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映画『ピーターラビット™』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ | ブルーレイ&DVD発売 (sonypictures.jp)
どうも、動物も自然も大好きな夏夜風です
優しい人間と美味しいご飯と落ち着ける場所が大好きな夏猫だ!
今回は、金曜ロードショーで公開した「ピーターラビット」の感想を語っていこうと思います。
原作を読んだことがないので、映画と違う部分がいまいち分からないのですが、そんな私が見て、どう感じたのかを書いていきます。
調べてみると、映画のストーリーはほとんどオリジナルのようですね。映画ではウサギと人間の戦いが主体になってますが…個人的には面白かったです!
~作品紹介~
<公開日>
●2018年5月18日(日本)
<監督>
<原作者>
<キャスト>
●ジェームズ・コーデン
(ピーターラビット役)
●トーマス・マグレガー
(ドーナル・グリーソン役)
(ビア役)
(ジョー・マグレガー役)
…他
《個人的な好み度》
★★★★★星5
《おすすめ度》
★★★★星4
~あらすじ~
自然豊かな場所で暮らすウサギのピーターラビットは、兄妹やいとこと共にマグレガーというおじいさんの敷地に忍び込み、農作物を盗んでいました。
何度も捕まりそうになるのですが、近所に住んでいるビアという優しい女性に助けてもらっていました。そんなある日、マグレガーは心臓発作を起こして亡くなります。
ピーター達はそのことに喜びます。しかし、都会からやって来た動物嫌いのトーマスがマグレガーの家に住むようになってから、ピーターとトーマスの“戦い”が始まるのでした…。
「ピーターラビット」の注目ポイント
- 動物のおちゃめ感がとにかく愛おしい
- 動物も人も個性的で見てて面白い
- 怒涛のコメディが続いて楽しい
- だけどコメディだけじゃないから飽きない
- 恋愛要素も良い
この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ
- 動物や自然が好きな人
- 個性的なキャラが好きな人
- ハチャメチャなコメディが好きな人
- 家族や友達、恋人と楽しい映画を共有したい人
おちゃめで憎めない登場人物
主人公のピーターラビット。いたずら好きで無謀なことを行う性格。妹やいとこを巻き込みながら、色々なハプニングを起こします。
心優しいビアという女性を信頼しており、危険な所を彼女に助けてもらうことも。とにかくおちゃめな性格で、憎めないウサギです。
ピーターと対立することになる男性。マグレガーおじさんの甥で、少々気難しい性格。ウサギを追い払おうと色々な手段を考えます。しかし、ビアに惹かれていくことでウサギとは仲が良い振りをします。
しっかり者のようにも見えますが、少し”ポンコツ”な所も。しかしそれが憎めない理由の一つ。
マグレガーの家の隣に住む、画家のビア。ウサギが好きで優しい女性。危険な目に合っているピーター達をいつも助けて、優しく接するのでウサギ達は彼女を信頼しています。
画家ではありますが、独特な絵のタッチで上手とは言えません。しかし、大好きなウサギ達の絵はとても上手。
ピーターには3匹の妹がいます。モプシー、フロプシー、カトンテール。この子達もとにかく個性的で見ていて飽きません。個人的にお気に入りなのは、いつも敬語のフロプシー。
また、いとこのベンジャミンもいます。ぽっちゃりしていて頼りなさそうにも思えますが、ピーターを助けたり思っていることを素直に言ってしまう勇気もあります。
ピーター達はいつもマグレガーの家へ忍び込み、野菜を盗みます。ピーターの父親は彼にミートパイにされてしまいました。ウサギにとって天敵な存在ですが、ビアにとっても良い存在とは言えなかったよう。
ネタバレ無しの感想
今回、原作を見たことがないまま映画を視聴したのですが、それでも原作とは内容や雰囲気は結構違うんだろうなと思いました。
映画は、ほのぼのとしてるというより本当にハチャメチャコメディという感じ。
だけど、海外特有の汚い言葉とかは出てこなくて安心して見られました。
唐突に出てくる下ネタとか、汚い感じの表現が結構ビックリするんですよね…汗
それに、笑いどころがずっと続くわけじゃないから飽きないんです。恋愛要素とか少しシリアスなシーンもあるので、色々な人が楽しんで鑑賞できると思います。
あと、主人公のピーターがやんちゃで危ないことをやってしまうんですけど、ウサギだからなのか全くもって可愛い(笑)
ところどころに出てくる可愛い表情とか動きがたまらないんです。「ごめんなさい」って謝る時の動作とか好き。
ウサギだけじゃなくて色々な動物も出てくるので、動物が好きな人にはたまらない作品です。
出てくる動物や人間は、個性が強くて特徴があるので見てて飽きないです。ウサギ達のおちゃめな感じと、人間達のちょっと抜けてるような所が愛おしいという(笑)
それと、隅々まで笑える所を作ってくれているので、とにかく面白くて早く終わった印象があります。
ピーターを演じた千葉雄大さんの演技が凄く上手で違和感が無いのも良い点だなと。
俳優さんが演じられることで少し違和感があったり、残念だな…と思うこともあるのですが、それが無いので楽しく見終えることも出来ました。
ただ、やっぱり原作とは結構違う内容だと思うので同じものを求めると期待外れになるかも…?
違う作品として見ると楽しめるかなと思います。
個人的には、人間のトーマスとウサギのピーターの戦いに注目してもらえたらと(笑)
ウサギ達に翻弄される人間が面白いしトーマスの反応も良いから、子供も好きになる作品なんじゃないかな。
ネタバレ有りの感想
次はネタバレ有りの感想を語っていくので、まだ見ていない方はご注意ください!(極端なネタバレは避けてます)
動物達のおちゃめな所が愛おしい
想像していたよりも、ピーターや他の動物がやんちゃでおちゃめなのが驚きました。マグレガーが亡くなって動物達がパーティーのように騒いでいるシーンとか最高ですね(笑)
三つ子のウサギもそれぞれ特徴があって好きです。個人的にはいつも敬語で優しい喋り方のフロプシーがお気に入り。
でも、モプシーも可愛いですよね。長女だと言っていたのにあんな秘密があるとは…!
カトンテールは姉妹の中で一番はっちゃけてるというか、ネジが外れてるキャラというか…(笑)やんちゃなピーターですら言葉を失うようなこともあるから、インパクトがあるウサギです。
いとこのベンジャミンも可愛らしい性格ですね。
頼りなく見えるけど、自分の意志を持ってるのが良い
最後のシーンでトーマスを探しに行くピーターを追いかけて「それが僕のキャラの欠点だ」と言ってたのが良いですね。
でもやっぱり主人公のピーターが一番おちゃめで好きです。行動が無茶だけど憎めない…調子のいいことばかり言うけど嫌いにはなれない…。ウサギの力でしょうか…。
でも、あの性格だからこそキャラクターとして好かれるんじゃないかなーと。まわりに彼のような人がいたら大変だけど楽しいのかなって(笑)
動物も人もとにかく個性的で楽しい
ピーター達のほかに、ニワトリとか豚とかスズメとか鹿とか…とにかく色々な動物が出てくるのですが、みんな個性的。
豚とかダイエットに頑張ってるし(成功はしていない)。ニワトリはインパクトありすぎて…ちょっとこわかった(笑)
ロンドンにいるネズミも良いですね、あんなネズミだったら仲良くなれるかも…?
ネズミ…追いかけたくなる!
そして人間も動物たちに負けないくらい個性があって魅力的でした。
個人的にトーマスは凄く好きな人物。気難しそうで神経質だけど、仕事に自信を持っていて本当は優しい。
そしてあのポンコツ感がたまらんのです。ポンコツというか不器用なだけかもしれませんが(笑)
ビアも優しくて可憐な感じで好きなんですけど、もう少し彼女の場面を見たかったです…もっと魅力を感じたかったなーと。トーマスとピーターがメインだと思うので難しいかもしれませんが(汗)
怒涛のコメディが楽しいけど、そればかりじゃないから面白い
ハチャメチャなコメディが続いていくので、ずっと楽しんで見られるんです。多分、子供も好きな感じですよね。
海外特有の面白さがツボだし、トーマスやピーター達の言葉も面白くてずっと笑える感じ。家族でも友達でも、恋人同士でも楽しめる映画だなと思いました。
だけど、コメディだけが続くわけじゃないので飽きが来ることもない。
トーマスのダイナマイトによって、ピーター達の家やビアの家が崩壊してから少しシリアスになるんですよね。
それぞれ悲しみと寂しさを背負うことになるのは、見てて驚きました。
今まで明るいシーンが続いてたから、いきなりこんな展開になるとビックリしますね(笑)
それと、恋愛要素もあったのでキュンとする人も多いかも。
しかも、そういうシーンが多いわけじゃないから、恋愛ものが苦手な人でも大丈夫かもしれませんね。
距離が近づいてく2人を見るのも、この映画の楽しさかな。
まとめ<意外と色々な要素が詰まった作品だった>
今回は、ピーターラビットについて語ってみました。正直、どんな展開になるのか予想出来なかったんですが、恋愛、シリアス(ほんのちょっとだけど)、コメディ、動物、自然などが詰まった作品で満足出来ました。
やっぱり動物は癒されますね。自然も多いので、癒されたい時に見るのも良いかもしれません。
これは「ピーターラビット2」も見なくては…と思えました!
それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!