《感想》ネタバレなし「パディントン2」可愛さも魅力もアップ。丁寧に作られた癒しの物語。
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どうも、体調が悪かった夏夜風です…
相変わらず元気な夏猫だ
何日間か体調不良に悩まされて寝込んでいた私です…。
やっと回復して「映画を見たい!」と思ったのですが、病み上がりは優しい世界観が良いだろうと思い(笑)
色々な悩んだすえに、作品を選びました。
今回選んだのは「パディントン2」
「パディントン」の続編です。あたたかい世界観と優しい登場人物に癒されます…(泣)
~作品紹介~
<公開日>
●2018年1月19日(日本)
<監督>
<原作者>
<キャスト>
●ヒュー・ボネヴィル (ヘンリー役)
●サリー・ホーキンス (メアリー役)
●マデリン・ハリス (ジュディ役)
●サミュエル・ジョスリン (ジョナサン役)
●ヒュー・グラント (ブキャナン 役)
…他
《童話のような世界観度》
★★★★星4
《優しくなれる度》
★★★★★星5
《おすすめ度》
★★★★★星5
~あらすじ~
ブラウン一家と一緒に暮らすパディントンは、すっかり街の人とも馴染んでいました。
パディントンはルーシーおばさんの誕生日のためにグルーバーさんのお店で見つけた、ロンドンの街並みが描かれた「飛び出す絵本」を買うことを決めます。
資金を集めるために働きますが、ある日泥棒が絵本を盗み、パディントンが必死に追いかけますが勘違いされて刑務所に入ることになります…。
「パディントン」の注目ポイント
- 童話のような優しくて温かい世界
- ちょっぴりハラハラなアクション
- 最後まで丁寧に作られた映画
この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ
- 優しい世界が好きな人
- 家族で見たい人
- 可愛いクマが好きな人
ストーリーの感想
前作でもクマのパディントンに癒されて、元気をもらえましたが…。
今作は面白さと魅力がアップしたように思えました!
成長したブラウン一家の子供たちには驚きましたが…!
パディントンが街の人ともすっかり馴染んでいて、癒しパワーが全開でした(笑)ありがたい。
パディントンのおっちょこちょいな所はハラハラしましたが、可愛さでカバーしていましたね(笑)
そして私が好きな、ブラウン一家のお母さん・メアリーが大活躍していて嬉しかったです。(マイペース感、不思議な雰囲気が良い…)
あと、個人的に感じたことは、悪役が前回より可愛かった(笑)
憎めないというか…世界観が優しいから余計に可愛く見えてきました。
童話のような優しい世界
原作が児童文学ということで、世界観が優しくて温かいんですよね。
本当に童話のような世界で、不思議なこと、ワクワクすること、ほんわかするような要素がたくさんあるんです。
パディントンの可愛さ、ブラウン一家や住民の優しさ、どこか憎めない悪役…。
絵本で見るようなことが、この映画で楽しめるし、動きがあるから余計にワクワク出来るんです。
童話のような世界観に加えてパディントンワールドも素敵(笑)
「パディントンワールド」は、彼のマイペースさや、紳士さ、可愛らしさから作られる優しい世界の事です。勝手に作りました(笑)
今作ではパディントンが刑務所に入ってしまうのですが、その中でもパディントンワールドが広がっていて(笑)
ピリピリとした刑務所の空間も、彼の無意識の言動によってキュートな空間へと変わったんです。(笑)
思わず笑ってしまう展開でしたが”トゲ”が少ないから子供も繊細さんも安心して見ることが出来ます。
ただ、後半で意外とハラハラするようなアクションシーン(?)もあって驚きました。
ちょっぴりハラハラするアクションシーン
ネタバレになるので多くは書きませんが、後半で悪役と対峙するシーンがあるんです。
そこのシーンが思っていたより動きが激しめで驚きました。
それまでは、ほのぼのとしているしマイペースに進んでいくから、その差に驚く人も多いかも?
ただ痛々しい瞬間とかビックリするような所は無いので見やすいと思います。
私はそういうシーンが苦手なので、結構ハラハラしたんですが…(笑)
「ほのぼのとしたストーリーだけでは物足りない」という人にとっては、少し刺激的な展開で面白いと感じるんじゃないかな、と思います!
小さい子も飽きずに見れるかも!
他にもちょっと悲しくなるシーンはあるんですが、辛すぎるわけではないし、全体的に優しい物語なので大丈夫!だと思う!
最初から最後まで丁寧に作られた作品
前作でもそうでしたが、この作品は丁寧に丁寧に作られている気がします。
細かな演出と最後まで手を抜かない丁寧な創り方で、とことん楽しませようとしてくれているのが嬉しいです。
それこそ大人も子供も楽しめるように、どんな人でも楽しめるように…という感じがします。
今回、華やかな終わり方をしていたんですけど、前作より救われる終わり方だし、最後までワクワク出来る感じでした。
こだわって作っているんだろうな…
あ、こだわりで言うとパディントンの吹き替えを担当した松坂桃李さんもすごい。
声は大人の男性だけどパディントンの幼さもしっかり表現されていて、今回もやっぱりすごいなーと思いながら見ていました。
優しい声と穏やかな話し方が本当に居心地良いし、松坂桃李さんが吹き替えを担当しているのは大正解だと思うほどです。
自分なりのこだわりがあったり、丁寧に役作りをしていたんでしょうか。
今回、悪役のブキャナンを斎藤工さんが吹き替えしていましたが、こちらも違和感なし。そして声が良い(笑)
<まとめ>続編「パディントン3」も楽しみ!
「パディントン3」の製作が決定しているようで、今から楽しみです。
本当に飽きないしリラックスして見ることが出来るから、繊細さんも見やすい作品じゃないかな…と思います。
ちょっぴりハラハラしたり悲しくなるようなシーンはありますが、たくさん出てくるわけではありません。
とにかくパディントンという存在に癒されるので、ぜひぜひ見てみてください。
それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!