繊細女子の映画語り

繊細女子の映画語り

映画や、たまにドラマの感想を語っていきます。繊細さんでも見られる作品を語ります。(主観ですが汗)

《ホラーに挑戦》感想「ザ・ボーイ 人形少年の館」歪んだ家族が巻き起こす意外な結末。

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どうも、ホラー挑戦中の夏夜風です

今回は3作品目だな!

 

前回に続いて、今回もホラーに挑戦してみました。

 

 

洋画のホラー「ザ・ボーイ 人形少年の館」を鑑賞してみました。

 

 

ずっと前から気になっていたけど、なかなか勇気が出ず…(笑)

 

 

今回思い切って見てみたら「あれ?意外と見れる…!面白い!」となりまして…。

 

 

ビックリ要素も少ないし、グロイシーンもない(残酷な所はある)、サスペンス要素もある…ということで、私にピッタリなホラー作品でした!

 

~作品紹介~


www.youtube.com

<公開日>

2016年7月17日(日本)

 

<監督>

ウィリアム・ブレント・ベル

 

<キャスト>

ローレン・コーハン (グレタ 役)

ルパート・エンヴァンス (マルコム 役)

ジム・ノートン (ヒールシャー家の主人 役)

ダイアナ・ハードキャッスル (奥様 役)

…他

 

《結末に驚く度》

★★★星3

《ホラー度》

★★★星3

《おすすめ度》

★★★星3

~あらすじ~

主人公のグレタは、ベビーシッターとしてヒールシャー家に雇われました。夫婦に挨拶したあと、彼らの息子ブラームスと対面しますが…。

 

ブラームスは人形でした。戸惑いを隠せないグレタを無視するように、夫婦が家や息子とのルールを説明します。

 

そのあと夫婦は旅行に行き、グレタも一人きりになりルールを守っていませんでしたが…少しづつ怪奇現象に襲われるようになり…。

「ザ・ボーイ 人形少年の館」の注目ポイント

  • ビビりが洋画のホラーを楽しみたいならコレ
  • 歪んだ人達
  • 家族の謎

この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ

どんな人におすすめ?
  • ビビりだけどホラーを体験したい人
  • ホラーとサスペンスが混ざった映画を見たい人
  • 考えながら映画を楽しみたい人

ストーリーの感想

 

外国のホラーって、オバケの主張が激しいイメージがあったんですが(笑)

 

 

この映画はビックリ要素も少ないし、ビビりには優しい作品でした…!

 

 

サスペンス要素もあってドキドキさせられつつ、ホラー体験も出来て満足でした。

 

 

ビビりだけど海外のホラーを楽しんでみたい…と思ったら「ザ・ボーイ 人形少年の館」はオススメです!(ビックリ要素は少しあるし、残酷なシーンもあるからご注意を!)

ビビりが海外ホラーを楽しむなら「ザ・ボーイ 人形少年の館」

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こわがりにとって優しいホラー映画だったんですが…

 

 

正直、後半で「そういう感じか…」となる人もいるかもしれません(汗)

 

 

でも、驚く人は驚くし「これは面白い!」となるのも間違いないと思います。

 

 

あと、オバケがバンバン出てくるわけではないし、驚き要素も少ないから刺激が欲しい人にとっては物足りないかも…。

 

 

だけど男の子の人形「ブラームス」がとにかく不気味で、ほどよい緊張感をさいごまで持たせてくれるんですよね。

 

 

目が合いそうな瞬間とか無意識にそらしたくなります(笑)

 

 

時々「ビクッ!」とするシーンがあるから気を抜けないし、そのおかげでホラーの雰囲気を感じることも出来ました。

 

ビビりだけどホラー体験をしたいという人にはオススメの洋画です!

 

伏線もしっかりあるし、オバケの怖さだけじゃなく人間の不気味さも漂っているから、最後まで楽しめるんじゃないかと思います。

 

 

とくに歪んだ夫婦が切ないやらこわいやら…って感じです…。

歪んでしまった人たち

少しだけ説明すると、ヒールシャー家の夫婦には息子のブラームスがいたんですが、亡くなってしまい…。

 

 

それから、夫婦は人形のブラームスと生活するようになったのです。

 

こういうのを見ると切ないよな…

 

人形のブラームスを起こして抱っこして着替えさせて…

 

 

本当の人間のように接するんです。

 

 

夫は自分たちが歪んでいることを分かってはいるんですが、やめられない状態。

 

 

グレタはそんな夫婦と人形を受け入れることが出来ず、最初は「気味が悪い」とルールを破ります。

 

 

しかし、ある事がきっかけでブラームスとのルールを守り、そして優しく語り掛けるようになります。

 

 

彼女にもそうなる”理由”があるのですが…

 

 

人形に対して”ある想い”を抱いていく様子をみて、彼女も少し歪んでいるように思えました。

 

 

ただ、歪んでいたのはヒールシャー家の息子、ブラームスも同じでした。というかヤバい。

ストーリーと結末について(ネタバレ)

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ここからネタバレなので、ご注意を!

 

 

伏線が色々あって、結末を見て「そういうことだったのか…」と思えました。

 

 

わざわざネズミのために窓を全て開けられないようにしていたり、夫婦が去っていくときに「ごめんね」と呟いたり…

 

 

美人なグレタが選ばれたのにも納得。(結末を見るまでは変態おじさんがいると思ってました笑)

 

 

個人的には好きな結末だったんですが、人によっては「んん…?」となりそうだなぁと思ったのも正直な感想。

 

 

ただ、グレタや見ている私たちに幽霊の存在を信じ込ませようとしたこと、”マルコムが怪しい”と疑わせるような話の流れとか、そういうのは良かったなと。(マルコムを疑っていたので笑)

 

 

グレタが人形のブラームスに優しくなる理由も納得できるし、伏線もしっかりとしているから楽しめました。

 

 

ただ一つ…本物のブラームスがこわいのよ…。

 

 

子供の声で「グレタ?」って呼ぶのに体は大きいし、ちょっと怖いお面をつけてるし、凶暴だしで…。

 

グレタに対して「kiss me…」って言ってたのがインパクトありすぎました(笑)

 

それと、最後にグレタとマルコムは逃げたけど、たぶんブラームスは死んでないですよね。

 

 

彼はどうやって生きていくんでしょう…?(汗)

<まとめ>若干のトラウマを残した人形少年

ブラームスの人形は傷1つ無いし、人間に近い形だから、余計に不気味さを感じました。

 

 

ブラームスの真相に若干のトラウマが残りつつ…

 

 

この作品の続編「ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~」も気になっています。

 

 

でも予告を見たら「見れないかも…」って思ってる…。こわい…。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!