繊細女子の映画語り

繊細女子の映画と本語り

映画やドラマ、本などの感想を語っていきます。繊細目線の感想が多いです(汗)

映画「かもめ食堂」《感想と考察》嬉しくても悲しくても自分のペースで歩くって大事。

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絵が下手なのは許してね…。


どうも。繊細で気弱な夏夜風です。

 

 

私は、ドラマや映画などのフィクションに対して、ものすごく敏感に反応してしまいます。

 

 

そのため、残酷なシーンや物語を見ると、何か月も引きずってしまいます。

 

 

たまに夢に出てくることも。

 

 

ミステリーなども好きなのですが、残酷な話もあるので最近は避けるようになりました。

 

 

そんな中、やっぱり安心して見られるのが「何も起こらないストーリー」

 

 

もしくは「日常を切り取ったようなほのぼのストーリー」

 

 

今回は、そんなほのぼのとした映画の中でも、人気がある「かもめ食堂」について語っていきます。

 

 

 

あのキノコは何なのか。

 

 

最後の猫は、なんの意味があったのか。

 

 

かもめ食堂は私のお気に入りの作品です

 

ほのぼの感が良いしストーリーもあたたかくて人気の作品!

 

 

※ネタバレが含まれているのでご注意ください!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2006年3月11日

 

<監督>

荻上直子

 

<出演者>

小林聡美 (サチエ役)

片桐はいり (ミドリ役)

もたいまさこ(マサコ役)

…他

 

《個人的な好み度》

★★★★ 星4

《おすすめ度》

★★★★星4

~あらすじ~

フィンランドで「かもめ食堂」を開店させた主人公のサチエ。お客が来ないまま日々が過ぎていきますが、そんなある日、日本人女性のミドリと出会い、お店を手伝ってもらうことに。

 

それでも一向にお客が来ないままでしたが、サチエはシナモンロールを焼くことを突然思いつきます。すると、馴染みある匂いに誘われた地元の人が訪れるように。

 

少しづつ賑やかになってきたお店に、今度は「飛行機の乗り換えの際に荷物が紛失した」と語る、日本人女性のマサコがやってきます。

 

何度か訪れるようになった彼女もお店の手伝いをするようになり…。

かもめ食堂の注目ポイント

  • 登場人物がユニークで愛らしい
  • お腹が空くような食べ物に惹かれる
  • 自分のペースで暮らす姿に憧れる
  • 何か行動したくなるような物語
  • 登場人物のやり取りが面白い
  • キノコと猫の謎

この後、注目ポイントについて詳しく紹介していきます

どんな人におすすめ?
  • 丁寧な暮らしに憧れる人
  • 海外が好きな人、気になる人
  • 美味しそうな料理が好きな人
  • あたたかい人間模様を見たい人

不思議な魅力がある登場人物に注目

かもめ食堂の一つ目の注目ポイントは、個人的に登場人物のユニークさだと思います。それぞれ優しさがあり、相手の事情や気持ちに踏み込もうとはしません。

 

あくまで他人は他人で自分は自分。といった感じなのですが、人との接し方や感性に、それぞれ個性があって面白いし、いつの間にか愛おしくなってきます。

心にゆとりがあるサチエ

主人公のサチエは、お客が全く来ないお店を経営しており、同じような毎日を過ごしています。

 

そんな彼女を地元の人は「客がいるのを見たことが無い」と話していたり「あの子は子供?大人?」などと好奇な目で見ていました。

 

しかし、サチエは焦ったり不安になっている様子はありません。もちろん、お客が来ることを期待してはいますが、どこか心にゆとりを持っているように思えます。

 

「お客がずっと来なかったら、その時はその時。」という気持ちがあり、お金や成功にしがみついていません。

無邪気さを感じるトンミ・ヒルトネン

ある日、日本人かぶれのトンミ・ヒルトネンという男性がお店にやってきます。この男性も不思議な存在で、毎回日本に関連する服を着ていたり、日本について質問していたり…。

 

どこか無邪気な雰囲気があり、そんな姿に癒されます。

 

また、彼はサチエに「ガッチャマンの歌」の歌詞を教えて欲しいと言います。サチエは歌詞を思い出せないまま町に出ます。

 

あるお店に立ち寄ると、一人の日本人女性を見つけます。

行動力があるミドリ

サチエが見つけたその女性がミドリ

 

彼女はフィンランドに観光に来たわけでもなく、仕事で来たわけでもありません。

 

「遠くに行ってやろう」という気持ちで世界地図を広げ、目をつむりながら指さした場所がフィンランドだったのです。

 

ミドリはサチエのお店を手伝うことになるのですが、サチエ以上にお店のことについて考え、行動を起こします。

 

どこか人見知りのような面もあり不器用な所があるのかもしれませんが、行動力は人一倍なのかもしれません。

大人の余裕と優しさがあるマサコ

ミドリの行動力とサチエのひらめきで、お店は少しづつ賑わうようになっていきます。そんな中、お店に訪れた日本人女性マサコ

 

彼女は「飛行機の乗り換えの時に、荷物が無くなった」と語ります。しかし、彼女も焦っている様子はありません。

 

また、フィンランドに訪れた理由がとくにあるわけでもなく、どのくらい滞在するのかも決めていません。

 

不思議な雰囲気を持っているマサコですが、悲しい思いをしたフィンランド人の女性を介抱して寄り添う姿が印象的。大人の余裕感と優しさを感じます。

悲しみを持った女性リーサ

マサコがお店に訪れる前にフィンランド人のリーサという女性が、お店を睨むように見つめていました。

 

サチエもミドリも理由が分からず困惑していましたが、ある日リーサはお店に入ってきます。彼女はその時すでに泥酔状態で、強いお酒を飲んだ後にその場で倒れてしまいます。

 

サチエやミドリ、その場にいたトンミヒルトネンとマサコの4人に助けてもらいます。実は彼女は、ある出来事が原因で悲しみに暮れていました。

 

しかし、マサコやサチエに寄り添ってもらうことで、自分の心を取り戻していきます。

突然現れた謎の男性マッティ

最初の頃に、マッティという男性がお店に訪れます。彼は、コーヒーが美味しくなるおまじない「コピ・ルアック」をサチエに教えます。

 

サチエはそれから、おまじないをしてからコーヒーをいれるようになり、飲んだ人の反応も良くなります。

 

マッティはサチエにおまじないを教えただけの存在かと思いきや、実は彼にも秘密があるのです。

たまに出てくる登場人物にも個性があるので注目です

登場人物たちの距離感が近づいていくのも見どころ

お腹が空いてしまう美味しそうな料理も必見

かもめ食堂」というだけあり、この映画では食べ物が出てくるシーンが多いのですが、夜中に見てしまうとお腹が空いてくること間違いなしです。

 

 

からあげを揚げる音が響くシーンは、本当に唐揚げを食べたくなりますし、おにぎり食べたい…!という気持ちにさせられます(笑)

 

 

映画の中ではフィンランド料理ではなく日本食が出てくるのですが、それがまたホッとできる理由かもしれません。

 

 

サチエは日本食にこだわっていたり、大切にしているので共感できる人はたくさんいると思います。

自分のペースで暮らすことの大切さに気付かされる

サチエは焦ったり不安になったり、何かに執着するような素振りを見せません。どこかゆとりがあって自分のペースで暮らしているように思えます。

 

 

ちょっとしたこだわりを持ちながらも、そのこだわりに固執するのではなく、考えなどを柔軟に変化させていきます。

 

 

サチエのように、自分を変化させたり、他人を受け入れながらも自分のペースで過ごすというのは難しいこと。

 

 

他人を優先して自分のことは後回しにする人は多いと思いますが、サチエのように自分に合わせた過ごし方がとても大切だと気づかされます。

この映画を見ると行動を起こしたくなる

ミドリは「遠くへ行ってやろう」「来てやろう」という気持ちでフィンランドまで来たようですが、それも行動力が無いと出来ないことですよね。

 

 

もしかしたら半分は勢いだったのかもしれませんが…。

 

 

お店を手伝うと言い出したり、メニュー表にアレンジを加えていたり、お店のためにおにぎりの具を買って来たり…。

 

 

この映画の中で、ミドリが一番動きのある人物ではないかなと思ってます。

 

 

でも、サチエやマサコも行動力があると思うんです。サチエが行動したから、お店が始まって色々な出会いがあったわけで。

 

 

そして、マサコが今までの足かせから解放されて、フィンランドに来たことでリーサを助けることが出来た。

 

3人が行動したから出会いがあったって考えると「自分も行動したい」っていう気持ちになれるんだよな

 

私は海外に一人で行ってみたいって思えるようになったし、何かに挑戦したい気持ちになったよ

登場人物たちのやり取りや行動が面白い

個人的に好きなのは、トンミヒルトネンとミドリのやり取り。

 

 

最初ミドリは彼に対して警戒心があったようにも思えるのですが、触れ合っていくにつれて仲良くなっていくんです。ここにも注目してほしいです。

 

 

また、後半の方で「藁人形の呪い」の話になるのですが、ミドリがサチエに「(呪いを)やったことあります?」と聞くと

 

 

「ありませんよ、普通ないでしょ」と笑って答えながらマサコをみるのですが…。

 

 

マサコは何も答えず、どこかをじっと見るのです…。ここはクスっと笑えます。

 

マサコさんはきっと色々な経験をしてきたんだろうね…(笑)

 

あとミドリとサチエの会話も癒されますね。

 

 

サチエが「世界が終わるとき、好きな人だけを呼んで、美味しいものをたくさん食べたい」という風に言うのですが、それに対してミドリは「私も呼んでもらえますか?」と聞くんです。

 

 

サチエは「ガッチャマンの歌を完璧に覚えてる人に悪い人はいないですから」と笑って答えるのですが、このシーンに私は癒されるんですよね。

 

あとはミドリの反応とかが面白いな!

 

そうそう。お店のことを一生懸命考えてる所とか、どこか寂しがり屋のような面が見えたりとか…可愛らしい人だなと思う

あのキノコと猫の謎(ネタバレ注意)

かもめ食堂を見ている人は分かると思うのですが、この映画の謎はあのキノコではないでしょうか。

 

 

マサコが森に行ってキノコ狩りをするんですが、途中ですべてを落としてしまうんです。

 

 

その後、無くなった荷物が届くのですが、何故かその荷物に落としたはずのキノコが入っているのです。

 

 

しかも、そのすぐ後に猫を預かることに…。

 

 

このキノコと猫はどういった意味があるのか、個人的に考えたことを書いてみます。

キノコと猫の意味とは?

荷物を無くして数日が経つマサコに「困りましたね、大事なものも入ってるでしょうし」とサチエが言うのですが、マサコはそれを聞いて「大事なもの入ってたかしら…」と、大事なものを思い出せない様子。

 

思い出せないというより、彼女にとっての大事なものが入っていなかったのかもしれません

 

その後、マサコはトン・ミヒルトネンの一言で森に足を運び、キノコ狩りをします。

 

 

森では、たくさんの木が揺れる音、動物の鳴き声が静かに響いており、その中に囲まれた彼女はどこか癒されているような、落ち着いた表情をしています。

 

マサコはここで、自分が求めていた大事なものに無意識に気づいていたのかもしれない

 

しかし、せっかく採ったキノコはいつの間にか無くしてしまいます。

 

 

そして最後には、やっと荷物が見つかり「そろそろ帰る時期」と言って、お店を出ていきます。

 

 

そしてホテルに戻り荷物を開くと、黄金のように光ったキノコが入っているのです。

 

 

困惑しながらも航空会社に「私の荷物、ちょっと違うみたい」と連絡するマサコ。

 

 

すると何故か猫を抱っこしたおじさんが現れて、その猫を彼女に渡します。

 

 

結局、お店に戻り「変なおじさんに猫を預かった」「帰れなくなったので、まだこの町にいようと思う」とサチエとミドリに伝えます。

 

 

マサコの表情は困ったわけでもなく、落胆しているわけでもありません。どこか楽しそうな、嬉しそうな顔をしているようにも思えます。

 

 

もしかしたら、フィンランドに来て本当に大事なものが何か、知りかけた彼女をここに引き留めるためのキノコだったのかもしれません。

 

 

日本から持ってきたものは大事なものでは無かった。

 

 

本当に大事なのは、心のやすらぎや癒しだということを知るために、キノコによって彼女が引き留められたのでは…と思っています。(笑)

 

 

そして、最後に預かった猫はここにいる理由「ここにもう少しいたい」というマサコの気持ちに気づいたおじさんが、猫を託したのかも…と考えています。

 

 

真面目なマサコは、ずっとこのままで良いわけじゃないと思っていて、荷物が見つかったタイミングで帰ろうとしたのかもしれません。

 

 

でも、心のどこかでは、まだココにいたいと思ってたのではないでしょうか。 

 

キノコは、ここから離れない「きっかけ」かな

なら猫は、ここにいる「理由」かもしれないな

かもめ食堂は何度も見たくなる名作映画!

かもめ食堂はこれまで何度も見ているのですが、見るたびに色々な感情が出てくるんです。

 

 

「前はこのシーンに対して何も思わなかったのに、今回見てみたら面白いシーンだな」と思えたり。

 

 

本当に力を抜いて見ることが出来ますし、癒しを与えてくれるのでおすすめの作品です。

 

 

疲れた時や何も考えずに映画を見たい時、あたたかい優しさが欲しい時にこの映画を見ると、頑張ろうと思えるのではないでしょうか。

 

心に寄り添ってくれるような物語だから何度も見たくなるね

最後まで優しい世界観だし、ユニークな場面もあって飽きないしな

 

キノコの謎や、個人的に面白いと感じた部分を語っていきましたが、皆さんはこの映画をどのように感じるでしょう。

 

 

色々な解釈や受け取り方があると思いますが、それがまた面白いところですね。

 

 

まだ見ていないという方は、ぜひご覧ください!

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

感想「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」ただ真っ直ぐな信念を貫く青年達

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出典:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編公式サイト

劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編公式サイト (kimetsu.com)

 

前の記事からだいぶ時間が空きましたが、気ままに書いていきます(汗

 

 

今回は「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の感想を書いていこうと思います。え、今更じゃない?と思われるかもしれませんが…!

 

結構前に見たんですけど、自分の気持ちを表現するのに時間が掛かって…(言い訳)

 

鬼滅の刃はいつの間にか2期決まっていたり、劇場版のDVD発売が決定したり…劇場版の公開も終わりに近づいてますね。

 

 

個人的に2期はめちゃくちゃ嬉しいし、楽しみです!私は原作を読んでないので、どんな鬼が出てくるのか、柱たちや炭治郎がどんなふうに活躍するのか、ドキドキしてます…。

 

 

では、さっそく感想について語っていこうと思います。

 

まず、結論から言うととにかく凄かったな…

 

何が凄かったって…演じられた声優さんが本当に最高でした。劇場版を見ている間も見た後も「日野さんが煉獄さんを演じてくれて良かった」と…。

 

 

もちろん、内容も見ごたえがありました。正直、どう表現していいか分からないくらい。(笑)

 

言いたいことがいっぱいある…。

 

 

~作品紹介~

〈公開日〉

2020年10月16日

 

〈監督〉

外埼春雄

 

〈キャスト〉

花江夏樹 (竈門炭治郎 役)

鬼頭明里 (竈門禰󠄀豆子 役)

下野紘 (我妻善逸 役)

松岡禎丞 (嘴平伊之助 役)

日野聡 (煉獄杏寿郎 役)

平川大輔 (魘夢 役)

石田彰 (猗窩座 役)

…他

~無限列車編までのあらすじ~

家族と平和に暮らしていた主人公の竈門炭治郎は、ある日突然家族を殺されます。唯一、生き残っていた妹の禰󠄀豆子は鬼に変わってしまう…。

 

炭治郎は妹を人間に戻すため、家族を殺した鬼を倒すために鬼殺隊を入ることを決意します。

 

数々の修行と鬼との対決を経て、炭治郎、禰󠄀豆子、善逸伊之助は事件が起きている無限列車へと乗り込みます。そこで合流した、鬼殺隊の柱である煉獄杏寿郎と共に鬼と戦うことに…。

鬼滅の刃 無限列車編」の注目ポイント

  • 作画がきれいで満足度が高い
  • 没入感を高める音楽
  • 声優さんの本気度に鳥肌が立つ
  • キャラクターの魅力が溢れている
  • 炭次郎や煉獄さんの言葉が心に響く

下記では注目ポイントを詳しく紹介しながら、他に感じたことを語ってるぞ!

どんな人におすすめ?
  • 鬼滅の刃のファンは満足出来ます!
  • もちろんファンではなくてもおすすめ!
  • 胸熱展開が好きな人
  • アクションシーンに圧倒されたい人
  • 声優さんが好きな人

ネタバレ無しの感想

まず最初は、ネタバレ無しの感想からにしますね。映画を見ていないという人や、そもそも作品自体よく分からないという人にも見ていただけるようにします。

とにかく作画がきれいで満足度が高い

まず、素直に面白いし熱いし、映画館で見られて良かったなと本当に思えました。ただ正直、最初に思ったのが「劇場版館が無い…!」ということ。

 

 

ただ、それは悪い意味ではなくて、アニメシリーズ自体が映画並みにきれいだったから。(個人的感想)

 

 

やっぱり見ていくと、とにかく作画も丁寧できれいで、どれだけ制作に気合が入っているのかが分かります。

 

 

キャラクター達の動きや表情がしっかり描かれていているので、最初から最後まで満足出来ました。

 

 

鬼滅の刃の良さを最後まで余すことなく、そして飽きることなく味わえましたね…。ありがたい…。

音楽が世界観に合っていて没入出来る

私が興奮したのは音楽。きれいで迫力のある音楽がストーリーへの没入感を高めてくれるんですよね。こういった部分も個人的には鳥肌が立ちました…。

 

 

鬼が出てくるシーンも、戦うシーンも、音楽があるからこそキャラクターやストーリーの良さを際立たせてくれるんですよね。

 

とくに、猗窩座が出てくるシーンの音楽がお気に入りです(笑)

 

緊張感とこわさが際立っていて、また引き込まれました。

 

 

音楽にも気合が入っているというか、手を抜いていないのがすごいなと。本当にありがたいことです。

声優さんが限界突破してた

声優さんたちの熱い気持ちもすごく感じられて、鳥肌が立ちました…。

 

 

最初からフルエンジンな煉獄さんはちょっと可愛かったです。(笑)

 

 

そんな煉獄さんがどんどん力を発揮していくのですが、全力を出し切っている感じが見事でした。

 

 

それは、主人公の炭治郎も同じだし、今回は伊之助もすごいと思いました。

 

 

分かったようなことは言えませんが、声優さんたちが自分の限界を超えて挑戦されているのかな、と想像が出来ます。(声優さんたちも限界突破してると言っていたので、なおさら想像出来ました)

 

 

もちろん、鬼もそうです。このキャラクターをこの声優さんが演じてくれて本当に良かったと思えるほど。(個人的な感想ですが汗)

 

 

主人公たちにとって脅威となる鬼に対しても魅力を感じてしまうのは、声優さんたちのおかげでもあるのだろうな…。

ギャグシーンが良くも悪くも印象的

ギャグシーンというか、ほのぼのシーンかな…?キャラクターが可愛いなと思ったり、クスっと笑えたんですが…

 

 

いきなりギャグシーンが始まるので、正直びっくりしました。「今ここで始まるのか…!」と思ってしまって、集中していた意識が一瞬だけ現実に戻された感じです…(笑)

 

 

だけど、やっぱりキャラクターが可愛いし、緊張がほぐれたので大切なシーンだとは思います。

 

だから、良くも悪くも印象的だと感じたな

 

家族愛、兄妹愛に溢れていて泣ける

とにかく家族愛と兄弟愛が溢れていて、温かい気持ちになる分、見ていて辛かったです。炭治郎の葛藤と家族に対する真っ直ぐな気持ちが、素直に心に響きました。

 

 

炭治郎はとにかく、まわりの人や大切な人を守りたいという気持ちが強く、自分が危ない目にあったとしてもそれは変わらないのが凄いですね。

 

 

それは妹である、禰󠄀豆子も同じ。この兄妹は正義感が強いのだろうけど、それ以上に「誰も傷ついてほしくない」という優しい気持ちが人一倍強いのでは…と勝手に思ってます。

 

 

個人的に正義感というイメージが煉獄さん。本当に勝手なイメージなので、原作ファンの方々にとっては違うかもしれませんが…汗

 

 

煉獄さんも、家族に対しての想いが強いんでしょうね。優しく見守っていたり、長男として頑張っていたり…。

 

 

とにかく、この兄妹や煉獄さんたちに癒されて泣かされて、感動させられました…。

伊之助の活躍に驚いた

伊之助に対して「考えるより先に行動」というイメージが強くありましたが、今回の映画を見て少しだけ印象が変わりました。

 

 

アニメでも那田蜘蛛山編で、伊之助が色々考えているシーンはありましたが、それでも勢いと行動力が凄いキャラクターだと認識していました。

 

 

だけど、今回の映画では思っていたより冷静に行動する場面があったので、少し意外な面を知れたという感覚になりましたね。炭治郎を手助けするシーンがとくにお気に入りです。

ネタバレありの感想

次はネタバレありの感想を書きます。あまりにも詳しいことは避けますが、結末についても触れているのでご注意ください

 

あと、ネタバレなしで書いたことを掘り下げていたり、掘り下げなかったりします…(笑)

煉獄さんの圧倒的安心感とかっこよさ

最初のシーンでお弁当を一口食べるたびに「うまい!!!」と言っているのが、この人の人柄を表しているんだなと笑ってしまったし、癒されました。(笑)

 

 

しかも、炭治郎と話している間も真っ直ぐ前も見ていて「さすがに真っ直ぐすぎないか…?」と感じました。(笑)

 

 

途中、炭治郎と煉獄さんが隣同士で寝ているシーンでは、兄弟感があって癒されました…可愛いな…と。

 

 

そう…可愛かった、のに…なのに…。

 

 

本気出すとかっこいいのは、ずるい。さすがに。

 

 

夢を見ている状態なのに危険を察知した時からずっとかっこいい。やっぱり圧倒的に強いし、見ていて「あぁ、この人が居れば心強い」という気持ちにさせられました。

 

 

それは、ただ強いからというわけではなくて「ここにいる人たちを死なせない」という純粋な気持ちが強いから。

 

 

最初は、ただ声が大きくて、あまり話が通じないキャラクターなのでは…?と思っていたんですが…。

 

 

現状を瞬時に把握して皆に支持を出すところや、鬼と戦ってケガを負った炭治郎に「神経に集中しろ」と教えていたところは、先輩感が溢れていましたね。

声優さんの勢いと熱量が凄まじい

これは、ネタバレ無しの感想でも書きましたが、本当にとにかく声優さんたちの勢いと熱量が凄かったです。

 

 

私が声優さんが好きっていうのもあるかもしれませんが、本当に感動しました。

 

 

炭治郎はもちろんのこと、煉獄さんや伊之助はとくに全身全霊という感じがして、ずっと興奮してました…。もちろん、禰󠄀豆子や善逸もそうですよ!

 

 

ただ、鬼もやっぱり凄い。

 

 

声で殺しに来てるんじゃないかと…。それは、イケボだからとかじゃなくて、声だけでも不気味さとか得体の知れない怖さを物凄く感じるんですよね。

 

 

魘夢の妖艶さと腹黒さも伝わってくるし、猗窩座の圧倒的な強さを思い知らされるというか。

 

いきなり出てくる猗窩座をあそこまで表現出来るのは、演じられた石田さんだからこそなのかな…。

 

煉獄さんと猗窩座が戦うシーンはとくに息をのみました。

 

 

どんなにケガを負っても諦めない煉獄さんの本気の叫びと、夜明けが近いことで焦る猗窩座の叫びが全くの別物で、本当にすごいなと。(ここ勘違いだったらごめんなさい…汗)

 

 

冒頭でも少し触れましたが、日野さんと石田さんが演じてくださって良かったなと思ってますし、キャスティングした方にも感謝申し上げたいですね…(泣)

「真っ直ぐな気持ち」のぶつかり合いが胸熱

煉獄さん、炭治郎、そして猗窩座の共通点って真っ直ぐな思いなのでは…と勝手に思っています。私は原作を知らないため、猗窩座に対して知ったようなことは言えませんが…

 

 

彼は「強くなりたい」という気持ちが人一倍なのではないかな。と、劇場版を見て思いました。原作を知っている人には「全然違うよー」と思われるかもしれません汗

 

 

猗窩座が煉獄さんに対して「鬼になろう」と訴えかける姿を見て、鬼になってしまう前はどんな人だったんだろう…って気になりました。

 

 

もしかしたら、鬼になる前はとても真っ直ぐな人で、誰かのために強さを求めていたのかな…とか色々想像していました。

 

 

そんな猗窩座と、鬼を倒したい煉獄さんの戦いはとにかく胸熱で。2人の考えや思いは違っても真っ直ぐな気持ちは変わらないかも、と。

 

 

もしかしたら、猗窩座が鬼じゃなく人だったら2人は良い友達になっていたかもなーとか、考えてしまいますね。

信じる強さに泣かされた

人を信じる強さって、誰もが持てるわけではないですよね。酷い経験をしたり誰かに裏切られてしまえば、信じることなんて無理なわけです。

 

 

でも、炭治郎ってどんなことがあっても信じる強さを持っていられるのかもなぁ…と。

 

 

そう思った部分が、魘夢によって何度も何度も炭治郎が夢を見てしまうシーン。魘夢は炭治郎に追い打ちをかけるよう、ある夢を見せます。

 

 

鬼に殺された家族が炭治郎に対して、どうして助けてくれなかったのか、あなたが死ねば良かった、など残酷で目を背けたくなるような言葉を投げかけられるんですが…

 

 

炭治郎はすぐに目を覚まして「家族がそんなこと言うはずがない」と激怒するんです。正直、ここに凄く驚きました。さすがの炭治郎も、かなり傷ついて戦えなくなってしまうのでは…?と、思っていたので。

 

 

しかも「家族を侮辱するな」と魘夢に向かって叫ぶシーンでは泣きました。そうだよな、これは炭治郎にとって侮辱されたようなものだよな、と。

 

 

家族がそんなこと言うはずがないってはっきりと言えるという事は、それだけ家族のことを信じてるってことなんですよね。

 

そんな酷いことを言うような家族じゃないって思えるのは炭治郎の信じる強さがあるからなんだろうな。

 

でも、同じ強さを持ってるのって煉獄さんもなのかな。

 

 

きっと、自分はもっと強くなって鬼を倒すって昔から信じていただろうし、禰󠄀豆子や炭治郎達のことを信じるって言ってたのも彼らしいというか。ここで少し気持ちが救われた気がします。

心に寄り添ってくれる言葉たち

人気のある映画やアニメって名言も注目されますよね。鬼滅の刃も色々な名言があると思います。この劇場版では、煉獄さんと炭治郎の言葉が凄く心に響いて、同時に心を救ってくれるような気がしました。

 

「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ、たまらなく愛おしいのだ。」

(引用元:鬼滅の刃より)

 

こんな言葉、どういう人生を送っていたら言えるんでしょう…。

 

 

煉獄さんは人間であることに誇りがあって、人に対する大きな愛情も持っているんでしょうね。

 

 

人間の素晴らしさと美しさを知っているから、ここまで強く信念を曲げずに鬼と戦えるんでしょうか。

 

 

それに、たくさんの生や死と向き合ってきたからこそなのかな。お母さんのことはもちろんのこと、色々な死を経験して命の重さも尊さも知ってるんでしょうか。

 

「強さというものは、肉体に対してのみ使う言葉ではない。この少年は弱くない、侮辱するな。」

(引用元:鬼滅の刃より)

 

しっかり炭治郎のことを見ていたんだなと、確信できる言葉です。

 

 

炭治郎は柱のようにまだまだ強い訳じゃないけど、心はもしかしたら誰よりも強いのかもしれない。だからこそ、煉獄さんはこう言ってくれたのかな。

 

「弱き人を助けることは、強く生まれた者の責務です。責任をもって果たさなければならない使命なのです。決して忘れることなきように。」

(引用元:鬼滅の刃より)

 

煉獄さんの亡き母の言葉。自分は強いと知ったとき、人を守るために力を使うのか、人を傷つけるために力を使うのか。ここって大事な分岐点ですよね。

 

 

本当であれば弱い人を助けるべきだけど、それが出来ない人はたくさんいる。自分より弱い人がいれば馬鹿にしたり優越感に浸るのではなく、手を取って助けてあげられたら幸せですね。

 

「言うはずがないだろう、俺の家族が!俺の家族を侮辱するな!」

(引用元:鬼滅の刃より)

 

この言葉は一番印象に残っているかもしれません。炭治郎の怒りが頂点に達したことは一瞬で分かりましたし、悔しい気持ちと悲しい気持ちも混ざっていた気がします。演じられた花江夏樹さんのおかげで余計にそう思えるのかもしれません。

 

 

「俺の家族を侮辱するな」という言葉には、大切な家族への想いがたくさん詰まってる感じがして、思い出すだけでも泣きそうです。(本気で)

 

「たくさん、ありがとうを言うよ。たくさん、ごめんと思うよ。忘れることなんてない。どんな時もそばにいる。だからどうか許してくれ。」

(引用元:鬼滅の刃より)

 

眠らされた炭治郎は自分が今見ている世界は夢だと気づき、家族の元から去ろうとします。でも、夢の中の家族は追いかけてくる。

 

 

辛いことも苦しいことも、何もかも忘れて夢の中で生きることも出来たけど、それを選ぶべきではないって知ってる。

 

 

でも、家族のことは前と変わらず大切で大好き。だからこその、この言葉なのでしょうか。

 

 

たくさん「ごめん」と思うけど、言葉に出すのは、たくさんの「ありがとう」

 

 

映画館で聞いた時は悲しくて優しい言葉に感じましたが、思い出してみると、とにかく炭治郎の愛情を感じます。

感動だけでは終われない(結末ネタバレ注意)

アニメシリーズでは感動したり辛い気持ちになったり、色々な感情が沸き上がっていましたが、劇場版でもそれは同じでした。

 

 

戦闘シーンは胸熱だし、炭治郎たちのやり取りに癒されたし…とても感動した場面もありました。

 

 

でも、やっぱり最後は感動だけでは終われませんよね。喪失感というか…映画が終わったあとも呆然とした感じで…。最後のあの笑顔が今でも忘れられません。

 

 

正直、こんな結末になると思ってなかったので本当に驚いたし、終わるギリギリまで「まさかね?大丈夫だよね?」と思ってましたが…。

 

 

煉獄さんのあの落ち着いた様子もグッときました。なんでああいう時だけ冷静なのか…(泣)

 

 

そしてこれだけは言いたい。炭治郎と煉獄さんの絡みをもっと見たかった。色々なことを教えてあげてほしかった。

 

 

見てる側としてもやっぱり悔しいですね。

 

 

炭治郎だけでなく善逸や伊之助が泣いていたシーンも我慢できませんでした。

 

 

でも、この出来事があって、きっと炭治郎達はもっと強くなるんだろうし、もっと覚悟を決めて鬼と戦えるようになるんではないかと思ってます。

 

 

だからこそ、余計に次の戦いも気になります…!

まとめ〈制作に関わる全ての方に感謝したい〉

ここまで個人的な感想を書いてきましたが…やっぱり最終的な思いとしては「制作に関わる方々に感謝したい」

 

 

最後のエンドロールを見ながら、余韻に浸っていましたが…。

 

 

その時、ふと浮かんだことが「原作者さんや、声優さん、スタッフの方々に感謝しなければ…」ということ。

 

 

原作者さんがいなければ物語は始まらなかったし、大勢のスタッフさんのおかげでキャラクターが動いて迫力のあるものになり、声優さんがいるからこそキャラクターの魅力が増すんですよね。

 

 

それに、音楽があるからこそ没入感も高まるし、主題歌を担当するLiSAさんがいてくれたから、作品の余韻に浸ることも出来た。

 

 

こういうことを考えていくと、制作に関わる全ての人に感謝しなければ…という気持ちになるのですよ…。

 

 

今回は映画館で見てよかったと思ったし次への期待感も膨らんで、ますます鬼滅の刃の虜になりました(笑)

 

 

という感じで今回の感想は終わろうと思います!ぐだぐだと長くてつたない文章でしたが、見てくださってありがとうございます。m(__)m

感想 微ネタバレ「LUCY ルーシー」子供心をくすぐられたけど、結局何だったの感。

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出典:LUCY ルーシー Facebook

LUCY ルーシー - ホーム | Facebook

 

 「人間の脳は全体の10%しか使われていない」という説を主題にした映画は、これまでいくつか作られていたようですが、私が今回見たのは「LUCY ルーシー」。

 

予告編を見てからすごく気になっていたんですが、なかなか視聴するタイミングが無く…。数年たってから、やっと見ることが出来ました!

 

人間の脳が100%使えるようになったらどうなるのか、どんなことが出来てしまうのか。色々な想像を膨らませながら見てみました…が、最後は「結局なんだったの、この映画?」という気持ちに…。でも、面白かったデス!

~作品紹介~

〈公開日〉
2014年8月29日(日本)
 
〈監督〉
リュック・ベッソン(代表作:ニキータ レオンなど)
 
〈出演者〉
モーガン・フリーマン (教授 ノーマン役)
チェ・ミンシク (マフィアのボス Mr.チェン役)
アムール・ワケド (フランスの刑事 ピエール・デル・リオ役)
…他
 
《個人的な好み度》
☆☆☆ 星3
《おすすめ度》
☆☆☆ 星3

~あらすじ~

主人公のルーシーは、台北で知り合った男性(彼氏?)リチャードの頼みで、名前も顔も知らない相手に謎のスーツケースを渡そうとします。しかし、その相手はマフィアで、いつの間にかルーシーは闇取引に巻き込まれることに。
 
ルーシーは抵抗も出来ず、体内にCPH4という麻薬を埋め込まれ運び屋として利用されることになります。あることがきっかけで、麻薬が入った袋が体内で破けてしまい、彼女の体に異変が。
 
実は、CPH4と呼ばれる麻薬は、人間の脳を覚醒させてしまう恐ろしいものでした。
少しづつ、世界の物事を理解していくルーシーは、人間離れしていきます。

覚醒したルーシーが起こす無双劇

普通の女性として過ごしていたルーシーは体内にCPH4が漏れ出し、膨大なエネルギーが体に放たれて脳の潜在意識が高まっていきます。
 
弱い女性がマフィア相手に戦えるほどになり、あらゆる言語も理解し、遠くの人の会話を聞くことも出来る。それだけでなく、世界の物事を一瞬で理解することも容易に…。
 
少しづつ人間離れしていき、まさに神の子か?と思えることまで成し遂げます。動物やコンピューター、人間相手に無双していくのですが、正直なんでそんなことまで出来るの?と、思ってしまいました。(笑)
 
CPH4がきっかけで、人間の力が最大限に高まれば神になれる…という感じ。正直、主人公が超能力を使えるんだと思っていたので…「??」となってしまいました。でも、人間が持っている最大の力が超能力だと考えると良いのかも。
 
未だに中二病が続いている私にとっては、結構楽しかったです。この作品は大真面目に見るより、力を抜いて見た方が楽しめると思います。あまり真面目に見ても、なんでそうなるの?という疑問がいくつも浮かんでしまいます…。

個人的に楽しめたところ

「LUCY ルーシー」は面白い作品だと感じますし、私的に楽しめたところをいくつかご紹介します。

ルーシーの変化

平凡なルーシーが覚醒後にあらゆることを理解し、神業を成し遂げてく…という変化を楽しむことが出来たのですが、彼女の性格にも変化が見られるのが面白いなと感じました。
 
最初は少しやんちゃというか、物事を深く考えないようなパリピ系な女性だったのが、少しづつ冷静でかっこいい大人の女性に変化していき、表情が硬くなっていきます。
 
覚醒前と覚醒後の彼女を見比べると別人のようで、演じたスカーレット・ヨハンソン凄い!と思いました。
 
ただ、そんなルーシーが涙を流すシーンがあり、変わっていく自分の体に混乱してるように思えました。神のように無双していく彼女も、何が起こっているのか分からない恐怖に怯えているのは「人間と神の間の存在」という感じで面白かったです。

チェ・ミンシクの演技

韓国マフィアのボスとして威厳を放つチェ・ミンシクの演技がとても好きだなぁと、個人的に感じました。以前、彼が主演の「オールド・ボーイ」を見たのですがその時の演技も凄くて、気になっていた俳優さんだったんです。
 
ただ、この映画に出演していることを知らなくて、最初に出てきた瞬間「この人あの人!?」って1人で驚いてました。まさか台北で韓国マフィアが出てくるとも思わなかったので(笑)
 
映画では英語を話さず韓国語のみ。ルーシーとの会話も通訳を通していたので、何が起こるか分からない怖さや不安が増して、そこも良かったポイント。

最後のシーンが好き(微ネタバレ)

個人的に、最後のシーンがお気に入りです。
最後になると、ルーシーがもうやりたい放題してたんですよ。(失礼)
 
しかも、人類の祖先と言われる猿人ルーシーと出会っちゃうわけです。出会った2人は、さながらE.Tのように、お互いの指を合わせようとします。ここは、謎でした。何を意図しているのか分からなくて、置いてけぼり状態。
 
でも、ここら辺のシーンが印象的で、お気に入りです。
 
人類の始まりである猿人と出会うことで、「主人公のルーシーは人類の進化の始まりである」的なことを言いたかったのかなと。多分違いますが…(笑)

個人的に残念だったところ

良いところばかりというわけでは無かったので、私的に残念に感じたところをいくつかご紹介。
残念な部分が無かったら、結構好きな映画だったですね…。

ストーリー展開が早い

映画の長さは約1時間半ほどということで、テンポも良いし気軽に見られるので良いと思うんですが…。
 
想像していたよりもストーリー展開が早くて、驚きました。ルーシーの変化という点でも、一気に人が変わったようになったのが印象的。
 
CPH4のおかげで全てを感じ全てを理解できたとしても、もう少しうろたえても良いのでは…?と思いました。こんなすぐに性格が変わるものなの?って感じです。アクションシーンも思っていたより少なめだったかな…。派手なシーンはいっぱいあったと思うんですけど。

モーガン・フリーマンの役どころが不思議だった(微ネタバレ)

モーガン・フリーマンは日本でも超有名な俳優さんですから、その役どころにも期待していたのですが…。思ったより出演も少なく大きく活躍するというわけではありませんでした…。ここが結構残念だなぁと感じる部分。

 

教授として「人の脳は10%しか使っていない」という説を説明しているシーンがあったり、ルーシーの手助けをするシーンがあるのですが…。
 
正直、これだけだったら他の俳優さんでも良かったのでは?と思ってしまって。

最後が「…?」展開だった(ネタバレ)

最後が少しだけ「…?」という展開になっていて残念だなと。これは私の理解力が無いという問題もあるかもしれませんが(笑)「それは結構無理やりな展開だ…」という感じで…。
 
CPH4を大量に摂取したルーシーは、完全に生物ではなくなります。体も無くし、宇宙や世界の一部になったという感じ。刑事が「ルーシーはどこに…?」と問うと、スマホに「I am everywhere」とだけ表示されます。私はどこにでもいるよーって伝えてるから、概念じゃなくなったのかな。
 
結局、生物では無くなってどこにでも存在できるということから、不死の存在になったんでしょうか。んー。でも、もしこの地球が滅亡したらルーシーはどこに存在するんですかね?魂だけは有るのかな?分からない…。(笑)

映画「LUCY ルーシー」は真面目に見なければ面白い!(極論)

スピード感があってテンポ良く見れたし、個人的に面白いシーンもあったのですけど…。ただ、スピード感でゴリ押ししてる感じを受けたので、最初から付いて行けない人は多いかも。
 
あと、最後の終わり方を見て、これは続編があるのか…?と思って調べてみると、そういうことでも無いようです。残念。
 
結論は、大真面目に見なければ最後まで面白く見られるのではないでしょうか。監督の、リュック・ベッソンの少年心を映画にした感じで、私はその少年心に共感できたから満足と言えば、満足です!
 
この映画については結構意見が分かれているようですが、ありえないような世界を見てみたい人や女性の無双劇を見たい人には、おすすめ出来るかもしれません!
 
てな感じで、「LUCY ルーシー」の感想はこれで終わりたいと思います!見てくださり、ありがとうございます。

繊細女子、夏夜風の自己紹介と当ブログについて

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初めまして。気ままに映画を見てる、繊細女子の夏夜風(なつよかぜ)です!

 

ブログを覗いてくださってありがとうございます。このブログと私について自己紹介しようと思います。

夏夜風の自己紹介 

私は映画館に足を運ぶことはほとんどなくて、何年か前から少しづつ映画を見るようになりました。

 

見るジャンルは様々で、気になった作品を見ていますが、最近はのんびりした作品やコメディ、人間ドラマ系が好きだと気づきました。

 

サスペンスやミステリー系なども見ますが、残酷な描写や登場人物が報われない作品もあり、最近はなかなか見る勇気が出ません…。(心の調子が良い時はアクションとかミステリーも見るんですが…)

 

私はタイトルにもある通り繊細で気弱なので、すぐに心にダメージを受けてしまうんです。

 

そのため、なごんだり、癒されたりするような映画やドラマがお気に入りです。誰かの日常を切り取ったような作品も、安心出来るので好きです。

このブログについて

このブログでは、ほのぼのとした作品や人間ドラマ、コメディ系の映画を中心に語っていこうと考えています。

 

「繊細な人」や「気楽に映画を見たい!」という人に、おすすめ出来るような作品を紹介出来たら…と思ってます。

 

感想を書いたり、作品によっては考察や私なりの考えを書き綴っていければと思っています。

 

また、映画だけでなくドラマについても語っていこうと考えてます!

 

以前、このブログは「気まま女子の映画記録」というタイトルで、ほんの少しだけ記事を書いていました。

 

だけど、タイトルもブログの内容も少し変えて、新たに始めてみようと思います。

 

そして、当ブログではキャラクター同士の会話を少し取り入れながら、記事を作成していきます。

 

このブログを彩ってくれるキャラクターはこちら↓

私がこのブログの作者、夏夜風です

僕は作者の相棒、夏猫!

1人は、私自身である「夏夜風」。そして、私の相棒である「夏猫」もこのブログに参加してくれます。よろしくね。

 

夏猫は私と一緒に暮らしている猫がモデルです。とくに特徴はありませんが、見守ってあげてください。(笑)

 

もちろん、会話形式ですべて進めていくわけではなく、文章を中心に語っていきます。

このブログで挑戦してみたいこと

大きな挑戦に感じられないかもしれませんが、100記事更新することを目標に頑張っていこうと思っています。

 

どのくらいで達成できるか不明だし、不安ですが…いつかはそれ以上の記事数を書いていきたいです。

 

また、ぼんやりと考えているのは収益化。そういったことも一つの目標になれるし、個人的に頑張れるので、挑戦してみようと考えています。

最後にご挨拶

ここまで見てくれてありがとうございます。(いるか分かんないけど…) 

 

しっかりとしたブログをやったことも無いし、上手な文章を書けるわけでもない平凡な女ですが目標に向けて進んでみようと思います。

 

試行錯誤しながらなので、お見苦しい点はあるかもしれませんが見ていただけると嬉しいです。

 

繊細女子の気ままな映画記録をスタートします。どうぞよろしくお願いします!m(__)m