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どうも、絵画のことはよく分からない夏夜風です
食べ物が描かれた絵を見ると、お腹が空いてくる夏猫だ
絵画は好きではありますが…詳しい事は分からないから「スゴイナー( ゚Д゚)」としか言えない私です…。
そんな私が今回見たのは「モネ・ゲーム」
コリン・ファースやキャメロン・ディアス、そしてアラン・リックマンなど、豪華な俳優陣が出演するコメディ映画です。
主人公は自身の雇い主に罵倒される日々を送り、その屈辱を晴らすために「モネ贋作詐欺」を決行します。しかし思い描く通りにいきません…。
頼りなくて楽天家な主人公が計画通りにいくよう必死に行動するんですけど、何かと上手くいかないのが笑えました。
でも、正直…。
凄く面白い!とはならなかった…。
でも、最後は「あ、そういう展開なんだ!」となるのも確か。
今回は面白かった所、そうじゃなかった所を語っていきます。
~作品紹介~
<公開日>
●2013年5月17日
<監督>
<キャスト>
●コリン・ファース (ディーン役)
●キャメロン・ディアス (プズナウスキー役)
●アラン・リックマン (ライオネル役)
《笑える度》
★★★星3
《ハラハラドキドキ度》
★★★星3
《おすすめ度》
★★★星3
~あらすじ~
キュレーターであるハリー・ディーンは、雇い主のライオネルに罵倒される日々をおくり、屈辱を晴らすためにモネ贋作詐欺を計画します。
絵画の贋作が趣味のネルソン少佐に、ライオネルが欲しがっているモネの「積み藁・夕暮れ」を描いてもらい、それを売りつけて大金をいただこうと考えるディーン。
破天荒な女性プズナウスキーを仲間に引き入れ、完璧な計画を実行できるはずだったのですが…。
「モネ・ゲーム」の注目ポイント
- 主人公の行動にハラハラ…
- アラン・リックマンの役どころがツボ
- おもしろい日本人たち
この後、注目ポイントについて詳しく語ってくぞ
- クライムコメディが見たい人
- 変なキャラクターが好きな人
- はっちゃけた有名俳優を見たい人
登場人物
楽天家でちょっと頼りない主人公。堅物であまり笑いません。しかし、恥ずかしい姿を見せてくれるので愛着が出てくるかも…。
ディーンの知人である退役軍人のネルソン少佐にモネの贋作を頼み、ライオネルの大金を虎視眈々と狙います。
明るく天然な女性。ディーンから詐欺の計画を持ち掛けられて話に乗ります。しかし、その天然さでディーンを振り回すことも。
ライオネルに気に入られるほど魅力がある女性ですが、言動はどちらかというと可愛らしい感じ。
ディーンの宿敵のライオネルは、人を見下すことが多い人物。
モネの「積み藁・夕暮れ」を欲しがっており、ディーンに贋作の作品を勧められます。プズナウスキーのことを気に入っており、接近しようとします。
面白かった所
まずは面白かった所や良かった点から。
ディーンの行動がツボだけどハラハラする
面白いと感じたのは、ディーンの無表情さに合わないようなおバカな行動。(笑)
個人的に見た目は「頭が切れる、少し冷たい人」の感じがするんですが…発言や行動が愛嬌があるしおバカだし…。
見ていてツボでした。
必死に計画を進めようとするのが分かるけど、そこまで賢いわけじゃないから上手くいかないし…。
予告動画でも少し映っていますが、ディーンがパンツ一丁になるんですよ。ホテルで。
この時の彼の行動がとにかくハラハラドキドキというか。
この「ハラハラドキドキ」というのは、恥ずかしさも含まれてます。
「なんでそんな恥ずかしい行動をするんだー!なんておバカなんだー!!」という。
見てられない!って感じかもな
でも正直…おもしろかった…(笑)
アラン・リックマンの役がツボ
個人的にアラン・リックマンの役がツボで、凄く意外だなと思ってしまいました。
アラン・リックマンが出ている作品を色々見ている人なら、そう思わないかもしれないけど…
私はハリーポッターのスネイプしか分からないので、そのイメージが強いんです(汗)
だから裸になっているシーンとか、プズナウスキーにニコニコと接近しているシーンとか凄く意外で(笑)
でも別に違和感も無いし、アラン・リックマンが演じたライオネルは”嫌なやつ”だけど嫌いにもならないし…。
個人的には、結構お気に入りのキャラクターでした。(笑)
不思議で面白い日本人たち
モネゲームでは、出番は多くないものの日本人が出てきます。
オークションでモネの「積み藁・夜明け」をライオネルと競り合ったタカガワを演じたのは、伊川東吾さん。(出番は少なかった…)
そんなタカガワよりもインパクトがあるのが、彼の部下と通訳のチャック。
片言(?)の英語で、大げさに表現しながら通訳するチャックとおバカな振りをする部下たち。
「あれ、アメリカの人は日本人をこういうものだと思っている…?」
と少し残念な気持ちに。(笑)
でも、あくまでコメディとして日本人を表現しているのかな?とも。
この日本人のシーンで、不快に感じる人もいるみたいなんですけど…
この人達は意外と大事な役どころなので、最後まで見た方が楽しめるかも…!
おバカな振りをするだけじゃなかったな!
あと、個人的に意外だったのが、ちゃんと日本人を起用しているところ。
他の映画では、日本人と紹介されているけど演じているのは中国の人だった…とかあるので、そこは良かったなと!
残念だった点
次は残念だったところを書いていきます。
最初がつまらなく感じてしまった
なぜか前半がつまらなく感じてしまって…。
私だけなのかもしれないけど、物語に入り込めなくて頑張ってついていこうとしちゃってました。
もちろん、後半になってディーンがパンツ一丁で頑張ってる所とか面白くて、少しづつ入り込めたんですけど…。
最初のディーンの妄想後が、すごく長く感じてしまったというか。
こういう作品のノリに自分がついていけないだけなのかな…?とも思うんですけど(汗)
個人的には、後半になって面白さを感じるようになりました。
最後は意外と「そういう終わり方なんだ!」と少し驚いたし、全然楽しめなかったわけじゃないから、最後まで見てよかったです。
理解しにくい所があった
ストーリー自体は理解出来るんですけど…ディーンの行動とか、展開があまり理解出来なくて…。
これは私の理解力が乏しいのかもしれませんが(汗)
ディーンの行動にも、あまり共感と理解が出来なくて「何をやっているんだろう…?」と…。
ホテルでパンツ一丁になって頑張っているシーンは、コメディシーンとして必要なのは分かるんですけど、ちょっとダラッと続いた気がして。
それと、正直ライオネルがそんなに悪い人物にも思えなくて、ディーンにあまり共感が出来ませんでした(汗)
意外と強かで悪い奴はディーンだった…?とか思ったり(笑)
あと、終わり方がああいう感じなら「今までの行動は何だったんだろう…」「どういう意味なんだろう…」と、すぐに理解出来なくて考え込んでしまいました。
<まとめ>面白いと感じる人と、つまらないと感じる人で分かれそう
「面白い!」と感じる人と、「つまらない…」と思う人で分かれそうな映画なのかな?と個人的に思います。
個人的にはそこまでハマらなかったんですけど、不思議な日本人とか、ちょっとおバカなディーンとか面白くて最後まで見れました。
派手なアクションも無いし、絵画の知識が無くても全然平気だから、気軽に鑑賞できるのも良い所かもしれません。
それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!