストレスや疲れを癒すならこの作品>

個人的に溜まった疲れとかストレスを癒すなら、このシリーズを見たいです。

 

 

力を抜いて見られるし癒されるし…

 

 

でもそれだけじゃなくて、少しだけ考えさせられるような部分もあるから、やっぱり親子や家族と一緒に見るのも良いな…と思います。

 

 

冬は寒いし除雪も大変だし憂鬱になることも多いですが、そんな暗い部分を消してくれる作品でした。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

<原作>

《クライム映画に挑戦》感想「オーシャンズ8」クールでオシャレなクライム映画<ネタバレなし>

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©2018 Warner Bros. All Rights Reserved.

https://wwws.warnerbros.co.jp/oceans8/

 

どうも、意外とクライム映画に興味がある夏夜風です

そんな夏猫の相棒、夏猫だ!

 

今回はクライム映画に挑戦してみました。ビビりな私ですが、意外とこういう作品は好きです(笑)

 

 

今回挑戦したのは「オーシャンズ8」です!

 

 

シリーズがたくさんある事を知らず…この作品から見てしまいましたが、それでも面白い!

 

 

みんなかっこよすぎる(笑)

 

 

たぶん、今回は「かっこいい」を連発していると思います…(ごめんなさい)

 

 

この作品は繊細な方でも意外と見られるような気がします…!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年8月10日

 

<監督>

ゲイリー・ロス

 

<キャスト>

サンドラ・ブロック (デビー・オーシャン 役)

ケイト・ブランシェット (ルー 役)

アン・ハサウェイ (ダフネ 役)

サラ・ポールソン (タミー 役)

ミンディ・カウリング (アミータ 役)

リアーナ (ナインボール 役)

オークワフィナ (コンスタンス 役)

…他

 

《クール度》

★★★★星4

《ハラハラ度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

デビーは5年8か月の服役から仮釈放されましたが、ある壮大な計画を実行しようと考えます。

 

昔仲間だったルーを含めて犯罪のプロなど7人の女性を集め、ニューヨークの美術館で開催される世界的なイベントで1億5000万ドルの宝石を盗もうとしますが…。

オーシャンズ8」の注目ポイント

  • シリーズから独立したストーリー
  • 可愛くてクールな7人…
  • 魅力あふれるファッションにもワクワク

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 女性が活躍する作品を見たい人
  • 痛快でドキドキ出来る映画が好きな人
  • オシャレで大人っぽい作品が好きな人

ストーリーの感想

 

以前、地上波で放送していた時に見たので今回が2回目の鑑賞です。

 

 

2回目もやっぱり面白い!

 

 

オーシャンズ8」では、女性が集まって壮大な計画を実行するわけですが…。

 

 

女性だからといって色仕掛けをするわけではなく、綿密な計画を立ててしっかりやり遂げるんです。

 

 

これが良い所だな…と感じました。

 

 

このシリーズを知らない人でも問題なく見られるのもありがいです…!

シリーズから独立したストーリー

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地上波で放送された時にシリーズものだと知らないまま見ちゃったんですけど、それでも問題なく楽しめました

 

 

所々で繋がりを感じるようなシーンはあったんですけど、置いていかれるようなこともなく…。

 

 

今までの作品を見ていない私だけど”シリーズから独立したストーリー”だと認識出来ました。

 

 

新しい「オーシャンズシリーズ」…という感じなんでしょうか?

 

 

物語も最初からワクワク出来たし、デビーのプロの腕が凄すぎて笑っちゃうほどでした(笑)

 

 

デビーは7人を巻き込んだ計画に私情を挟んでいたけど、変ないざこざも起きず安心しながら見てました。

 

みんなの個性や得意なことが活かされてたのも良かったです!

 

あと、ドロドロとした感じも無いし、割とさっぱりしてるから見やすかったです。

 

 

ドンパチも無いから本当に安心して見られました(笑)

 

 

そして何より7人がかっこいい。

 

 

そう、とにかく女性陣がクール! かっこいいんです…!

可愛くてクールな7人

やっていることは犯罪だしダメな事なんだけど、それでもかっこよすぎる(笑)

 

 

計画も行動もクールでスマート。なんなら会話もスマート…。

 

 

とくにルーが女性的な優しさと男性的なかっこよさがあって独特の色っぽさを感じました…。

 

 

とにかく終始かっこよくて、声も落ち着くという…好きだ…。

 

 

他にも、家庭を持っているタミーも良いですね。おとなしそうだけど、やることはやる!みたいな(笑)

 

 

アミータとかコンスタンスもお気に入りキャラです(というか皆好き…。)

 

 

ナインボールとかアミータとかタミーとか…時々かわいいと感じる所もあるんだけど、やっぱりカッコいいなと(笑)

 

 

多様性を感じるようなメンバーだったし、お互いを信頼し合いながら計画を進めていくのがワクワクしました。

 

あと、ダフネも独特なキャラで憎めなくて好きだ

 

そして個性的なキャラクターが魅力的に感じるのは、ファッションも素敵だからかな…と思います。

魅力が溢れるファッション

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とくにデビーとルーのファッションが素敵で、この作品の1つの魅力ですね。

 

 

2人とも、私じゃ着られないような服を着こなしていて憧れます…(笑)

 

個人的にやっぱりルーのファッションが好き…(*´ω`)

 

あと、ダフネのスタイルとファッションにも注目してたし、ファッションデザイナーのローズの服装も素敵だった…!

 

 

デビーを演じたサンドラ・ブロックは映画の中で60回、ルーを演じたケイト・プランシェットは38回も着替えたそうです…。

 

 

シーンが変わるたびに、そのキャラの特徴を表すような服装を見られるのが楽しかったです。

 

 

オシャレが好きな人は私以上に楽しめると思うし、こういう楽しみがあるのは女性が活躍する映画ならではかも…。

 

 

ファッション祭典のシーンでは、色々なドレスを楽しめるから見てほしいです…!

まとめ<繊細でも見やすい犯罪映画かも?>

こういう映画はドンパチがあるんじゃないかと不安になりますが…

 

 

オーシャンズ8ではそれが無いから、安心して見ることが出来ます。

 

 

繊細でもこういう作品が見たい…!という方向けかもしれません。(私には合ってました)

 

 

もちろんハラハラドキドキする時はあるけど、大丈夫!みんなスマートに行動してくれますから…!(笑)

 

 

良ければ女性7人の、大人カッコいい姿を見てみてください!

 

 

では今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《感想》ネタバレなし「SING/シング」恥ずかしくても失敗しても好きなことをやっちゃえばいい!

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© eiga.com inc. All rights reserved.

https://eiga.com/movie/84394/photo/

 

どうも、歌うことが好きな夏夜風です

いつも鼻歌をうたってる夏猫だ

 

今回は「SING/シング」を語っていきます。

 

 

3月に新作が公開されるみたいですね。見たい!

 

 

この作品は何度か見ているんですけど、やっぱり皆の歌が良いですね…。

 

 

主要キャラクター以外の声優さんも歌が上手な人ばかりで、もっと彼らの歌を聞きたかった気持ちがありました(笑)

 

 

勇気づけられる言葉もあるし、夢を応援してくれるような物語ですね。

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2017年3月17日(日本)

 

<監督>

ガース・ジェニングス

 

<吹き替え>

内村光良 (ムーン 役)

坂本真綾 (ロジータ 役)

長澤まさみ (アッシュ 役)

大橋卓弥 (ジョニー 役)

MISIA (ミーナ 役)

山寺宏一 (マイク 役)

…他

 

《勇気づけられる度》

★★★★星4

《歌に感動する度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

ムーンは幼い頃に舞台に魅了され、大人になってから劇場を持つことになりましたが、運営は上手くいきません。

 

彼はその状況を抜け出そうと、賞金1000ドルの”歌のコンテスト”を開催します。しかし、作成されたチラシには”賞金10万ドル”と書いていました。

 

そのことに気づくムーンですが、後戻りできない状況に。強行突破で準備を進めていきますが、大問題が降りかかります…。

「SING/シング」の注目ポイント

  • みんなの歌声が良い!
  • 笑えて共感して感動する
  • 夢を応援してくれて勇気づけてくれる

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • みんなで映画を見たい人
  • 歌が好きな人
  • 笑えたり共感出来る作品を見たい人

ストーリーの感想

 

2~3回ほどこの作品を見たことはあったんですが、最初から最後までしっかり見たことがありませんでした。

 

 

1度ちゃんと鑑賞したい!と思って見たらやっぱり皆の歌声がステキで…。

 

 

主要キャラ以外の吹き替えをしてる声優さん達も歌が上手な人だから、もっと聞きたいなーって毎回思ってます(笑)

 

 

コミカルで笑えるけどすごく共感出来る所とかムーンの言葉に勇気づけられた所もありました

 

 

でもまず、何よりもそれぞれの歌声に引き込まれますね…!

それぞれの魅力がある皆の歌声

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個人的に好きなキャラクターは、ブタのダンサーのグンターです。(笑)

 

吹き替えをお笑い芸人の斎藤さんが担当してましたが、ピッタリだと感じます。違和感も無いし、歌も上手だし!

 

 

そして、象のミーナの歌声も圧巻でやっぱり凄い。吹き替えはMISIAさんですが、さすがとしか言えない…。

 

恥ずかしがり屋で話す声も小さいけど歌声が力強くて鳥肌…!

それで言ったらゴリラの”ジョニー”もいいよな!

 

ジョニーはギャングの父がいるけど歌手になりたい夢を持っていて透き通った優しい歌声がステキでした。

 

 

普段は少しよわよわしくて自信が無さそうだけど、歌は堂々としていてギャップがありますね。

 

 

ネズミのマイクの歌声にもいつも聞き惚れてます(笑)

 

 

ブタのロジータも良いですね。吹き替えは坂本真綾さんで英語も歌えるのに凄く驚きました…!

 

 

ロジータは、最初はインパクトを残すことに苦労していたけど、最後のきれいな歌声とパフォーマンスがお気に入りです。

 

 

そしてそして一番私が引き込まれたのがヤマアラシのアッシュでした。

 

 

吹き替えは女優の長澤まさみさんですが、演技も歌声も完璧という感じで「何でもできる人なんだ…」と初めて見た時に思いました。

 

 

見た目や普段の喋り方とは少しギャップのある歌声で、純粋さとパンクな感じが合わさっているようで癖になりますね。

 

 

それぞれの歌声が輝いていて満足度の高い作品でしたが、それだけじゃなく共感出来て感動させられる瞬間もあるのが魅力的でした。

笑えて共感して感動させられる

この作品はとてもコミカルで笑える所も多いですよね。

 

 

でもそれだけじゃなく「わかるな…」と共感出来る部分もあるのが良い。

 

 

個人的にはミーナに共感しました。

 

 

歌は好きだけど緊張する…だから不安で挑戦できない。

 

 

すごく分かる…(泣)

 

 

何かに興味があったり夢があっても不安に負けて挑戦する前に諦めちゃうんです…(汗)何度もありました…。

 

不安になる前にやってしまえば良いのに、出来ない理由を探してしまうから臆病になるんです

 

でも緊張して歌えないって言ってたミーナの最後のパフォーマンスを見て、凄く感動しました。

 

 

「やったら出来るんだ…!」っていう…。勇気を貰えた感じでした。

 

 

私みたいにミーナに共感する人もいれば他のキャラに共感する人もいるんだろうな…と思います。

 

 

ロジータみたいに主婦or主夫で忙しくて情熱を無くしかけてたけど、夢を諦めたくない人とか…。

 

 

ジョニーのようにやりたいことを分かってもらえなかったり…。

 

 

「自分と同じだ。でも私もこんな風になれるんだ…」って思えたり共感出来るのって、嬉しいですね。

 

 

でも、共感出来るだけじゃなくて応援されてる気持ちにもなるんです…!

応援してくれて勇気づけてくれる

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様々な理由で夢を諦める人は多いかもしれないけどこの作品では「諦めないで」と応援してくれてるようでした。

 

 

ムーンもロジータもミーナも、みんなそれぞれ夢とか実現したいことがあって、でも諦めちゃうような壁があって…。

 

 

そんな中でも勇気を出して挑戦して素晴らしい展開を見れているっていうのが、勇気をもらえるな…と思います。

 

 

とくに勇気づけられたのがムーンの言葉でした。

 

 

ムーンがミーナにステージに上がることを提案していたシーンでの言葉。

 

ミーナ「(ステージに)立ちたいです。でも、やっぱりこわくて」

 

ムーン「そりゃそうだろ、それを乗り越える方法は?」

 

(省略)

 

「歌っちゃえばいいのさ。大好きなことを始めてしまえば恐怖なんかふっとぶ。だってもう歌っちゃってるんだから!」

引用:「SING/シング」より

 

「歌っちゃえばいい」って極論過ぎるけど…(笑)

 

 

その通りだな…と。たとえ失敗しても好きなことをやってしまえば良いんですよね。

 

 

その後の

 

ムーン「恐怖に打ち勝つんだ。父さんがよく言ってた、恐怖に負けて夢を諦めるなって」

引用:「SING/シング」より

 

という言葉も響くというか…。

 

「怖さに負けたくないな、自分も挑戦したいな」って思えるんだよな

 

「これ私に言われてるな…」「応援されてる…」って思って、すごく勇気づけられました。

まとめ<”大きな失敗”は”大きな幸運”の前触れ…かも>

みんな失敗が続いたり悩むこともあったけど、最後は自分らしくパフォーマンスしていたのがステキでした。

 

 

挫折した後にチャンスを掴んで成功したり幸せになるっていう作品は他にもあるけど…

 

 

今回「SING/シング」を見て、こういう作品は「”大きな失敗(挫折)”は”大きな幸運”の前触れだよ」って伝えてくれてるのかな…?って思いました。

 

 

「だから落ち込む必要ないよ、大丈夫だよ」って言われてるような…そうだとしたら本当に勇気をもらえますね。

 

 

新作が公開されますが、また笑いと勇気を貰えそうでワクワクです…。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《感想》ネタバレなし「南極料理人」極限の世界で味わう”美味しさ”と”ゆるさ”。

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どうも、料理は好きだけど食べる方が好きな夏夜風です

食べることは良い事だよな!

 

さて、今回は”食べ物”に関した映画を見ました。

 

 

ゆるーい内容がクセになる「南極料理人」です。

 

 

極限の環境から繰り広げられる、ゆるくてほっこりする男達の物語。

 

 

南極の料理人が工夫を凝らして作った料理が美味しそうだし、意外と豪勢な食事に驚きます(笑)

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2009年8月8日

 

<監督>

沖田修一

 

<キャスト>

堺雅人 (西村 役)

生瀬勝久 (本さん 役)

きたろう (タイチョー 役)

高良健吾 (兄やん 役)

豊原功補 (ドクター 役)

…他

 

《美味しそう度》

★★★★星4

《ゆるい非日常度》

★★★★★星5

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

ペンギンもアザラシも、ウィルスすらも存在しない極寒の地に西村はやってきました。彼の仕事は隊員8人分の料理を作る事。

 

ご飯の時間には、日本にいる時とあまり変わらない食事が並び、隊員達の冷えた体と心を温めます。

 

癖がある人たちとのヘンテコな生活。不便で孤独な長ーい日々がゆるく過ぎていきます。

南極料理人」の注目ポイント

  • 意外と豪勢な料理
  • ゆるくて笑える極限生活
  • 当たり前の幸せを感じられる

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 色々な料理が出てくる作品が好きな人
  • 力を抜いて映画を見たい人
  • ちょっとした非日常感を味わいたい人

ストーリーの感想

 

前々から気になっていたこの作品。

 

 

極限の世界で繰り広げられる”ゆるーい非日常”が笑えました。

 

 

独特な世界観があって、好きな人と苦手な人に分かれてしまいそうではありますが…刺激も少ないから繊細な方にもオススメ出来ると思います。

 

 

何より主人公の西村が作るご飯が美味しそう…。

南極で味わう意外と豪勢な食事

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見るまでに想像していたのは、少ない食材と量で工夫しながら料理をする…という感じだったのですが。

 

 

意外と何でも作れるし意外と豪勢だったのに驚きました。(笑)

 

 

気軽に食べられるおにぎりはもちろん、刺身やぶりの照り焼き、てんぷら、そして伊勢海老やローストビーフまでも出てくるんです…!

 

どれも美味しそうだったな…!

 

それだけじゃなく、ミッドウィンター祭としてフランス料理も出てきてました…凄い。

 

 

普通の生活とは違ってどこにも行けないし、楽しみも少ないし、滞在する期間も長いから、食事が唯一の楽しみになっていたのかな…と思いますね。

 

 

ただ、他の隊員達は料理を「美味しい」と言うことがなく、とにかくガッツクんですよ(笑)

 

 

その姿が苦手だと感じる人もいるかも…(汗)

 

 

個人的には、丁寧に味わっていたらもっと美味しそうに思えていたかな…という思いが…。

 

 

でも、料理だけが中心というわけではなく”料理人”や他の隊員達にフォーカスされているから、あまり気になりませんでした。

 

 

極限な生活のはずなのに、とにかくゆるいしヘンテコなのが笑えます。

ゆるくて笑えるヘンテコな極限生活

西村達がいる所は、ペンギンはいないしウィルスすら存在しない場所。

 

 

平均気温がマイナス54度だし、生活は不便な事ばかり。

 

 

でも、大きな問題とかが無く(少しはあるけど)本当にゆるーくマイペースに物語が進んでいくからとても気楽でした。

 

 

意外とこういう事も出来るんだな…とは思うんですけど、でもやっぱり何かが足りないから、みんな日本が恋しくなってることも。

 

 

登場人物は、それぞれ個性があって癖が強めで面白い。

 

 

少し衝突することもあるけど、何とかそれなりにやっていってる感じでした(笑)

 

 

8人しかいないから上手くやっていくしかないし、仲良しな仲間を演じてる雰囲気もありました。

 

日本に戻ったら関わらない関係性のような…

 

その関係性もヘンテコというか、上手くいっていないようで上手くいってる…みたいな(笑)

 

 

お互いに干渉しすぎず、でも無視するわけじゃなく…。対人関係ってこういうものなのかも。

 

 

やり取りもゆるいし、行動もヘンテコだし、本当に力を抜いて笑える感じでした。

 

 

でも、それだけじゃなく今の生活が大事だなと感じさせてくれる部分もありました。

日常や当たり前の幸せを感じられる

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南極料理人では、ゆるい非日常感を味わうことが出来るのですが、度々”日常の幸せ”を感じさせられることが。

 

 

8人がいるドームふじ基地という場所では、生活出来る設備は整っているようにも見えるんですけど、やっぱり少し不便。

 

 

トイレのプライベートをしっかり保ててないし節水が当たり前だし、一日中明るかったり逆にずっと暗かったり…。

 

 

こんな感じで日本にいた時の「普通」や「日常」がそこには無いんですよね。

 

 

だから、ずっと穏やかだった西村にも限界が来て家族のことを思い出して泣くシーンがあったり。

 

こういうのを見て普通とか日常って幸せなことって思えたんだよな

 

とくに外は極寒だし、極夜の時期だと孤独感を味わいやすいから日本が恋しくなるのも仕方ないわけで…。

 

 

”日常の幸せ”が一番のテーマではないんだろうけど、そういうのをじんわりと感じながら見ていました。

<まとめ>ゆるくてほっこりする極限生活が魅力。

壮絶な環境の中での”ゆるさ”が「南極料理人」の魅力だな…と感じます。

 

 

壮絶すぎる過酷なストーリーは辛くなるので見られませんが、この映画は「ゆるい」「ほっこり」「美味しい」「笑える」「気楽」がそろっているので個人的にはオススメです(笑)

 

 

とくに西村の穏やかさが凄く心地良いから、まだ見てない方は注目してほしいです…!

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《SFに挑戦》感想&考察「メッセージ」SFのイメージを覆した映画 ※後半ネタバレ

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引用:「メッセージ」公式 facebook

Arrival Movie - Never stop learning. #NationalSTEMDay https://paramnt.us/WatchArrival | Facebook

 

どうも、SFは少し苦手な夏夜風です

SFは音も大きいしスケールも大きくて疲れるな…!

 

私の中のSFは、スケールが大きくて、音もすごくて、争いもある…というイメージがあって、見るのには気合と勇気が必要なんです。

 

 

そんな私が今回見たのは「メッセージ」。

 

 

最後まで見て驚きました。

 

 

この作品はSFのイメージを覆してくれて、なおかつ繊細な自分にとって相性の良い映画だと感じたんです…!

 

 

もっと早く鑑賞しておけばよかった…(笑)

 

 

今回は感想と少しの考察を語っていきます。

 

 

ルイーズの決断や、個人的に気になったシャン上将についても少し考察しています。全然考察できてなかったら笑ってあげてください(笑)

 

 

考察だけで良いという方がいましたら、目次から飛んでもらえると嬉しいです!

 

 

※感想部分はネタバレなしですが、考察ではネタバレがあるのでご注意ください!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2017年5月19日(日本)

 

<監督>

ドゥニ・ヴィルヌーブ

 

<キャスト>

エイミー・アダムス (ルイーズ 役)

ジェレミー・レナー (イアン 役)

フォレスト・ウィテカー (ウェバー大佐 役)

マイケル・スタールバーグ (ハルペーン捜査官 役)

…他

 

《美しさと繊細さ度》

★★★★星4

《SFのイメージが変わる度》

★★★★★星5

《おすすめ度》

★★★★★星5

~あらすじ~

物語は言語学者ルイーズと、その娘の回想から始まります。ある日、巨大な宇宙船が世界各国に降り立ちます。

 

船の中には地球外生命体が2体いて、ルイーズは彼らとの意思疎通を試みることに。物理学者のイアンと共に「地球に来た目的」について問いますが、その答えに世界が混乱します…。

 

彼らが地球にやってきた目的や、ルイーズの娘の存在…。謎を多く残しながら物語は進んでいきます。

「メッセージ」の注目ポイント

  • 繊細さんにもオススメ出来る
  • SF映画のイメージと概念を覆す作品
  • 作りこまれた物語

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • SF映画に挑戦してみたい人
  • 壮大で美しい物語を見たい人
  • 心に残る映画を見たい人

ストーリーの感想

 

前から「メッセージ」が気になっていて見たいな…と思っていましたが”SF映画”というのが引っかかって手を出せませんでした…。

 

 

SFが嫌いというわけではないし見ると楽しめると思うんですが、壮大なスケールがこわくなったり疲れてしまうので、避けてきてました。

 

 

しかし「挑戦だ!」と思って見ると「早く見ておけばよかった…!」と思えるほど素晴らしい…。

 

 

私のように「SFが気になっているけど見るのがこわい」という方や繊細さんにオススメ出来るSF映画だと個人的に思っています…!

 

 

そして、SF映画に抱いているイメージや概念がガラリと変わってしまいます…。

SFのイメージと概念を覆す映画

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私の中のSF映画は、とにかく壮大で色々な音や情報が混ざり合って、混乱しやすいもの…というイメージでした。

 

 

でもこの映画はそのイメージをガラッと変えてくれました…。

 

 

確かに壮大なスケールで非日常を感じますが、絶妙な静けさと慌ただしくないストーリーが心地よい…。

 

 

世界が混乱して争いもありますが、全てニュースからその情報を得るという感じで心のダメージも少ないんです。

 

 

想像していたSF映画とは違って、静かで他にはない不思議な空気感があって、落ち着いて鑑賞出来ました。

 

激しいシーンが無いのが、余計に引き込まれていくようでした。

 

恐いと感じるはずの地球外生命体<ヘプタポッド>にも途中から愛着が沸いてきて…。

 

 

だけど、未知への恐怖と彼らに対する偏見のようなものもあって、ドキドキしながら見てましたね。

 

 

音や景色に癒される瞬間もあって「まさかSF映画で落ち着けるとは…」と思っていました(笑)

 

 

他にもこういったSF作品があるかもしれませんが、個人的には概念やイメージが変わったし、本当に不思議な映画だと感じました。

 

 

何より物語の作り方が巧みで、すごいの一言です…。

巧に作りこまれた物語

物語が巧みに作られているなぁ…と、見終わったあとに凄く感じていました。

 

 

まず”音楽”も作りこまれていて、とくにエンディング曲はこの不思議な世界観を魅力的にしてくれて、かなりお気に入りです。

 

 

そして何よりも凄いと感じたのは物語の構成です。

 

 

人間の”思い込み”とか”先入観”を上手に利用した作り方というか…。言うとネタバレになるので言いませんが…。

 

 

物語が1歩前進していっているようで、もっと謎は深まっていって…最後までもどかしい気持ちにさせられたけど、その分、最後の感動と興奮がすごくて満たされた気持ちです…。

 

こういうのを「作りこまれている」って言うのかな

 

正直、登場人物達の行動や物語の展開は予想出来る部分もあったのですが、たぶん大事なのはそこじゃないんですよね。

 

 

主人公たちがどんな決断をするのか、真相は何なのか…

 

 

そういった所に大きな謎が隠されていて、一番大切な部分なんだろうと思います。

 

 

そして、難しくて複雑な映画だったから100%理解できていないと思いますが…そんな私も考察をしてみます…(笑)

考察 ※ネタバレ注意

「メッセージ」を途中まで見ていて「これ理解出来るかな?」とかなり不安だったのですが(笑)

 

 

感じること、思う事、自分なりに考えたことが出てきました。

 

 

ここから自分なりに考えたことを語っていきます。

 

 

私の場合、考察になっているか分かりませんが…(汗)

 

 

※ここからネタバレを含んでいるのでご注意ください。

ルイーズについて

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まず最初に見た時、ルイーズは自分の娘を亡くしたんだと思っていて…それにしてはあまり気にしていないようにも見えて。

 

 

あと娘と接するルイーズの表情が寂しそうで、思い悩んでいるように見えたのも気になっていました。

 

 

でも、真相を知って納得ですね…最後まで気が付かなくて「なるほどな…!!」って興奮していました(笑)

 

 

ルイーズは元々そういった力があるのかな…?と思ったんですが…

 

 

ヘプタポッドの文字言語を理解していくことで彼らの”時間の観念”も理解して、未来が見えるようになった…ということなんですかね。

 

なんで文字言語を理解すると、時間の観念も分かるんだ…?

 

これはイアンとルイーズの話にヒントがあるのかな。

 

イアン「外国語を学ぶと考え方が変わるって」

 

ルイーズ「つまり”思考は話す言語で形成される”と」

 

イアン「物の見方にも影響してくる」

引用:「メッセージ」

 

ルイーズはヘプタポッドの言語を学んだから彼らの思考や物の見方に影響を受けたということになるんでしょうか。

 

 

そして…未来を見たルイーズは自分たちの娘が先に亡くなってしまう事を知りながら、イアンと結婚することを決めます…。

 

 

別の道を選べたかもしれないけど彼女は娘のハンナと出会うことを決めたんですよね。

 

 

娘の死からは逃れられないけど、ルイーズとイアンが離婚する未来は避けられるかもしれないし…。

 

 

この会話がヒントだったりするのかな…と思いました↓

 

ルイーズ「イアン、この先の人生が見えたら選択を変える?」

 

イアン「自分の気持ちをもっと相手に伝えるかも」

引用:「メッセージ」

 

このイアンの言葉を聞いたルイーズは、もっと自分の気持ちを伝えることで別れを回避出来るかもしれない、もしくは別れたとしても一緒にいる時間を大切に出来ると思ったのかもしれません。

 

 

伝え過ぎたせいで別れることになった…ということもあるかもしれませんが…(娘が死ぬことを伝えたことが理由で別れてしまったとか)

シャン上将について

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ヘプタポッドの文字言語を理解して未来を見たルイーズでしたが、シャン上将も同じような感じだったのでしょうか。

 

 

ヘプタポッド達が去った後の祝賀会でルイーズとシャン上将が出会い、こんな会話をしてましたよね。↓

 

シャン上将「私を説得した、君が世界を一つにしたのだ。私の携帯に電話することでね」

 

ルイーズ「でも番号を知りませんわ」

 

シャン上将「(自分の携帯を見せて) 今、知った。どう繋がるのか分からないが、今日番号を見たかったんだろう?」

引用:「メッセージ」

 

これが本当に未来に起こることだとして、どうしてシャン上将は”この時”に電話番号を見せたのか。

 

 

なぜ、ルイーズが番号を見たかったのを知っているのか…。

 

 

それは彼も文字言語の解読を進めていくうちに時間の観念を少しだけ理解していたから…?

 

 

つまりシャン上将もほんの少しだけ未来が見えていて、祝賀会で彼女に電話番号を見せる必要があると知っていた。

 

 

そして、妻の最期の言葉をルイーズに伝えた。(必要だから)

 

 

みたいなことなんですかね(思考停止)

 

 

全然違ってたら申し訳ないです…違い過ぎてモヤモヤさせたら申し訳ないです…(汗)

<まとめ>メッセージと謎を残した映画

最後まで見て「なるほど!」とはなるんですが、やっぱり難しい話だから全てを分かることは出来ませんでした。

 

 

色々なメッセージが込められていると思うんですが…何度も見たら少しづつ理解していけるようになれるんですかね…。

 

 

深いメッセージと謎を残す映画だったと思います。

 

 

もっと語りたいこともあったけど、まとまらないしキャパオーバーなので止めます(笑)

 

 

SFが苦手な人でも見られる作品だと思うので、気になる方はぜひ見てください…!

 

 

長々と語りましたが、今回はこの辺で。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました!