繊細女子の映画語り

繊細女子の映画語り

映画や、たまにドラマの感想を語っていきます。繊細さんでも見られる作品を語ります。(主観ですが汗)

《ミステリーに挑戦》感想&考察「切り裂き魔ゴーレム」単純な真相では物足りない人におすすめの良質ミステリー。※後半ネタバレ

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英国ミステリーに惹かれてしまう夏夜風です

英国って魅力的だよな

 

シャーロックホームズなど、1800年代後半(ヴィクトリア朝)くらいのイギリスの雰囲気が私は好きなんですが…

 

 

今回、同じ時代が舞台の「切り裂き魔ゴーレム」の感想を語りたいと思います。

 

 

だいぶジメジメとした雰囲気で、最初から最後まで重苦しい空気が漂います…。

 

 

グロい残酷なシーンや女性の苦しみが映し出されることが多いので、繊細さんにはおすすめ出来ないかも…(汗)

 

 

ストーリーも複雑で、少しサスペンス要素もあるのかな?という印象がありました。

 

 

物語は、夫殺しを疑われた女性と、2つの事件の真相を解き明かそうとする刑事が中心になって動きます。

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年2月6日(日本)

 

<監督>

フアン・カルロス・メディナ

 

<キャスト>

ビル・ナイ (ジョン刑事 役)

オリヴィア・クック (リジー 役)

マリア・バルベルデ (アヴェリン 役)

ダグラス・ブース (ダン・リーノ 役)

…他

 

《演出がすごい度》

★★★★星4

《残酷度》

★★★★★星5

《繊細さんへのおすすめ度》

星1

《ミステリー好きへのおすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

19世紀のロンドンのある地区では、連続殺人犯「ゴーレム」の話題で持ち切りになっていました。

 

刑事のジョンは、容疑者の1人が既に亡くなっていることを知り、彼を殺したと疑われる妻・ジーの元へ訪れます。

 

ジーは無実を訴えており、ジョンは夫殺しと連続殺人犯の両方の事件を追うことになりますが…。

「切り裂き魔ゴーレム」の注目ポイント

  • 演出や語り口調が独特
  • 良質なミステリー&サスペンスを楽しめる
  • 事件が解決するだけでは終わらない物語

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • ミステリーが好きな人
  • 残酷なシーンも耐えられる人
  • 人々の感情や状況が入り乱れる物語が好きな人

登場人物

刑事:ジョン・キルデア

連続殺人犯「ゴーレム」の事件を担当することになった刑事。

 

複雑な過去を持つリジーに対して同情するようになり、彼女のためにゴーレムを突き止めることになっていきます。

 

夫殺しを疑われるリジーは、女優として活躍しています。母や男性に虐待されるという辛い過去を持ち、女優になってからも厳しい現実に苦しみます。

 

ジョン・クリー

ジーの夫で、無名の劇作家。ゴーレムの容疑者の1人であり、犯行を知られるのを恐れて自殺した可能性が高いと刑事は考えます。

 

劇場の人物たち

ダン・リーノ:ジーの師であり、人気俳優。ゴーレムの容疑者の1人。リジーを気にかけており、大切に思っていたよう。

 

アヴェリン:元女優。リジーをライバル視しており、何かと優位に立とうとします。

ストーリーの感想

 

物語はジョン・クリーが亡くなっているところから始まります。

 

 

彼の妻、リジーが犯人だと疑われて裁判にかけられます。

 

 

一方で「切り裂き魔ゴーレム」による犯行と思われる事件が起き、主人公のジョンは調査を進めることに。

 

 

容疑者の1人であるジョン・クリーが亡くなっている事を知り、牢にいるリジーの元を訪れます。

 

 

ジョン・クリーがゴーレムだとすれば、犯行を知られるのを恐れて自殺した可能性が高いとジョンは考え、リジーを救うためにも調査を進めていきますが…。

 

 

まず、ジョンが2人もいるから分かりづらいな!

 

それだけじゃなく、ストーリー自体も複雑で分かりづらい部分があるかな…という印象が。

 

 

色々な人の思惑が溢れているし、2つの事件を同時に進める形なのでついていくのも大変だったり…。

 

 

ミステリーだけどサスペンス寄りかな?という感じもしました。

 

 

でも、この映画は「英国の良質なストーリーを楽しめる」のがポイントです。

良質な英国ミステリー

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ストーリーが複雑で色々な人の私情が絡み合うからこそ、観客をドキドキさせてくれるのも確かですよね。

 

 

この映画はまさにそれかな…と思います。

 

 

一筋縄ではいかないストーリーと共に、登場人物たちの複雑な心境や事実が明らかになっていき、作品に引き込まれて行きます。

 

 

英国ミステリーの良質さとサスペンス要素が、こちらを楽しませてくれるんです。

 

 

「犯人がこの人だ」「真相はこうだ」と単純に明かされていくわけでも無いので、複雑さが好きな人にもおすすめかも…。

 

 

あと個人的に、19世紀のイギリスが舞台になっているのが余計に良い…!(笑)

 

 

あの時代特有の怪しげな雰囲気が好奇心を刺激してくれるんですよね…。

 

 

物語は全体的にジメジメとしているというか…決して明るくないから、繊細な方が見る場合は気合を入れるのをオススメします…!

 

 

それでも私が最後まで見れたのは、ストーリーが良いというのと、登場人物の言い回しや演出が面白いことが理由にあります。

演出や言い回しが独特

個人的に、言い回しが独特で面白いな…という印象がありました。

 

 

本当に独特な所もあって「ん…?」ってなる時もあるんですが…(理解できないだけかも汗)

 

 

演出の仕方や言い回しが舞台っぽくて、映画というより演劇を見ているような錯覚に陥りそうになります。

 

 

これは悪い意味じゃなくてジーという人物の半生を演劇で見ている気分になるんですよ。

 

 

これは他のミステリー映画にないような要素なんじゃないかと…!

 

ただ…グロさをもう少し抑えてもらえたら、ありがたかった…

 

結構グロめなシーンとか残酷なシーンがあるから、そこは辛かったかな…。

 

 

もちろん演出として、そういったシーンがあっても良いと思うんですけど、もう少し柔らかな表現だったら嬉しかったですね…(汗)

 

 

こういうのが苦手な人は注意です!

 

 

そして、やっぱりこういう作品は考察するのも一つの楽しみですよね。

最後の考察 ※ネタバレ

 

※ココからネタバレしているのでご注意ください!

 

 

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夫殺し&連続殺人事件の犯人がリジーだったわけですが…

 

結局リジーって何がしたかったの?っていう疑問が浮かぶよな…

 

せっかく夫がゴーレムになってくれそうだったのに、自ら犯人だと明かして…。

 

 

最初は「よく分からない展開だ…(でも面白い)」

 

 

という感じでしたが、リジーの心境を考えると納得できる展開だったかも…。

ジーについて

ジーがゴーレムだと自ら明かしたのは大物として死んでいきたかったからなんですかね。

 

 

最後の方で、リジーがジョンに対して言っていた言葉…

 

「死ぬにしても夫の毒殺でなく 自分の功績で名を残したいの」

引用:「切り裂き魔ゴーレム」

 

これは世間を恐怖に陥れたゴーレムとして名を残したいということなんですかね…。

 

 

夫の毒殺というちっぽけな役で終わるより、世間を揺るがした大物として幕を閉じたい…っていうことですよね。

 

 

彼女はとにかく女優として成功したい…そして名を残したいという気持ちがあったんだと思いますが…

 

 

過酷な環境が、彼女の心と夢を歪ませてしまった…という感じでしょうか。

 

ジーは死ぬまで、自分が作り上げた舞台で役を演じてたんだろうな

ジョンについて

主人公のジョンは、なぜあんなにリジーを助けようと躍起になっていたのか。

 

 

恋心ではないですよね。

 

 

たぶん彼はリジーに自分を重ねていたんでしょうね。

 

 

世間から見たら成功者である2人は、苦労を知らないと誤解され…

 

 

でも懸命に生きていても、実力を認めてもらえない…

 

 

同じような境遇だとジョンは感じたんではないでしょうか。

 

 

だからこそジーを救って自分も救われたかったのかも。

 

 

でも正直、ジョンの役回りが少し不憫というか…リジーに上手く転がされていて活躍を感じられなかったのが残念だったかな…。

最後の展開について

ジーが亡くなったあと、劇場ではアヴェリンがリジーを演じていましたが…。

 

 

死刑のシーンで事故が起き、アヴェリンは亡くなります…。

 

 

これって本当に事故なの? なぜダンはこのまま続けようとしたの?

 

 

という疑問が私の中で浮かびまして…。

 

 

ジーを利用して女優として返り咲こうとしたアヴェリンの因果応報…とも考えられるし

 

 

 

ジーを大切にしていたダンがアヴェリンを死なせようとわざと事故を起こさせたのか…

 

 

どちらもありえそう…。

 

 

そしてダンがこのまま続けようと決めた理由…。

 

 

不運な女性を演じ続けたダンが、リジーを演じたいという強い気持ちがあった…?

 

 

それを考えると、ダンがわざと事故を起こして代わりにリジーを演じるようにしたのかな…?

 

 

もしくはジーの名前と意思を残したいと思ったから…?

 

んん、わからない…!

 

だけどジーが舞台に蘇ってる感じで終わってるんですよね。

 

 

一度死んだ彼女が、ダンの意思と行動によって再び蘇って登場した…。

 

 

っていう素敵演出なんですかね(思考停止)

 

 

あの終わり方は個人的に好きでした。

まとめ<良質な舞台を見ているような気になれる>

今回もつたない文章で語っていきましたが…。(笑)

 

 

こういった作品は見るのに気合を入れないといけませんが、やっぱり面白いので好きです。

 

 

「切り裂き魔ゴーレム」は、映画だけど演劇を見ている気分にもなれるし、ミステリー&サスペンスだけど、1人の女性の人生を鑑賞している気分にもなれるんですよね…。

 

 

他にはない、ちょっと不思議な作品なのかも。

 

 

これはぜひ小説も読みたい…!

 

 

ということで今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

【小説】

《最終話の感想》ネタバレ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」固定概念や偏見を変えてくれるような作品でした。

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©Nippon Television Network Corporation

第10話(最終話)「ふたりでいれば…!」(2021年12月15日放送)|恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜|日本テレビ (ntv.co.jp)

 

どうも、想い人に出会いたい夏夜風です…

いつも人肌恋しいもんな!

 

ついに最終話を迎えた「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」の感想を語っていきます…!(泣)

 

 

不安で悲しかった最終話でしたが、意外と明るくスタートしていて超安心した私です!(笑)

 

 

さっそく語っちゃいます…!

 

 

結構ネタバレしているので、未視聴の方はご注意ください!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<放送日>

10月6日より放送開始・毎週水曜日10時放送

 

<原作/作者>

ヤンキー君と白杖ガール/うおやま

 

<キャスト>

杉咲花(赤座ユキコ 役)

杉野遥亮(黒川森生 役)

奈緒(赤座イズミ)

鈴木伸之(金沢獅子王 役)

…他

 

《ためになる度》

★★★★★星5

《終わってほしくなかった度》

★★★★★星5

《キュンキュン度》

★★★★★星5

~8話のあらすじ~

黒川から白杖を持った人が駅のホームから転落したという連絡を聞いたユキコは、駅にいた陽太を心配し、病院へ向かいます。

 

結果的に陽太は無事だったものの、何故か黒川がケガをしており…。ユキコは彼のために役に立とうとしますが、上手くいかず自信を無くします。

 

そんな時、黒川の正社員になるチャンスが訪れますが赴任先は鹿児島で…。邪魔になりたくないと思うユキコと、ユキコのそばにいたい黒川がすれ違います…。

「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール」の注目ポイント

  • 想い合う気持ちが変わらない2人
  • 幸せな恋に溢れている物語
  • 2人が決めた最高の決断

登場人物

赤座ユキコ

弱視の女性。見た目は可愛らしいけど、意外と勝気でズバッと言葉を言うタイプ。

 

グイグイ来る黒川に対して冷たい態度で接していましたが、彼に心を開き彼を好きになっていきます。

 

黒川森生

見た目がこわいヤンキー君。ユキコに惹かれてからは、一途に、自分になりに想いを伝えます。

 

ちょっとおバカだけど優しくて思いやりのある性格。ようやくユキコと交際し、恋人らしくなっていきます。

 

ユキコの家族

ユキコの姉は、母親のような存在だけどかなりの心配性。獅子王を「推し」として応援していましたが…。

 

父親はのほほんとした性格で、娘2人にタジタジのよう…。しかし、しっかり娘達の様子を見ている所も。

 

ユキコの友達や黒川の仲間

ユキコの友達の空は明るい女性。クラスメイトの陽太は、色々な妄想を膨らませる面白い男性。

 

黒川の仲間、花男と草介は明るくておバカな優しい男性。そして、ユキコと仲良くなったハチ子や茜は、ユキコと黒川のことを見守っています。

 

緋山くん

ユキコの幼馴染で、初恋の男性。視覚障害者の方々を支える仕事をしています。

 

8話で黒川に宣戦布告し、ユキコに接近していました。

10話の感想

不穏な感じで10話もスタートするのかな?と思ったんですが、意外と明るく始まってくれて、ほっとしました。

 

 

2人が別れてから1年後で…ようやっと再会したけどお付き合いするわけでも無くて。

 

 

ユキコと黒川の生真面目さというか、ちょっとした頑固さが2人らしい感じでしたね…(*´ω`)

 

 

途中から黒川はユキコのストーカーと化してたし(笑)

 

そんな姿もユキコを見て嬉しそうにする姿も黒川らしくて安心しました

 

そして、花男とハチ子が結婚…!!(笑)

 

 

展開が早かったけど、何気にくっついてほしい2人だったから良かったです…!

 

花男は主婦で、ハチ子がバリバリ働く…良いコンビだ!

 

草介と茜もいい雰囲気になったりするのかな…?と思ったけど、そうでもなさそう。

 

 

でも、個人的に草介が結構好きだったから、最後も姿を見れて良かった。

 

 

イズミと獅子王も距離を縮めてましたね。ユキコと黒川の身長差も良いけど、2人の身長差もたまらん…!(笑)

 

 

空も陽太もカップルらしい雰囲気で…最後の方は結構ニヤニヤしました(笑)

 

 

もう色々なカップルが幸せそうで良かった良かった!

 

 

そしてそして、話はユキコと黒川に戻しますが…。

 

 

1年経ってもお互いの事を考えるのは変わらず…2人が決断した最後はすごく納得出来ました。

 

 

想い人がいるおかげで世界が広がって新しいことに挑戦できる…

 

 

最高だ…!(泣)

 

 

そしてハグの時の2人の表情がまた良い…!

 

 

あぁ…そんな2人の姿ももう見られないのか…。

 

 

解説コーナーももう見られないと思うと寂しいですね。

 

 

また1話から見ようかな(*´ω`)

<まとめ>世界を広げてくれる優しいドラマ

他のドラマをあまり見ないから思う事なのかもしれませんが…

 

 

この作品は、偏見とか固定概念を変えてくれるな…と思います。

 

 

新しい挑戦をしているというか…(知ったかぶりごめんなさい…汗)

 

 

私自身、知らない世界を知れたし、本当に参考なる情報もたくさんあったから、出会えてよかった作品でした。

 

 

年末スペシャルとかお正月スペシャルとか新春スペシャルで…また2人を見れたりしないだろうか…っ。

 

 

そう思ってしまうくらい面白くて幸せになれる最高のドラマでした。

 

 

私もいつか互いに頼れるような人に出会おう…。

 

 

つたないドラマの感想を見てくださって、スターをくれた方々にも感謝です…!!

 

 

また気になるドラマがあれば書いていこうかな(自己満ですが…)

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《感想》ネタバレなし「ミラベルと魔法だらけの家」鳥肌級の音楽と素敵なギフトをくれたディズニー作品。

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©Disney

『ミラベルと魔法だらけの家』第79回ゴールデン・グローブ賞 アニメーション映画賞&作曲賞&主題歌賞ノミネート!!|映画|ディズニー公式 (disney.co.jp)

 

ディズニー映画を最近見るようになった夏夜風です

ディズニーは面白いな!

 

今回、予告映像の美しさに魅入られて「ミラベルと魔法だらけの家」を見に行ってきました!

 

 

個性あふれるキャラクター達、美しくて力強い歌声、夢中になれる映像美と音楽…

 

 

とにかく素晴らしい部分ばかりでした。

 

 

ただ、今回はストーリー性が素晴らしいというより、音楽や映像に力を入れているなと感じる部分も。

 

 

だけど期待を裏切らない作品なので、お気に入りの映画になりました。

 

 

魔法のギフトを持っているマドリガル家の中で唯一、魔法が使えない主人公のミラベル。

 

 

しかし、家族が抱える問題や危機を救えるのは魔法が使えないミラベルだけ。

 

 

そんな彼女が起こす奇跡に、心が温かくなります。

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2021年11月26日(日本)

 

<監督>

バイロン・ハワード/ジャレド・ブッシュ

 

<キャスト>

斎藤瑠希 (ミラベル役)

中尾ミエ (アルマおばあちゃん 役)

ゆめっち/3時のヒロイン (ルイーサ 役)

平野綾 (イサベル 役)

…他

 

《映像に魅入られる度》

★★★★★星5

《音楽・歌声に圧倒される度》

★★★★★星5

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

マドリガル家が住む家は魔法の力を持っており、家族みんなが魔法のギフト(才能)を持っています。しかし、ミラベルだけは魔法が使えませんでした。

 

魔法が使えなくても幸せに過ごしてきたミラベルでしたが、ある日、家の異変に気付き、家族のために彼女は立ち上がります。

 

ギフトを持つ家族の葛藤が見えてくるようになり、家族が抱える問題と向き合うことになっていきます…。

「ミラベルと魔法だらけの家」の注目ポイント

  • 圧倒的存在感の音楽と歌唱力
  • 見て楽しい&癒される映像美
  • 素朴な主人公と家族の葛藤

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 葛藤やプレッシャーを抱えた人
  • 美しい映像が見たい人
  • 夢中になれる音楽を聴きたい人

登場人物

ミラベル

明るくて元気な少女。マドリガル家の中で唯一、ギフトをもらえませんでした。

 

だからなのか、魔法の家・カシータと仲が良く、助けてもらうことも。自分だけ魔法が使えないことに悩み、葛藤します。

 

祖母

マドリガル家の祖母。優しく厳しい存在。家族全員を愛して見守っていますが、時々ミラベルに冷たい対応をすることが。

 

家族

マドリガル家は10以上の家族が一緒に暮らしています。

 

癒しの魔法を持つミラベルの母や、花を咲かせる長姉のイサベラ、パワーの魔法を持つ次姉のルイーサなどなど、個性豊かな魔法のギフトを持った家族が登場します。

ストーリーの感想

予告のCMを見た時から映像がとにかくきれいで心奪われていました(笑)

 

 

とくにイサベラが花を咲かせる瞬間が鑑賞する前から大好きで。

 

 

期待大!と思いながらルンルンで見に行ってきました。

 

 

そしてやっぱり期待を裏切らない美しい映像と、楽しくて耳に残り続ける音楽が最高…!

 

 

ただ、ストーリーは思ったより予想出来る感じだったかも…?それでも面白かったんですが!

 

 

やっぱり色とりどりの美しいシーンと共に流れる圧倒的な歌唱力が一番最高でした。

存在感のある声と鳥肌級の音楽

なにより最初に心を奪われたのはミラベルの声と歌

 

 

声がとにかく良いし圧倒的な歌唱力と演技力が、こちらの満足感をアップしてくれました。

 

 

ミラベル役は斎藤瑠希さんという方なのですが、純粋で素朴な雰囲気もありながら力強さもあってミラベルにぴったり…!

 

最初のミュージカルシーンで一気に心を奪われます…!

 


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そして、私はほとんど情報を入れないで映画を見たので、誰が吹き替えを担当しているか知らないまま鑑賞したのですが…。

 

 

パワーの魔法を持つ姉のルイーサを、ゆめっちさんが演じてた事に驚きました…!

 

 

声も低めで歌声もかっこいいし歌唱力&表現力が高くて引き込まれました!

 

 

曲も素敵で、ルイーサにのしかかるプレッシャーも伝わってくるけど、強さも伝わってきて感動…。

 


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うぅ…癖になる…。

 

 

そして、姉と言えば花の魔法を持つイサベラも素敵…!

 

 

ちょっとミラベルに対して冷たい印象があるんだけど、みんなの憧れで完璧な存在。

 

 

声優の平野綾さんが演じていますが、声も良ければ歌も良いわけで…っ!

 


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最初、声がイメージしてたより高めだな…と思ったんですが見ているうちに好きになってる…。

 

 

普段は冷静で気高いイサベラが変わる瞬間をぜひ見てください…!

 

 

そして「秘密のブルーノ」という曲も最高…。

 

 

謎めいた”ブルーノ”という家族に関する曲なんですけど…

 

 

音楽の雰囲気がブルーノに対する興味と好奇心をくすぐるんです…。

 


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とくにこの曲は最後まで楽しんでほしいです…!

楽しくて癒される映像

予告映像などを見てもらうと分かると思うのですが、とにかく映像もきれいで…。

 

 

ミラベル達が暮らす家、カシータが動くんですけど、それも可愛らしいし楽しい!

 

 

とくに、イサベラのシーンはきれいな花がたくさん咲いていることが多くて、魅了されました。

 

 

他にも動物や植物が溢れるシーンとかもきれいだし、見ててワクワク出来る感じ。

 

とにかく色彩がきれいで、物とか人の動きも面白いから飽きないんだ

 

あと、衣装とかも素敵なんですよね。ミラベルのスカートとか本当にかわいくてお気に入り。

 

 

イサベラの衣装なんてトキメキしかないし…!(笑)

 

 

しかも個性的な家族しかいないから、一人一人の動きも面白いし、一瞬の表情とか見逃したくないほど(笑)

 

 

正直、家族の人数が多いし、1人1人の紹介のシーンは瞬く間に過ぎていくから、把握しきれない…。

 

 

でもインパクトのある人ばかりだから、見ていくうちに慣れていきます!

素朴な主人公とその家族

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今回の主人公はどちらかというと素朴で、個人的に目を引くのはイサベラや、いとこのドロリスという女性だったんですけど…。

 

 

だからといってミラベルに魅力が無いわけではなく。

 

 

多くの人が共感出来て寄り添える主人公なんだと思います。

 

 

自分だけギフト(才能)をもらえず疎外感に苦しみながら、それでも明るく家族のために奮闘する姿が、多くの人に勇気を与えるような気がします。

 

 

そしてもちろん、彼女の家族もとても魅力があります。

 

 

本当に性格も個性も特徴も全然違うから見ているだけで楽しいんだけどギフトを持った人たちだからこその葛藤もあるんです…。

 

 

才能があるから幸せ…じゃなくて、持っているからこそのプレッシャーや葛藤、悩みがあるんですね。

 

 

そして、そこから家族の危機が生じてしまいます…。

 

 

その危機に立ち向かえるのは魔法が使えないミラベルだけ…。

 

どんな奇跡と結末が待っているかは、ぜひ映画で確かめてみてください…!

<まとめ>ミラベルがくれた今年一番のギフト

 

みんながもらえたギフトは、ミラベルだけがもらえませんでした。

 

 

だけど本当は彼女にしか持っていない才能がありました。

 

 

その才能が、家族の愛と本当に大切なことを教えてくれます。

 

 

なぜ彼女は魔法を使えないのか、なぜ彼女だけの”部屋”がないのか…。

 

 

ミラベルがくれた最高のギフトをぜひ堪能して結末を確かめてみてください…!

 

本当に最後まで見たら「あ、なるほど…だからか…!」ってなるんです。

 

 

そして最後に聴くエンディング曲もまた最高でした…。

 

 

ではでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《感想》微ネタバレ「風をつかまえた少年」渇ききった世界で少年が掴んだ奇跡と未来。

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引用:映画配給会社 ロングライド Facebook

映画配給会社 ロングライド - 映画配給会社 ロングライドさんが写真を追加しました (facebook.com)

 

どうも、アフリカのことがよく分からない夏夜風です

アフリカにも猫居るかな?

 

前に鑑賞したものの記事にするか悩んでいた映画を、今回は書いていこうと思います。

 

 

風をつかまえた少年

 

 

アフリカの最貧困のマラウイで暮らす少年の実話なのですが、とても辛いシーンが多く、思いがけず私にとって挑戦した作品になりました。

 

 

当時14歳だったウィリアムが住むマラウイを大干ばつが襲い、長い飢饉が続きます。

 

 

大干ばつ、同時多発テロなどが起こり国は大混乱。支援も無く盗みが横行し、人が亡くなっていく。

 

 

そんな中、14歳のウィリアムが人々を救うため風車を利用し、畑に水を引くことを思いつきます。

 

 

暗い話や辛いシーンが続きますが、最後はとても感動出来る作品なのでおすすめです。

 

 

微妙にネタバレを含んでいるのでご注意ください…!

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2019年8月2日

 

<監督>

キウェテル・イジョフォー

 

<キャスト>

マックスウェル・シンバ (ウィリアム 役)

アイサ・マイガ (母・アグネス 役)

キウェテル・イジョフォー (父・トライウェル 役)

リリー・バンダ (姉・アニー 役)

…他

 

《辛い現実と向き合う度》

★★★★★星5

《最後は感動する度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

14歳のウィリアムは優しい家族と仲良く暮らし、学校へ行き勉強していました。しかし、2001年に彼が住むマラウイを大干ばつが襲います。

 

政府からのまともな支援はなく、人々は飢饉に苦しみます。そして学費が払えないことでウィリアムは学校に行けず、図書館で勉強をすることに。

 

そこで出会った1冊の本が、彼や人々の人生を変えることになりました。

「風をつかまえた少年」の注目ポイント

  • 大切に想い合いあう家族
  • 少年の真っ直ぐな思い
  • 残酷な現実と奇跡

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • 実話の作品が好きな人
  • 奇跡を見届けたい人
  • 心に刺さる映画を見たい人

登場人物

ウィリアム

勉強熱心なウィリアムは、学費を払えず学校をやめることになった後も、内緒で図書館に通っていました。

 

図書館で「風力発電」というものを知り、独学で風車を作る事を決意します。

 

ウィリアムの家族

ウィリアムには父、母、姉、そして赤ちゃんの妹がいます。

 

お互いを想い合って過ごしていましたが、飢饉に苦しむようになってから争いが多くなります。

 

姉のアニーはウィリアムの学校の教師と交際していますが、色々なことが重なり、順調に物事が進んできません…。

ストーリーの感想

 

とにかく思っていたより、内容が重ためでした…!

 

 

「これ最後まで見れるかな?」と少し不安にはなったんですが、引き込まれるストーリーと、どんなふうに風車を作ったのかも気になったので最後まで見ました。

 

 

割と最後の方まで厳しい現実が映し出されていたし、救われない人もたくさんいて、辛かったです。

 

 

そんな中、家族を想い合う気持ちやウィリアムの真っ直ぐな気持ちが、救いでした。

苦しい中でも想い合う家族

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母も父も姉も、とても優しくて家族を大事に思っているんです。

 

 

それぞれの役割があるから、それを全うして日々を暮らしていたんですが…。

 

 

飢饉によって苦しみ始めてから、争いが多くなるんです。

 

 

みんな余裕が無くなるから感情的に思いをぶつけてしまって、お互いに傷ついてしまうんですね。

 

 

ずっと穏やかだった母が父に対して強く当たってしまう時や、優しい父がウィリアムに対して怒鳴りつけることもありました。

 

それだけ切羽詰まった状況だったってことだよな

 

姉も自暴自棄的に言葉を発した時もありました。

 

 

しかし、そんな時に母が強く𠮟りながらも「あなたが飢えで苦しんでいたら、私の腕を食べさせる」という風に言っていたのが、すごく印象に残りました。

 

 

父は、本当に少ししかない食料を皆に与えて、自分は食べないことも…。

 

 

姉のアニーは、大学に行きたい気持ちや恋人への気持ちなど、複雑な心境を抱きながら、家族を想って行動していたり。

 

 

そして、ウィリアムはまわりに変な目で見られても、父に怒鳴られても諦めずに行動し奇跡を起こします。

 

 

苦しくて余裕が無くなり争いが多くなっても、根本的な部分ではお互いを思いやる気持ちがあって、見ているこちらも救われました。

 

 

とくに、ウィリアムの真っ直ぐな気持ちがぶれないでいてくれて、良かったです。

ウィリアムの真っ直ぐな思い

どんなに苦しいことがあっても、学びへの姿勢や風車を作る事への思いがぶれないのは、色々考えさせられました。

 

 

彼らは学びたくても学べない、そして食べたいけど食べられない状況にいて、それが当たり前になりかけていたんですよね。

 

 

いまだに雨乞いをしている父でしたが、この苦境を乗り越える現実的な手段を選んだウィリアムは素晴らしいと思います。

 

 

まわりからなかなか理解されないし「こんな時に何をしているんだ」と言われたり、風車を「オモチャか?」と言われることも。

 

 

だけど、ウィリアムにとって風車は人を救うためのものだし、真剣に取り組んでいるから「オモチャじゃない!」と強く否定するんです。

 

とにかく諦めないし、くじけないんです。

 

これは「学びの強さ」でもあるし「学びの大切さ」だなと思います。

 

 

ウィリアムは勉強する機会を奪われて独学で学んでいたけど、学ぶ環境がもっと整っていたら、もっと早く人々を救えたかも…と考えると辛いですね。

 

 

だけど、彼の強い思いが結果的に過酷な現実を変えていくんです。

残酷で過酷な現実に起こった奇跡

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大干ばつが起きた頃、同時多発テロによって世界が大混乱に陥り、政府からの支援がまともに受けられませんでした。

 

 

国にそれを訴えかけた村長は暴行され、口封じされてしまいます。

 

 

その後、やっと食料が届いたと思っても少ない量のため、受け取れる人が限られてしまいました。

 

 

このように、とにかく残酷で過酷な日々が続くんです。

 

 

食料がないし、お金もないから盗みが横行したり、人々や動物が亡くなるんです。

 

暴行されてるシーンとか、亡くなるシーンは見ていて本当に辛かった

 

しかし、ウィリアムの強い思いによってその現状が変わっていくんです。

 

 

人々が突き動かされ、最後は奇跡が起こります。

 

 

正直、そこに至るまでが長く感じて辛さが増すんですが…。

 

 

見ているこちらも「奇跡を起こしてくれる」と信じてみていました。

 

 

最後は本当に感動と安堵。そして、とても勇気をもらえました。

まとめ<自分も彼のようになれるだろうか>

ウィリアムが風力発電装置を作るのにはかなりの時間と努力が必要でした

 

 

風車を作るために、家業を手伝いながらごみ捨て場で風車の部品を入手していました。

 

 

この間、人々に色々な噂をされていたそうです。母親からも不審な目で見られてしまっていたよう。

 

 

それでも彼は負けず、風車を作ることを頑張ったんですね。

 

 

私はとても恵まれた環境にいて「いつか誰かがやるだろう」と、何でも受け身の姿勢でいますが…

 

 

もし、危機的状況になった時に「自分も彼のように行動できるだろうか」と考えたら、自信がありません…。

 

 

それでも、苦しい時や辛い時は、ウィリアムを思い出して自分に出来ることをやっていきたいです。

 

 

そして学ぶことの大事さを訴えかけられたような映画でした。

 

 

気を楽にして見ることは難しい作品ですが、多方面から訴えかけられるような感覚になるので、気になった方は見てみてください。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

 

【小説はこちら】

《9話感想》微ネタバレ"ドラマ"「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」順調に進んでくれない波乱の展開…。

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©Nippon Television Network Corporation

第9話「バイバイ黒川」(2021年12月8日放送)|恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜|日本テレビ (ntv.co.jp)

 

どうも、朝活を始めようか悩んでいる夏夜風です

常に夜活している夏猫だ

 

またまた「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール」の感想を語っていきます!

 

 

8話は不穏な感じで終わったからドキドキしながら見始めた9話でしたが…。

 

 

意外と、最初の方は明るくて安心しました。

 

 

が、しかし…

 

 

後半からハラハラで、切ない内容になっていましたね…。次回は最終回…?嫌すぎる…。

 

 

大きなネタバレは避けているつもりですが、未視聴の方はご注意ください!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<放送日>

10月6日より放送開始・毎週水曜日10時放送

 

<原作/作者>

ヤンキー君と白杖ガール/うおやま

 

<キャスト>

杉咲花(赤座ユキコ 役)

杉野遥亮(黒川森生 役)

奈緒(赤座イズミ)

鈴木伸之(金沢獅子王 役)

…他

 

《ためになる度》

★★★★★星5

《終わってほしくない度》

★★★★星4

《キュンキュン度》

★★★★★星5

~8話のあらすじ~

ある日ユキコの幼馴染で初恋の人、緋山くんが現れたことで黒川は焦ります。ユキコはフォローしますが、スマートで気が利く緋山に黒川は自信を無くしていきます。

 

茜の喫茶店がクリスマスマーケットに参加するということで、緋山くんを含め黒川やユキコ、達も手伝うことに。

 

そんな時、突然緋山に宣戦布告されて波乱の展開になり、そしてユキコの友達の陽太に危険が…。

「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール」の注目ポイント

  • 黒川とユキコの間に距離が…
  • 終わってほしくないドラマ
  • 見守っていたいカップ

登場人物

赤座ユキコ

弱視の女性。見た目は可愛らしいけど、意外と勝気でズバッと言葉を言うタイプ。

 

グイグイ来る黒川に対して冷たい態度で接していましたが、彼に心を開き彼を好きになっていきます。

 

黒川森生

見た目がこわいヤンキー君。ユキコに惹かれてからは、一途に、自分になりに想いを伝えます。

 

ちょっとおバカだけど優しくて思いやりのある性格。ようやくユキコと交際し、恋人らしくなっていきます。8話ではライバルが出現します…。

 

ユキコの家族

ユキコの姉は、母親のような存在だけどかなりの心配性。獅子王に恋心を抱いていますが思いは届かず「推し」として応援することに。

 

父親はのほほんとした性格で、娘2人にタジタジのよう…。しかし、しっかり娘達の様子を見ている所も。

 

ユキコの友達や黒川の仲間

ユキコの友達の空は明るい女性。クラスメイトの陽太は、色々な妄想を膨らませる面白い男性。

 

黒川の仲間、花男と草介は明るくておバカな優しい男性。そして、ユキコと仲良くなったハチ子や茜は、ユキコと黒川のことを見守っています。

 

緋山くん

ユキコの幼馴染で、初恋の男性。視覚障害者の方々を支える仕事をしています。

 

8話で黒川に宣戦布告し、ユキコに接近していきます。

9話の感想

黒川へ緋山の宣戦布告、陽太の身に危険が及ぶ…。

 

 

そんな8話の終わりでしたが、9話がそこまで重い内容じゃなくて安心しました

 

 

というか、ケガをしたのが黒川というのが「どういうこと?」って感じでしたね(笑)

 

 

空と陽太も変わらずの良さげな関係性で、良かったです。

 

 

…と、思ったけど…

 

 

途中からユキコと黒川の間に距離が出来た感じでしたね…。

 

 

黒川の正社員の話があったのものの、赴任先が鹿児島で…。

 

 

そこからお互いに複雑な気持ちを抱いたままで、上手く解決できない感じでした。

 

 

個人的には結構な急展開に思えました(汗) 前半と後半の落差がありすぎる…。

 

 

そして、もう最終回…!?

 

 

うそでしょって言いたい。終わってほしくないって言いたい…。(泣)

 

恋愛ドラマでこんな気持ちになるとは…(泣)

 

幸せに終わって欲しいです…。

 

 

ユキコ…泣かないで…本音を伝えて…もどかしい…。

 

 

そんな9話でした。

 

そういえば、緋山くんが思ったより大きな動きしてなかったな

 

もっと色々動くと思ってたんですけど、意外とあっさりした感でしたね…。

 

 

そして、毎回勉強になる解説コーナーですが今回も気を付ける所を再認識しました。

 

 

これも見られなくなると思うと…つらい(汗)

 

 

もっとずっと見ていたい…。

まとめ<ずっと見ていたいカップルと、ドラマ>

1話から引き込まれる話でしたが、どんどん魅力が増していって今ではずっと見守っていたいカップルの1組になりました。

 

 

どんな形であれ、2人が幸せになってくれることを願いたい…。

 

 

終わりが来ると分かってはいても…もっと見ていたいドラマですね…。

 

 

次回も楽しみにして待ちます…!

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《感想》ネタバレなし「ボス・ベイビー」死闘を繰り広げる(?)偽の兄弟は本物の家族になれるのか…。

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DreamWorks The Boss Baby Back in Business © 2019DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

ボス・ベイビーオフィシャルサイト | 劇場版 (universal-kidsstudio.com)

 

どうも、いつもベイビーに癒されている夏夜風です

赤ちゃんは何をするか分からないから苦手な夏猫だ

 

私は元々赤ちゃんや小さい子が好きだったんですけど、姪が生まれてから愛が爆発していて。

 

 

そんな私が必然的に惹かれた映画が「ボス・ベイビー」でした。

 

 

今月に続編の「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」が公開されますね。

 

 

そして公開の日に、地上波初放送されるんですね。知らなかった(笑)また見るしかない!

 

 

ワクワクしながら見始めたんですが、もう最初の方から期待値を上回ってくれる感じで、最後まで笑って癒されて楽しめました!

 

 

ボスベイビーの吹き替えを担当したムロツヨシさんも最高…。かなり癖になる赤ちゃんでした(笑)

 

 

詳しく語っていきます。

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2018年3月21日(日本)

 

<監督>

トム・マググラフ

 

<キャスト(吹き替え)>

ムロツヨシ (ボスベイビー 役)

芳根京子 (ティム 役)

宮野真守 (大人のティム 役)

乙葉 (ティムのママ 役)

石田 (ティムのパパ 役)

…他

 

《子供も大人も楽しめる度》

★★★★★星5

《笑えてじーんと来る度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★★★星5

~あらすじ~

7歳のティムは両親から注目され、愛情いっぱいに育てられていました。ある日、スーツを着こなした”弟”が家にやって来たことで生活は一変。

 

両親は赤ちゃんに付きっきりということもあって、ティムは弟を良く思っていませんでした。

 

しかも、なんだか怪しい赤ちゃんは中身が”おっさん”であり「赤ちゃんが愛される社会を維持する」ため、日々働いていたのでした…。

ボス・ベイビー」の注目ポイント

  • 声優陣の演技が良い
  • 手を取り合うティムとボスベイビー
  • 意外と深いテーマがある

この後、注目ポイントについて詳しく語っていきます

どんな人におすすめ?
  • 家族で映画を見たい人
  • 笑ってほっこりする映画が好きな人
  • 癖のある赤ちゃんを見たい人

ストーリーの感想

 

予告を見ていただくと分かる通り、この映画では赤ちゃんのキュートな姿をたくさん見ることが出来ます。

 

 

私は、最初のプリプリお尻からノックアウト状態で、かなりワクワク(笑)

 

 

そして、ボスベイビーの吹き替えを担当したムロツヨシさんの演技が凄く良かった…。

吹き替えがとても良かった

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あんな可愛らしい赤ちゃんからおじさんの声が出るって、想像できませんよね(笑)

 

 

でもこれが結構癖になるんです。

 

 

吹き替えのムロツヨシさんの演技が上手だったし、真面目にやりつつふざけてるのが良かったです(笑)

 

 

おふざけと真面目のバランスがちゃんとしていたから、冷めてしまうこともありませんでした。

 

 

そして、ティムの吹き替えを担当した芳根京子さんも良かったです。

 

 

誰が担当しているのか知らないまま見たんですけど、全然違和感が無いし調べるまで彼女が吹き替えしていることに気づかないほどでした。

 

完全にティムになりきっていて、最後まで楽しめたな

 

そして、個人的にはムロツヨシさんと宮野真守さんの掛け合い?がお気に入りです(笑)

 

 

宮野真守さんは大人のティムを担当しているんですが、他にエルヴィス・プレスリーのファンを大勢担当しているんです。

 

 

ボスベイビーとそのファンが話す(?)シーンがあるんですけど、かなりふざけ合っていて笑えました(笑)

少しづつ距離を縮めていくティムとボスベイビー

最初、ティムとボスベイビーは険悪な雰囲気なんですが、少しづつ距離を縮めていくんです。

 

 

簡単に進んでいくわけではないんですが、傲慢で冷たく見えるボスベイビーも意外と優しかったり思いやりがあったり…。

 

 

ボスベイビーを嫌っていたティムが、お兄ちゃんらしい姿を見せることも。

 

 

家族や兄弟とは言えなかった2人が、それらしくなっていくのが微笑ましかったです。

 

そもそもボスベイビーは、愛情を知らないまま精神が成長したんですよね…

 

愛情を知らないから家族になるのも難しかったのかも…。

 

 

ティムは「愛情」や「理想」の世界にいて、ボスベイビーは「物質的」「現実的」な世界にいるから、分かりあうのも難しいんですよね。

 

 

どちらも間違っている事ではないですし。

 

 

その世界で生きていたら、それが当たり前になっていきますもんね。

ストーリーについて少し考えてみる

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最初、空想が好きなティムが、いきなり現れた赤ちゃんに嫉妬して無意識に「ボスベイビー」というものを作ったのかなと考えてました。

 

 

実際は本当の赤ちゃんなんだけど、ティムにはそう見えている…みたいな感じ。

 

 

でも、続編のあらすじを見たら空想ではなさそうで、面白い世界観だなと再認識しました。

 

 

そして「ボス・ベイビー」は「愛」がテーマなんですかね。

 

 

”愛を知っている子” と "愛を知らない子”の違いが感じられます。

 

 

あと、ボスベイビーが家庭を顧みない人を表している感じですね。

 

そういう父親や母親に見てもらいたい作品でもあるかも。

 

 

身勝手な親や、流行りばかりに乗って生き物を大切にしない大人への皮肉もあったりするんでしょうか?

 

 

深く考えすぎかな(笑)

 

 

でも、笑いながらもジーンと来るところがあったり、考えさせられました。

<まとめ>今の世界に必要なのは「愛する心」

エンディング曲「What The World Needs Now Is Love」の歌詞がとても良かったです。

 

 

「世界に必要なのは人を愛する心

 

たったひとつの大切なもの すべての人を包み込む愛

 

山や丘はたくさんある 登るのにはこれで十分

 

海も川も渡るのには十分 これ以上は世界に必要ない」

 

 

「太陽も月も十分に輝いてる

 

私たちに必要なのは愛だけ」

引用:「ボス・ベイビー」より

 

 

昔の曲みたいだけど、今にもとっても響く曲だと思います。

 

 

本当に必要か分からない豊かさとか、物質的なものにこだわるより、愛を大切にしていきたくなりますね。

 

 

ボス・ベイビー」は個人的にお気に入りの作品になったので、また見ようと思います。今度は家族で見てみようかな?(*´ω`)

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

《ミステリーに挑戦》感想&考察「鑑定士と顔のない依頼人」バッドエンドかハッピーエンドか…。※後半にネタバレあり

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© eiga.com inc. All rights reserved.

鑑定士と顔のない依頼人 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

ミステリーは好きで、結構見ている夏夜風です

ミステリーは推理出来るから面白いよな

 

今回から、繊細女の映画挑戦を少しづつ始めようかと思います!

 

 

今回語るミステリー系はもちろん、今まで避けてきたホラーアクションSF…。

 

 

さらに昔の映画にもどんどん挑戦していこうと考えています。

 

 

最初の挑戦はミステリー映画「鑑定士と顔のない依頼人」です!

 

 

この映画は2回目の鑑賞なのですが、1回目と2回目で結末の考え方が変わってきたり見る人によって解釈が変わる作品かな…と思います

 

 

バッドエンドかハッピーエンドか…。自分なりの考えと感想を語っていきます。

 

 

後半にネタバレがあるのでご注意ください!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2013年12月13日(日本)

 

<監督>

ジュゼッペ・トルナトーレ

 

<キャスト>

ジェフリー・ラッシュ (ヴァージル 役)

シルヴィア・フークス (クレア 役)

ジム・スタージェス (ロバート 役)

ドナルド・サザーランド (ビリー 役)

…他

 

《優雅な世界観度》

★★★★星4

《おすすめ度》

★★★星3

《繊細さんへのおすすめ度》

★★星2

~あらすじ~

美術鑑定士として成功しているヴァージルは、女性と接するのが非常に苦手。彼が愛するのは、家の隠し部屋に飾られた数々の女性の肖像画だけ。

 

ある日、そんな彼に「家の美術品を売りたい」という依頼が舞い込みます。しかし、依頼人の女性のクレアは一向に姿を現しません。

 

怒るヴァージルですが、彼女が出てこない理由を知り、さらに壁越しに彼女と会話していくうちに惹かれていきます…。

鑑定士と顔のない依頼人」の注目ポイント

  • 優雅な音楽と美術に引き込まれる
  • 恋に翻弄される主人公
  • 見る人によって結末の解釈が変わる

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • 美しい音楽や美術が好きな人
  • 結末の解釈が分かれる映画を見たい人
  • 恋愛ミステリー映画が見たい人

ストーリーの感想と考察

 

この映画は2回目の鑑賞なのですが、1回目はバッドエンドに思えて…2回目はハッピーエンドで終わっているんでは…?と思えるんです。

 

 

2回も3回も見なくても、人によってその解釈の仕方が変わってくるようなので、そこがこの映画の面白い部分だと感じます。

 

 

ただ、争いも多いし、明るいシーンがほとんど無いので繊細さんにはあまりオススメ出来ないかもしれません…。

 

 

暴力的なシーンもあるから、ショックが大きいかも…。(私がそうだった)

 

 

でも、私みたいにミステリー映画が好きという方は、意外と平気かもしれません!

 

 

謎めいた世界観を引き立たせる音楽や美術がこの映画の魅力でもあるので、そういったのが好きな人にもおすすめ。

優雅な音楽と美術に引き込まれていく

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この映画ではとにかく美術品が出てくるんです。

 

 

ヴァージルに依頼してきたクレアという女性の家には様々な美術品があって、色々な所を見回りたくなるんですよね。

 

 

とくに、クレアとヴァージルが会う部屋も好きで、お気に入り。

 

 

ヴァージルの隠し部屋なんかは、多くの女性の肖像画が飾ってあって、少し異様な雰囲気があるんですけど…

 

 

個人的に嫌いじゃないんですよね。(でも、苦手な人はいるかも汗)

 

 

そして、映画の魅力を感じさせてくれるもう一つの存在が音楽

 

 

優雅だけど、少し寂しい気持ちになったり、もっと謎が深まっていくような感覚になれるんです。

 

この音楽が映画にピッタリなんです

 

この2つの存在があるおかげで、余計にこの映画に引き込まれていきます。

 

 

もちろん、不器用な主人公と謎めいた女性の存在も大切ですね。

翻弄される主人公と謎の女性

主人公ヴァージルは、潔癖で女性が大の苦手。女性が現れると顔を伏せて、見ないようにするくらい。

 

 

彼が唯一愛しているのは、美しい肖像画たち。

 

 

お互いに見つめ合うだけで、その存在を確認するだけで、ヴァージルは満足だったはずですが…。

 

 

謎の女性クレアが現れてから翻弄されるように。

 

 

女性に慣れてなさすぎて、上手く転がされてる印象もあったし、ハラハラさせられました…。

 

 

クレアは姿を現せない理由があって家に引きこもっている状態なのですが、ヴァージルと関わっていくことで少しづつ変化していくんです。

 

 

でも、いきなり怒り出したり、そのことについて泣きながら謝っていたりと、度々ヴァージルを困惑させてしまいます。

 

 

2人とも凄く不器用で人に慣れていないから争いもあるし…。とにかく見ててハラハラ。

 

そしてヴァージルの変態感も見逃せない…

 

いつも壁を隔てて2人は会話をしているんですが、クレアの姿を見たいがために部屋に隠れて覗き見するんですよ。

 

 

しかも2回も。

 

 

こういう所や怒りの感情をコントロール出来ない所が、子供っぽいというか…

 

 

思春期って感じで成長出来ないまま大人になった部分があるのかな…?と思ってしまいます…。

ネタバレ【個人的に考える結末の解釈】

私は1回目を見た時、ただただバッドエンドというか後味が悪く終わったな

 

 

と思ったんですけど、2回目を見た時にもしかしたらそうでもないかも…?ってなって。

 

 

個人的に考えたことを語っていきます。ネタバレ注意です!

 

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この映画を見ていて、私は正直「クレアはヴァージルを騙してるのかな…」と怪しんでいたんですけど、彼のウキウキ具合を見ると切なすぎて後味が悪すぎて…。

 

 

そしてまさかのビリーとロバートも共犯だったとは思わなくてですね…。

 

 

よくよく考えてみると最後の方で、ヴァージル、クレア、ロバート、ロバートの彼女が食事をしていたシーンの違和感も納得できるかな…と。

 

 

完成したカタログをクレアに渡すけど「やっぱり売りたくない」と言われ、ヴァージルはそれを破るんですけど、

 

 

その時に、ロバートや彼女が大げさなくらいに盛り上げてたのは”後に引けなくさせる”ためと”計画が上手くいった安堵感”を表しているのかなと。

 

 

改めて見ると納得できる部分がありました。

1回目の感想

1回目はただただヴァージルが可哀想で。隠し部屋の肖像画が無くなっていることに気づいた時の反応が、もう見てられなかった…。

 

 

その後、施設に入るものの何とか持ち直して、プラハに行くヴァージル。

 

 

前にクレアが話していた「ナイト&デイ」に向かい、1人寂しく席に座りますが…。

 

 

これを見た時、以前の彼であれば1人でも平気だったけど、今では人と食事する幸せを知ったから「連れを待っている」と答えたのかな…と思いました。

 

ただただ切ない!後味悪い!って思っちゃったな…

 

そして、クレアが言っていた「ナイト&デイ」は実際には存在しておらず、ロバート達が詐欺によって手にした大金をもとに、店を作ったんでは?と考えたんですよね。

 

 

だから歯車がいっぱいのお店なのかな…と…。

 

 

そして、そのお店にいればクレアと出会えると期待していて何度も出入りする人を確認してたのかもしれません。

 

 

しかし、2回目の鑑賞で少し印象が変わりました

2回目の感想

2回目を見た時「なぜヴァージルは回復したのか?」という疑問が浮かびました。

 

 

施設に入って完全に精神も肉体もボロボロな状態でしたが、以前の部下が郵便を届けに来てから回復しているんですよね。

 

 

そしてクレアは本当に彼を愛していなかったのか?という疑問も。

 

 

ヴァージルに対する言葉とかがもし嘘じゃないのであれば、部下が届けた郵便の中にクレアからの手紙があったかもしれません。

 

 

そこには謝罪が書かれていたかもしれませんし、ナイト&デイで会いたいことが書かれてたかもしれません。

 

 

その手紙によってヴァージルはわずかな希望を見つけて、回復することが出来た可能性もありますよね。

 

 

そして、彼は不安と期待を持って店に行くんです。

 

 

出入りしている人を何度も確認しているのは「クレアかもしれない」というわずかな期待をしていたからかもしれません。

 

少し考えてから「連れを待っている」と答えたのも不安があったからかも…?

 

最後はクレアが訪れて色々な会話ができることを願います…。(泣)

<まとめ>最後が衝撃で考察するのも大変

個人的には察していた結末だったんですけど、色々衝撃で2回目を見るのも、考えるのも大変でした。

 

 

満足度が高いかと言われると…う~んとなるのが正直な感想です…(汗)

 

 

壮大な音楽や美術に期待値が上がるんですけど、それを上回る満足感がなく…。

 

 

2回見ることが必須の映画かもしれません。

 

 

ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは見る人によって変わるかもしれませんね。

 

 

個人的にヴァージルが後半で人間らしくなっていくのが安心できるというか、良かった所だなと思います。

 

 

色々語りましたが今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!