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【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|グーニーズ (warnerbros.co.jp)
どうも、夏夜風です
夏猫だ!
今回は、金曜ロードショーで放送された人気映画「グーニーズ」の感想を語っていきます。
小さい時って冒険に憧れましたよね。外とか家で探検ごっこしたりとか。
私は今でも冒険とか探検っていう響きが好きなので(笑)
結構ワクワクしながら見てみたんですが…個人的には、すごく子供向けなのかも…!と感じました。
~作品紹介~
<公開日>
●1985年12月7日
<監督>
<キャスト>
●ショーン・アスティン (マイキー役)
●ジョシュ・ブローリン (ブランド役)
●コリー・フェルドマン (マウス役)
●ジェフ・コーエン (チャンク役)
●キー・ホイ・クァン (データ役)
●ケリー・グリーン (アンディ役)
●マーサ・プリントン (ステフ役)
…他
~あらすじ~
主人公・マイキーの家は資産家のパーキンスに借金をしており、全額返済できなければ家を立ち退くことを迫られていました。そんな彼の家に仲間たち<グーニーズ>が集まります。
彼らは、マイキーの父親が集めたガラクタがある屋根裏へ行き、お宝を探します。すると片目のウィリーという伝説の海賊が残した財宝を示す地図を見つけます。
この財宝を見つければ借金返済が出来るかもしれないと、その場所へ向かいます。しかしそこは廃墟のレストランで、しかもそこにはギャングのフラッテリー一家がいました。
一度は逃げ出しますが、財宝を手に入れたい彼らはフラッテリー一家の目を盗んでレストランの地下へと侵入します。そこから危険な冒険が始まります…。
「グーニーズ」の注目ポイント
- 大人も子供も楽しめる
- 理屈は関係ない面白さ
- チャンクとスロースの友情
- マイキーの成長
- マイキーとウィリーの関係性と涙の理由
注目ポイントについて下記で詳しく語っていきます
- 何も考えず笑いたい人
- 子供が活躍する物語を見たい人
- 冒険を楽しみたい人
登場人物
主人公のマイキーは体が強いわけではないものの、危険な冒険に一番興味を示します。
父親の借金を返したいという気持ちもありますが、夢見た世界<冒険>に飛び込みたいという思いがあったのかもしれません。
伝説の海賊・ウィリーのことをこわがらず、まるで友人のように彼のことを考えます。マイキー本人は「僕たちは似ている」と語ります…。
マイキーの兄は、体を鍛えることが好きで筋肉ムキムキ。口が悪い時もありますが、弟のことを心配する一面もあります。
グーニーズの中では一番年上ですが、時々子供っぽい所が出てくることも。
食いしん坊でドジなチャンク。いたずらが好きで、度々大人を困らせていたよう。
しかし、フラッテリー一家に監禁されていたスロースに優しく接するなどの一面も。憎めない登場人物の一人です。
発明をすることが好きで体に発明品を付けていますが、どれも完璧とは言えません。
しかし、冒険では彼の発明品によって危ない所を助けられていました。データの発明品もこの映画の見どころです。
ブランドのことが好きな可愛らしい女の子。少し天然っぽく、危険な冒険をしてるのにブランドにときめいてることも。
最後のシーンでは彼女がとても重要な役割を果たします。
アンディの友人。アンディとは少し違い、強気でしっかり者な女の子。
マウスと口喧嘩するシーンもありましたが、少しづつ距離が縮まっていきます。
注目ポイントとストーリーの感想
最初に正直な感想を言うとしたら「子供の時に見ていたら、もっと楽しめたかな」でしょうか…。
クスっと笑えるシーンもあって、データが現れた時は「これは絶対面白いやつだ…!」と思えたし、マイキーの成長とかグーニーズ達の気持ちの変化も楽しむことが出来たんですが…。
正直、冒険の中で出てくるトラップが危険なものに感じなかったんですよね。ハラハラすることもあまりなかったので、子供の時に見ていたら純粋にハラハラしながら見れてたのかな…と…!
でも、楽しめる所はたくさんあったので見てよかったなと思っています。
大人も子供も楽しめる
この映画は大人も子供も楽しめる作品だと思います。
子供が見て「面白い」と思う部分と、大人が見て「面白い」と思う部分は、違うとは思います。でも、それもまた良いのかなーと。
子供は純粋に、冒険してるグーニーズ達に憧れたり海賊に興味を示すかもしれませんし、大人は小さい時の事を思い出して懐かしいと思えたり、マイキーの成長に心が温かくなるかもしれません。
多分、子供も大人も共感できるように作られているんでしょうね。
ただ、やっぱり都合が良い場面がいくつかあるので、そういったものが苦手な大人は満足出来ないかも…
あと、子供に見せたくないような表現とか言葉が出てくるので、そこも注意かもですね…。
理屈は関係ない面白さ
グーニーズは理屈は関係ない面白さが魅力だと思います。というか、そういった作品っていっぱいあると思うんですよ。
例えば「ホームアローン」とか都合良くストーリーが進んでいきますよね。でも、面白い。
泥棒2人が子供に遊ばれてしまうっていうのが斬新だし、痛快ですよね。そこに理屈とか関係ない…。
それはグーニーズも同じで、子供の冒険と成長、そして危険な存在と戦うというエンターテイメントがしっかりあるんです。
だからこそ大人も子供も楽しめるし、未だに人気があるんだと思います。
「都合よくても良いじゃないか。楽しいんだもの」って感じかな
チャンクとスロースの友情に心が温まる
スロースは、フラッテリー一家の末っ子。厄介者扱いされており、地下に閉じ込められていました。
彼の見た目は、左目が顔の下の方にあり歯もほとんど抜けてしまっている状態。スロースを見たマイキーが「顔が歪んで溶けてる」と驚くほど。
そんな彼がいる地下にチャンクが連れてこられます。そこで2人は仲良くなり脱出することに。
グーニーズのピンチに2人は駆けつけ、助けてくれます。
最後にチャンクがスロースに「一緒に暮らそう」と提案し「好きだよ」と言うんです。それに対して「俺もお前が好きだ」とスロースは嬉しそうに言います。
このシーンが一番感動しました
スロースは母親に落とされるなど虐待を受けて育ったようですし、悲しい思いをしていましたが、最後に家族に巡り合えたことで幸せになってくれたら嬉しいですね。
マイキーの成長
マイキーは喘息で常に吸入器を持っていて、何かあると口にしていました。しかし、最後にはそれを簡単に捨ててしまうんです。
これはきっとマイキーの成長を示してるんですよね。
彼は不安になった時などに吸入器を口にして、気持ちを落ち着かせてるように見えるんです。
小さい子がタオルやぬいぐるみに触れて安心感を得るように、まだ小さいマイキーにとって吸入器は安心感を得るためのものなのかなと。
つまり、その存在を捨てるということは、一歩大人になったということなのかな…と思ってます。
調べてみたら、吸入器は移行対象に当たる存在らしいです
主人公・マイキーと海賊・ウィリーの関係性と涙の理由
マイキーは海賊船の中にいた、ガイコツになったウィリーに対して「僕らは似ている」と語り掛け、涙目になるんです。
冒険の途中でも、まるで友人のようにウィリーに語り掛けているシーンがあったのですが、なぜ彼はウィリーを怖がるどころか親しみを感じていたのでしょう。
父親から伝説の海賊・片目のウィリーの話を聞かされていたマイキーは、彼に対して憧れの気持ちを抱いていたかもしれません。
でも、マイキー本人が「似ている」と言ったように彼らには共通点があります。
例えば、仕掛けを作るのが得意な所。
ウィリーが仕掛けた罠によって冒険はとても危険なものになりましたが、同じような仕掛けをマイキーも行っているんですよね。
最初のシーンでチャンクが家に訪れた時、マイキーの仕掛けでフェンスを開けてあげるんです。この場合は危険なものではなく、遊びでしたが。
また、今までいた場所から追い出されるのも同じ。
マイキーの家は、借金を支払わなければ立ち退くことを命令されていました。ギリギリの所で阻止出来ましたが、実はウィリーは追い出されていたよう。
彼は海賊になる前は宮廷道化師をしていましたが度が過ぎた冗談で、宮廷を追い出されています。
立場がとても似ていますよね。
冒険をした点も同じだな!
また、ウィリーを見つけた時マイキーはなぜ涙目になったのでしょう。
弱かった自分が危険な目に合いながら目的を達成できた。という思いもあったかもしれませんし、境遇が似てるウィリーと「追い出される悲しさ」を共有出来ていたのかなと。
また、仲間に裏切られてしまったウィリーに対して同情の気持ちもあったかもしれませんね。
まとめ<冒険心をくすぐられる作品>
今回は「グーニーズ」について語ってみました。力を抜いて笑ってみられる映画なので、見てよかったなと思っています。
「スタンド・バイ・ミー」を見た時にも思いましたが、この年代ぐらいの映画をもっと味わってみたくなりますね。
いつかまたこの年代の映画を見たら語りますね。
では、今回はこの辺で終わります。最後までご覧いただきありがとうございます。